初めての海外留学、英語で授業についていけるのか不安。
初めての単身留学、一人で生活できるのか不安。
誰もが持つ不安を解消し、日本を飛び出し、マレーシアで単身頑張る日本人留学生の体験談。
小学校5年生11歳の時にYear7で入学したそうたくんは、エプソム7年目。初めはアルファベットが全部言えるか言えないかくらいのレベルだったと言います。
現在最高学年のYear13となり、憧れだったインターナショナルプリフェクト(監督生)に。初めてあったときに、インターナショナルプリフェクトだけがつけられるネクタイを嬉しそうに見せてくれたそうたくん。
7年間でどんなことを経験し、どう成長を遂げてきたのでしょうか?
中学受験よりも日本では得られない経験のため海外へ
「小学5年生の時に中学受験のために塾に通ってたんですけど、お母さんと話し合って、もしかしたら英語を勉強しに海外に行ったほうが良いかもしれないとなって。色々考えた結果、一回エプソムにスクールツアーをしに来て、学校を見てまわって「あぁ、すごくここで勉強したいな」と思って。図書館、3Dプリンター、レーザーカッター、スポーツ施設などを見たときに、なかなか日本で経験するのは難しいのではないかと思ったので、こういう選択肢もいいのかなと思ってエプソムに来ました」
ー最初に入学した時の英語力は?
「最初入った時は、アルファベットが全部言えるか言えないかくらいのレベルでしたので、本当に何も喋れない状態で入学しました。本当に来た時は誰が何言ってるか全然わからなかったし、翻訳機とか日本人の子に助けてもらったりとかして、英語は頑張って勉強しました。」
ー英語力がないことへの不安・単身留学への不安はなかったのでしょうか?
「小学5年生だったので、あんまり何も考えてなかったというのもありますけど笑、お母さんがもともと高校生の時に留学していたので、何とかなるよという助言もありました。
基本的にはホームシックにはならなかったです。日本人の友達はすぐできたので、そこで寂しさはあまりなかったです。数カ月経ったくらいから何となく身振り手振りとその数か月で習った英単語みたいなので、友だちも数人できました。不安は勿論ありましたけど、どちらかというと学校に行く前入学する前の方が不安は大きかったです。入ってからは本当に毎日を生きているだけだったので、そこまで不安はなかったです。」
ー英語ができなくてもお友だちはできましたか?
「最初に、英語ができない子用の英語のクラスに入りますよね。その時のそのクラスの子って自分と同じくらい英語ができないということなんです。身振り手振りだし、簡単な英単語しか知らないみたいな子がすごく多いので、伝わりやすいし、こっちもわかりやすいんです。何を言っているか何となく分かるので、そういう子と最初は仲良くなりました。その子と頑張って英語で喋ってるうちにYear7が終わるくらいには、身振り手振りとかがなくても、何となくものを伝えるようになっていました。」
英語の特別クラスから普通クラスに合流したのは、Year9が終わり最後にテストをしてから。自分は早い方ではないと言いますが、英語ほぼゼロから3年かけて普通クラスに合流したそうです。
ー自分なりに成長したと思うところは?
「最初の話をすれば、入ったとき小学5年生だったので、もちろん、先生は助けてくれますけど、基本的には一人でやらなければいけないので、何をしていいか分からないし、自分で洗濯物をするとか、そういうのも結構難しかったんですけど、生活力的なものがまずは身についた気がします。
Year10, Year11くらいに入ったときにどんどん勉強が難しくなってくるので、自分で勉強を始めるとか、友だちと一緒に、集中して勉強するみたいなのができるようになりました。その前は結構面倒くさがり屋だったので、今もですけど笑。難しくなってから、じゃあここは自分で始めて頑張っていかないといけないと思って少しできるになりました。そこはちょっと成長した点なんじゃないかと思ってます。」
最高学年のYear13となり、憧れていたインターナショナルプリフェクトという役職に! 志願に隠された思いとは?
「ネクタイを着けていることによって、プリフェクトの人なんだとか、その第1印象が良く見えることあります。Year10から12くらいになると、何となくプリフェクトがどういう人なのかみたいなのが分かってくるので、初期段階でちょっと尊敬してくれている感じがあり、結構「おっ、プリフェクトの人だ!」という第一印象で話してくれるので、楽ではあります。プリフェクトは、面接したりとかそこそこ入るのも大変なので「あ、この人は頑張ったんだなぁ」みたいな目で見てくれます。
志願できる期間があって、その間に先生に結構長めのなぜ自分がこの役職になりたいかというようなメールを送らなければいけないんです。それを送ると、その後に面接があって、その面接でメールで書いた内容の話とか、自分がこういう状況になったらどういう対応するかみたいな話をして、もしそれが良かったらプリフェクトになれるという感じです。
Year7で来た時に英語が全く分からなかったので、上の学年の人にすごく助けていただいたので、僕もそれを今、英語を少し頑張っている子を助けたいなと思って、志願しました。」
尊敬の的となる役職につき、インターナショナルプリフェクトとしての役割も全うしているそうです。
英語力がほぼない状態からIGCSE・Aレベルに挑戦! そこに隠された秘密とは?
そんなそうたくんは、IGCSEで10科目を選択。周りの友だちからも”10科目はすごい!”と言われていました。
「実はエプソムって9科目が最低限の取らなければならない科目なので、どちらかというと、僕がすごいっていうのではなくて、エプソムのシステム自体が結構難しいことにチャレンジするようなシステムなんです。普通はたぶん、7、8科目くらいなので、最低9科目っていうのは他の学校からしたら多分そこそこ難しいことだと思います。そこに僕は数学のもう少し難しくなったものを取ったので、10科目ですね。他に僕が取った必須ではなかったものは、アートとコンピューターサイエンスとマンダリンとビジネスをとっていました。その教科を選んだ理由としては、アートは元々好きだったのでやりたいなと思ったのと、ビジネスとコンピューターサイエンスとマンダリンは何かすごくできたら格好良さそうというフワフワしたものと笑、あとはAレベルになったときにすごく使えそうな科目だなと思ったので取りました。」
と謙遜するそうたくん。10科目を同時に勉強しなければならないため、1教科増えるだけでも大変なはず。それをやり遂げた後のAレベル。英語力とか関係なく、勉強自体が本当に難しいと言います。
「僕が科目を選んだのは、Year11の最後だったのですが、その時に僕はまだAレベルを終わらせてから大学に行くためにどういう学部に行きたいとか、どういうことを勉強したいっていうのがまだあんまりわかっていなかったので、どちらかというと、広めの選択肢を取りました。
取ったのはエコノミクスと数学と化学なんですけど、一つ文系で2つ理系っていう結構広く取れる科目を選択しました。自分がIGCSEをやってて得意で楽しいなと思っていた科目から選択しました。
IGCSEはたくさん科目があるので、広く浅く勉強して、Aレベルのどの科目を取った時に最初ついていけるようにという本当に基礎知識的なものだと思います。
Aレベルは、大体3科4科目しか取らないので、IGCSEと比べると急に深くまで掘り下げる感じだと思います。僕が化学をやってた時はIGCSEでそこそこ得意ではあったんですけど、Aレベルのクラスになった途端にIGCSEで習ったここは実はこうじゃないとか、実はこうこうこういう理由があるからこうなってるみたいな。もっともっと深く知ったときに「ああすごく難しいんだ」みたいなのを感じた記憶があります。(今勉強していて)すごく難しいです。特に僕は化学が結構もう苦手になってしまったので、だいぶチャレンジしていかなきゃいけない頑張っていかなきゃいけないものではあると思います。」
学業以外でも取り組んでいることとは?
Aレベルの学業自体もハードですが、エプソムではさらにコミュニティ活動などプラスアルファの活動の機会があります。
「インターナショナルプリフェクトになったので、活動内容的には英語があんまり分からない子のお手伝いとか、あとはイベントの開催です。開催したイベントとしては、インターナショナルオープンマイクナイトと言って、カラオケ大会と言ったらすごくカジュアルですが、いろんなパフォーマンスをしていいよみたいなイベントをしました。例えばK-POPダンスが踊りたい子がいたら踊らせてあげたりとか、中国語の歌を歌いたい子とか、日本語の歌が歌いたい子がいたら、それを歌う場所を作ってあげるみたいなそういう時間を作ってあげるよみたいなイベントをしました。
イベントを開催するときは、インターナショナルプリフェクトが2人いるので、僕ともう1人のパートナーと話し合って先生に話しに行って先生から許可をもらって、僕が学校全体にEメールを送るみたいな感じですね。
シックスフォームというYear12とYear13の担当の先生がいるんですけど、その先生にまず話すのと、あとは僕は校長先生にも話しました。
毎週プリフェクトのミーティングがあるので、その時に話して、こういうことがやりたいよって言って、その後に先生にメールを送ったりとか、先生を学校内で見つけた時に話しかけたりとかして決めました。」
クリスマスのイベントも企画し開催したそうです。
エプソムの学校生活で一番印象に残っていることは?
「Year12の時に結構大きめのテストがあったんですけど、終わった時に数日間はもう何もしなくてもいいかなみたいな期間があるじゃないですか。その数日間の間の週末の時に、本当に全然特別でもなんでもないんすけど、友達とでだらだら喋ってたりとか、ボードゲームしたりとかゲームしたりとか、そういう時間。テストが終わって安心している時間ですよね。そこで友達と過ごした時はすごく楽しかったです。」
寮で一緒に生活してきたからこそ、大変な試験に向けてともに切磋琢磨しあってきた友だちとの何気ない日々が安心感と共に充実をもたらしてくれたのではないでしょうか。
将来の目標は?
「まだ近しい目標しかないんですけど、イギリスの大学か日本の大学に入りたいと思っています。Aレベルで取ったエコノミクスがすごく楽しかったので、エコノミクス、経済学部に行けるような経済学部のある大学に行こうと思ってます。将来何になりたいかはその間に決めようかなと思ってます。」
入学を検討されている皆さまへのメッセージ
「エプソムに入学するにあたって、英語とか学校生活とか海外の生活とかがついていけるのかなと心配になっている方もすごくいると思うんですけど、エプソムはすごく楽しいとこあるし、日本とは違ったいろんな経験ができるので僕的にはすごくオススメです。もし不安であるならば、僕からはすごく良いところだよと言いたいですね。」
英語ゼロから7年、エプソムの日本人留学生を代表する存在になったそうたくん。7年前、中学受験ではなく、海外に飛び出す道を選び、日本ではできない経験をしてきたことが伝わってくるインタビューでした。
Aレベルの課程を終え、無事にエプソムを卒業したそうたくん。
世界に羽ばたく人材に成長しています。
そんなそうたくんが通っていたエプソムカレッジ・マレーシアが東京・品川で9/16(土)&17(日)にエプソム留学フェアを行います。
2023年9月から開講したECMゴルフアカデミーやラ・リーガアカデミー、そして、U10にて日本人留学生がマレーシアナショナルランキング1位になる快挙を遂げたモラトグロウテニスアカデミーのコーチも来日予定。
世界クラスの学業もスポーツアカデミーもエプソムのことがたっぷりわかるエプソム留学フェア。
無料参加登録はこちら↓
https://events.wakuwakuijyu.com/epsomfair23