料理は好きだけど、片づけは苦手なデイジーです\(^▽^)/
洗濯は好きだけど、洗濯物をたたむのは好きじゃないデイジーです\(^▽^)/
でも、マレーシアに来てよかったのは、一般市民だってメイドが雇えちゃうこと\(^▽^)/
実はデイジーの家にも、先月から週に2回インド系のメイドが来ています。
250平米あるフロアの掃除&モップ掛け、3つのバスルームの掃除、洗濯、洗い物などなど、おかげでかな〜りラクさせてもらってます。
ちなみに外回りは、週に1度ガーデナーが来て庭の手入れと掃除をしてくれます。
なーんて、こんなふうに書くとものすごいお金持ちみたいじゃないですか\(^▽^)/
でも、マレーシアでは中流家庭に住み込みメイドがいることも珍しくありません。
ちなみにわが家のメイドフィーは、週2回2〜3時間家事をしてくれて月に500RM(約1万6500円)、ガーデナーフィーは家賃に含まれてます。
それでもマレーシアに住んでいる人からすると、「メイドさんのギャラ、ちょっと高いのでは?」と思うかもしれません。
デイジーが一度問い合わせをしたメイド斡旋会社は、週に2回、1回2時間、英語が話せるフィリピン人2名の派遣で600RMでしたからね。
インドネシア人ならさらに安いでしょうけど、犬のいるわが家はムスリム(イスラム教徒)NGなのです……(´Д`)
人足ひとりで500RMは、ちょっと割高かもしれません。
でもいいんです。
なぜいいのか?
それはメイドにまつわるさまざまな恐ろしい(?)話があるからなんです……(´Д`)
まだまだ子どもが小さいけれど、仕事もきっちりしなくてはいけないデイジー家は、昨年末マレーシアに来てからずっとメイド情報を集めておりました。
……が、あちこちで聞けば聞くほど、ハードルが高いことがわかり……。
いえね、お金のことじゃないんですよ。
問題は、“アカの他人を家に入れる”ってことなんです。
なんてたってメイドさんたち、かなりの確率で手グセが悪いと来てます(苦笑)。
メイドを雇った経験のある人に話を聞くと、いやー出てくる、出てくる、いろんな話がw
●コーヒーがちょっとずつ減る
●皿が1枚ずつなくなる
●フォークが1本ずつなくなる
●買い物を頼むと、おつりが少ない
●掃除を頼んだ場所とはまったく関係ない戸棚を物色する現場に遭遇した
などなど……
住み込みのメイドさんは、週末は同郷の仲間たちと暮らす家に帰るのが一般的なのだそうですが、どうもそこで戦利品を分けっこしているという話もww
かくいうデイジーも、メイド事件に遭遇したことが!!
最初に借りた家で、インドネシア系のメイドが単発で掃除に来たことがあったんですが(実は引っ越し日にルームクリーニングが終わっていなくて、クレームの結果、オーナーが渋々手配してくれました)、なんとごまたろうの新しいビーチサンダル(450円相当)を履いて帰ってしまったんです!!!
自分のボロいビーサンは、ご丁寧に裏返しにして玄関先に置いてありました。
つまり、決して間違えて履いて帰ったわけではなく、確信犯ってことですね\(*`∧´)/
そのとき滞在中だった母が「『サンキュー』ってお礼を言ったら、にこやかに手を振って帰っていたのに、ビーサン泥棒だったとは!!」と憤っておりました。
かわいそうなのはごまたろう。
まだ日本からの荷物が到着していないうえ、買い物に行こうにもクルマがない時期だったので、しばらくその“メイドの置き土産”を履いて暮らしていましたww
「きっと水虫移ったよ〜。ざまあみろだねっ」と言って励ますしかなかったデイジーです。(←あ、なぐさめになってないですか??ww)
が、事件は続くもので。
その直後、年末にフィリピンに住む日本人の友人宅に遊びに行ったデイジー一家。
そこのメイドさんとその弟さんと大変なかよくなり、毎晩お酒を飲みながら、いろんな話をしてとっても楽しい時間を過ごしたんです。
が、マレーシアに戻ってしばらくすると、なんと彼らが友人宅からあれこれ持ち逃げしたというニュースが!!!
彼らの従姉妹をメイド&ベビーシッターとして紹介してもらう約束まで交わしていたデイジー、大ショック!!!
だって、泥棒したり逃げ出したりする人の親戚は、さすがに雇えないじゃないですかあ……(´Д`)
そんなこんなで、すっかりメイドがトラウマに。
デイジーにとって、メイドのいる暮らしは遠いものになってしまったのでした。
ちなみにメイドを雇うにあたっては、ローカルの人たちもいろいろと対策をしているようです。
友人が訪ねたある華人宅は、家の中(外ではなく中ですよ!)にメイド対策用の防犯カメラを取り付けているというし……(´Д`)
これは盗難防止のほか、仕事をきちんとしているか、主人の留守中オトコを連れ込んでいないか見張る目的だそうです(´Д`)
メイドを雇うときは
●家族同様の待遇をしてはいけない。あくまでもメイドはメイドということを忘れない
●食事は別(食材も別)
●パスポートは預かり、本人にはコピーを渡すのが基本(逃走防止のため)
●可能なら、メイドの銀行口座をつくり、小遣い程度の現金を渡し、残りは銀行口座に入れて帰国時まで管理する
などがポイントなのだそう。
親しくなるとメイドを家族の一員のように考えてしまいがちな日本人には、住み込みメイドのいる暮らしはなかなかハードルが高いですねえ……。
コンドミニアムでも一軒家でも、ある程度のグレードになると大抵「メイド部屋」っていうのが付いてるんですけど、これが驚くほど狭くて暗くて、汚いトイレとシャワーが一緒で……っていう場合が多いんです。
正直、ちょっと独房のような感じ。
日本人にはもちろん耐えられないし、そこに住まわせるのも心苦しくしまう思ってしまうほどです。
その点、西洋人は言葉は悪いですけど、奴隷を使ってきた歴史があるだけに主人とメイドの線引きが上手なようです。
以上のような情報収集の結果、「メイド欲しいけど、うちは住み込みムリだね。なんとか通いの人が欲しいとこだけど、やっぱり信用できないと困るよね」という結論に。
ところが思いがけないところから、メイドがわが家に来ることに!!
近所に住んでる今の家の大家さん(大変上品な華人紳士です)が、「通いのクリーナーが必要だったら、うちに20年くらい通ってくれているメイドを紹介するよ」と、言ってくれたのです!
かくしてやってきたのが、インド系のリラというわけです。
リラは、推定60代前後のおばちゃんです。
バンサーでクリーナーをして20年以上(?)、現在は5軒の家を掛け持ちし、各家のカギを預かり、それをいつもジャラジャラさせてます。
わが家もカギを預けているので、留守中も掃除や洗濯をしてくれるというわけ。
「盗難の心配はないのか?」と最初こそ心配したのですが、リラは「人様のモノは盗らない」というのが信条。
クリーナーとしての誇りをもって仕事をしているんですね。
その証拠に、コインが落ちていても必ず拾ってテーブルに載せておいてくれます。
こんなふうだから大家さんからの信頼も厚く、私たちも頼りにしてるんですが……もちろん問題も(´Д`)
ごまたろうも書いてましたけど、リラの英語、インドなまりが強すぎて、もうぜんぜーんわかりませーん( ̄▽ ̄)
なのに、ものすごいマシンガントーク!!
こちらの仕事中もお構いなしに話しかけてくるので、ちょっとイライラしてしまうことも。
近所のことをいろいろ教えてくれるのはいいんだけど、いつもひと言多いのもどうなのよって( ̄ヘ ̄;)
たとえば、私が料理してるとき
「料理好きなの? 私が掃除に行ってるあそこの家の奥さんも料理するけど、ホントひどくて……あ、あなたのは大丈夫よ」
……って、アンタにあたしの料理を食べさせたことないじゃーん\(*`∧´)/
またある日のこと。
先月、日本に帰国した際のリラへのお土産は、おせんべいと100円ショップで買ったキティちゃん柄のラップ(マレーシアのラップって、ホント切れ味の悪い粗悪品なんです)にしました。
まあ雇ったばかりだし、この程度で十分だよね……って思ったら、リラの反応。
「あら〜、ありがとう! うれしいわ〜!! この間なんかね、掃除に行ってる別の家の日本人の奥さんにはお土産にバッグをもらっちゃって……あら、バッグっていっても安物よ〜」
せんべいと100円ラップで悪かったわねえ\(*`∧´)/
アンタにそこまでするほどまだ世話になってないし、親しくもなってないと思うけど\(*`∧´)/
……という感じ。
本人にまったく悪気はないんですが、この調子だとわが家もよその家でなんて言われてるかわかったもんじゃありません(´Д`)
子ども好きだし、いい人なんですよけどね、基本的には……。
今日も午後からリラが来ます。
キッチンの食器は朝から洗ってないし、洗濯物も山盛りだし、階段も犬の毛だらけだし、テーブルの下はじろうの食べかすが散らかってるけど、全部きれいにしてもらえます\(^▽^)/
というわけで、絶賛締め切り前のデイジー&ごまたろうは、家のことはメイドにまかせ、最後の追い込みです!!
ホントはブログ書いてる場合じゃないよって(⌒∇⌒)
週に一度、庭の手入れ&掃除をしてくれるセカル。
小さい庭だけど、彼がいないと維持するのは絶対ムリなので、めちゃくちゃ助かってます♪
いつもイヤな顔ひとつせずに犬の○○コも片付けてくれます。
マレー系なのにホントごめんねえ(´Д`)