クアラルンプール、ときどき東京。
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2019/04/14

学校の○○に注目せよ!! 〜デイジー流・インターナショナルスクール選びのチェックポイント〜

エプソム説明会を終え、マレーシアに戻っています♪

最近、改めていろんな学校を回るうち、学校や保護者のみなさんと話すうちに気が付いたことがあるので、今回はそれについて書きたいと思います。
新しい視点で、しかもかなりみなさんのお役に立つ情報なのではないかと、ひとりホクホクしております♪

早速ですが、質問です。

学校選びの際、ズバリ、何を基準にするといいと思いますか?

・保護者や生徒の評判?

・歴史や進学実績?

・ネイティブの先生がいること?

・日本人が少ないこと?

正解は……

どれも大事だと思います!

しかし、それだけだと十分ではないので、上記も考慮しつつぜひ加えてほしい、チェックポイント3つをお伝えしたいと思います♪

1. 学校の経営母体は何か?
2. 先生と生徒の比率
3. 将来、最大何名まで生徒を受け入れようとしているか?

早速、順に見ていきましょう♪

デイジー的チェックポイント1
そのインター、経営母体は何ですか?

インターナショナルスクール=学校法人です、
って言われればその通りなんですけど、実は学校の母体はいろいろあります。

大きく分けると以下の5つ。

ーーーーーー
1) 非営利団体系
アリススミススクールや日本人学校などがこれに当たります。

2) 不動産ディベロッパーなど企業系
サンウェイやIGBなどがこれに当たります。

3) ローカル大学/ローカルプライベートスクール系
テイラーズ大学グループのテイラーズ、ガーデン、AISM、Nexusなどがこれに当たります。
APISなど、ローカル私立学校をもつ学校、Fairveiwなど、多キャンパス展開している学校もここにカテゴライズ。

4) 海外の学校系
エプソムやマルボロカレッジなどがこれに当たります。

5) その他
フランチャイズスクールなど。
ーーーーーー

イメージできました?
しかし、上記の情報だけでどこの学校がよくて、どこが悪いとは決めつけないでくださいね。

例えば、非営利が必ずしも素晴らしいってことでもないんです。
(学費はバカ高いのに、教えているカリキュラムは、○○国の公立学校の内容と同じという学校もあります)

一方、営利に走りがちな印象のある企業系のなかでも、とても評判のいい学校もあります。

頭を巡らせるべきは、誰がなんのために、どのエリアにその学校をつくったか? ということ。
それを踏まえたうえで、その学校で納得できるか、できないかを考えます。

例えば新設校に多いのですが、新興住宅地のど真ん中に誘致された学校というのがあります。
(ディベロッパーの名前そのものを冠した学校もありますが、海外などから学校を誘致するケースも増えています)

なぜ学校をつくるかというと、ズバリ、土地の価値を上げるためなんですね。
学校を誘致することで、居住者を増やしたい、土地のブランド力を高めたい、というディベロッパーの目論見があるんです。

それ自体が悪いわけではないのですが、なかには、本来の価値からはありえないほど学費の割引をして生徒を集めている学校があります。

そういう学校は、最初こそ経験豊富な先生を揃えていたりするのですが、先生の契約が切れた3年目、4年目以降にガクッと質が落ちる可能性があります。

また、割引率の高さに目が眩んで子どもを入学させた保護者ってどんな人たちか……を考えても、その子どもである生徒たちもそれなりの可能性があることを覚えておいて損はないと思います。

デイジー的チェックポイント2
先生と生徒の比率から見る学校の手厚さ

小学生だと、1クラス18-24人(低学年は担任1名+アシスタント1名)
中学生以降だと、1クラス20-25人(担任1名)

これが、マレーシアインターナショナルスクールの一般的なクラスの定員です。
日本よりかなり手厚いですね!

しかし、この情報だけだと、1クラスに実質何人の生徒がいるのかわかりません。
また、担任以外の教師が、学校にどれくらいいるのかもわかりません。

ところが、学校視察ツアーに参加された方にプレゼントするため、当社で独自のボーディングスクールリストを作ったところ……めちゃくちゃおもしろいことがわかってきました!

例えば、エプソム。

エプソムの1クラスあたりの最大人数は24人で、2番目、3番目の学校の方が手厚い印象を受けますが……生徒に対する教師の割合が18.3%なので、他の2校より群を抜いて手厚いことがわかります。

ちなみにこちらのリスト、学費の高い順に並んでおります♪
つまり、学費の高い/安いにはワケがあるということですね。

デイジー過去に何度か書いていますが、「安くていいいもの」はマレーシアのみならず、おそらく日本以外のどこの国にもほとんど存在しないのではないかと思います。

デイジー的肌感覚では、教師比率12-15%未満でまあまあ。
15%以上はかなり手厚い学校。

逆に先生の割合が12%を切ってくると、厳しいなあ……という印象。
日本人がたくさん通っている人気校でも8%、なかには5%なんて学校も(涙)。

学費が安いだけのことはある、という感じなのですが……1つだけ例外校が!!!

この27.3%は驚異的!!!
小ぢんまりして、かなりアットホームな学校です。
学費は寮費込みで年間170万円くらい。
高額インターと比べると、施設はやや見劣りしますが、手厚さではピカイチなのです。

一方、いちばん下の9.3%という残念な数字の学校は……
実は最近、インター校が乱立気味なこともあって、個別割引を匂わせる学校も少なくありません。

エージェントが学校と交渉して、特定エージェント割引のある学校も存在するようです。
聞いた話では、その割引率がなんと30%で、しかも在学中ずっと続くのだとか((((;゚Д゚)))))))

学費の特別割引……耳障りは悪くないのですが、ここでひとつ立ち止まって考える必要があります。

そもそも、割引しないと学生が入らない学校って???
30%という大幅割引をしてもやっていける学校運営の中身って???

ちなみに、それらの学校に対し、「ワクワク海外移住」では特別割引を設けてほしいとは交渉しません。
なぜなら上の教師比率で明らかなように、デイジー的チェックポイントから考えると、こぼれてしまう学校だからです。

生徒の数に対して、先生が少なすぎる学校なんて、絶対すすめられませんよ……。
しかも寮のある学校なのに、先生が生徒の10%以下なんてあり得ないです……。
英語が上達しないばかりか、学業面、生活面において大人の目が届かないのは明白ですよね……(´Д`)

デイジー的チェックポイント3
その学校は、最大何名まで生徒を入れるつもり??

学年によってウェイティングのある人気校もありますが、ほとんどの学校は定員割れです(なので、日本より入りやすいのです)。
そこで、実際に学校を訪ねたら、ぜひ聞いて欲しいのが「最大何名まで受け入れるつもりなのか?」ということ。

例えば最近、とある新設インターを訪ねたときのこと。
ここは学費が手頃なこともあって、開校まもないのにすでに500名ほどの生徒を獲得していました。
しかも、キャンパスの造りが、年間学費が200万円を超える人気高額インターにソックリなこともあって雰囲気も悪くない。
ここは意外とありかも……と思って、上の質問をしてみたのです。

そうしたら、なんと最終的には2000名の生徒獲得をめざしているとのこと!!

大して広くないのに、そりゃないわ(´Д`)

現在より生徒数が4倍になったら、人口過密は明らかだし、大人の目も行き届かなくなりそう……
というわけで、残念ながらこの学校は、デイジー的には紹介できない学校リストに入ってしまいました(´Д`)
(ちなみに、母体がディベロッパー系の学校でした……)

以上、デイジー的学校チェックポイント、ぜひ参考にしてみてくださいね。

教師と生徒の割合がわかるボーディングスクール校リスト(インターナショナルスクールリストへの記載は現在準備中)がぜひほしい! という方は、「ワクワク海外移住」の学校視察ツアーをぜひご利用くださいませ♪
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新発表!! 「ワクワク海外移住」の学校視察ツアーはココが違う!!

デイジー的補足:
入学後に親が子どもにしてはいけないこと、親が子どもにできること

とはいえ……実際に入学してみないと、どんな学校か、本当に自分の子どもに合う学校かどうかは見えてきません(´Д`)
学校自体は悪くないのに、イマイチの先生に当たってしまったということは普通にあり得ますし、入学前はそうでもなかったのに、あとから人気に火がついて、日本人だらけになったという学校もあります(´Д`)

しかし、どんな学校を選んでも、親が子どもの前でしてはいけないことがあります。

それは、子どもの目の前で先生や学校の悪口を言うこと、です。

今の学校に入ってよかったね、って言わずに反対のことを言い続けたら……子どもは大人の言うことを鵜呑みにして、先生や学校への敬意や感謝の気持ちを持てないでしょう。

そして、自分が幸せな状況でないのは周りの環境や誰かのせい、という常に被害者意識たっぷりの大人に成長していきます。
何より、そんなダメな学校に通っている自分には、価値がないと感じてしまうのではないかなあと思います。

もちろん、万一ダメな学校、合わない学校に入ってしまったことをガマンしろというつもりは毛頭ありません!!

こりゃあかんという学校に入ってしまったら……思い切って転校するのは大ありだと思います。

だって、ここは選択肢がたくさんあるマレーシアだから♪
転校だって日常茶飯事のマレーシアだから♪

どうか保護者の方が、安心して子どもを託せる学校が見つけられますように。
そして、子どもたちが毎日楽しく学校に通い、生き生きと自分を輝かせながら学べますように。

デイジーもワクワクスタッフも、そう願ってやまないのであります。

2018-2019年は、クアラルンプール近郊に新しい学校が続々と誕生しました。

実はわが家もホームスクールの先を見据えて、学校見学活動を開始しました(笑)。

デイジーがたくさんの学校を見てきて思うののは、学校って生きものみたいだということ!
先生が入れ替わるタイミングで大きく変わるし(特に校長先生の方針が大きい)、どんな生徒たちがいるかによっても変わります。

だから以前はよかったけど今はイマイチ、とか、あるいは逆パターンで以前はイマイチだったけど最近はなかなかいい感じ、なんてこともよくあるのです。
そういう意味で、マレーシアの学校は日本の学校より質が上下しやすい印象がありますね。

マレーシアに暮らして6年半。
そういえば、マレーシアで教育するメリットって改めていっぱいあるなってことで、次回はその辺りを書いてみようと思います♪

デイジー
text byデイジー

神奈川県生まれ。編集者、プロデューサー、ディレクター。2012年12月、家族でマレーシアに移住。主宰する「ワクワク海外移住」では、ブロガーのデイジーとして、マレーシアの生活、教育、子育て情報などを発信中。失敗談も多数。正直な目線のブログが、マレーシア内外の読者の支持を集めている。


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