2年前にインタビューした日本を飛び出しマレーシアのインターナショナルスクール、エプソムカレッジ・マレーシアで単身頑張る日本人留学生のその後をお届けします。
今年度最高学年Year13になったRさん。イギリス式カリキュラムでは、Year10&11でIGCSE、Year12&13でAレベルというプログラムを学びます。
IGCSEを経て、現在Aレベルの過程にいるRさんが赤裸々にインタビューに答えてくれました。
将来どうなるのか、進路のことなど気になる方必読です!
2年前、エプソムで単身頑張るRさんにインタビューをしました。
かわいらしいおとなしめの女の子という印象だったけれど、入学当時の苦労など初対面の私にもたくさん話してくれました。
2年前のインタビューはこちら↓
あれから2年。
普段インタビューをしてもなかなかその後の姿を見ることは少ないと思います。でも、みなさん、どうなっていくのか気になっているはず。。。
Year7で入学して今年で7年目。最高学年になった現在のことをたっぷり聞いてきましたよ。
自分の好きなことが学べるAレベル
イギリス式は、Year10&11でIGCSEという過程を、Year12&13でAレベルという過程で学んでいきます。
それぞれ選択科目があり、大学に入ってから勉強したいこと、将来やりたいことや興味のある科目などから選択するのですが、Aレベルの現在、どのような科目を学んでいるのでしょうか?
「Year10では、英語と数学と理科は必須でしたが、4科目選べて、私は、ヒストリー、アート、ビジネス、フランス語を選びました。Year12からのAレベルでは必須教科はなくて、エコノミクスと数学とアカウンティングを今選択しています。
自分の好きなこと、やりたい科目だけできるのは、嬉しいし、自分に合っているなと思いました。」
Aレベルで科目を選ぶとき、どのように選んだのでしょうか?
「IGCSEでビジネスをとっていたので、Year12になったらエコノミクスを取るのは決めていました。他の教科はいろんな大学で数学をとった方が良いのは知っていたのですが サイコロジー、ケミストリーを選んでいたけれど、その後何度か授業を受けてこの先2年間やっていくと考えた時に、想像していたもの、やりたかったこととちょっと違ったので、途中で変更しました。
変更する際には、先生からもらったアドバイスをもとに、再度科目を選び直しました。」
選んでどうでしたか?
「アカウンティングは楽しくて選んでよかったと思っています。元気ではない時を見たことがないくらい陽気な先生で、生徒のことを考えてくれて、授業やっていて楽しいし、途中から入ったけれど、先生がサポートしてくれて、途中からでもすぐにキャッチアップできて、選んでよかったと思っています。」
2~3週間で選択科目をかえたというRさんですが、最初はフレクシブルに変えられるし、変える人も結構いるそうです。
「他の生徒がやっているのを見て、こっちが良いかもと思うことがある。」とRさん。
IGCSEとAレベルにどういう差を感じているのでしょうか?
「IGCSEは朝から授業がずっとたくさんあったのですが、Aレベルになって教科数が減るので、空いているコマが増えて自分の時間が増えたのが大きな違いかなと思います。」
空いている時間には、復習、大学のリサーチ、将来大学に提出する自分が学んでいることや将来のことなどを記載するパーソナルステートメントの準備をしているそうです。
大学の相談にのってくれる&実際に大学に出願をしてくれる先生がいて、大学の選び方やアドバイス、何が必要かなどの相談ができるそう。行きたい大学が決まっていなければ、やりたいことから大学の探し方を教えてくれたり、エッセイの添削などもしてくれると言います。
カッコ良く輝いていた先輩たち!憧れのプリフェクトに!
そんなRさんに、どうしても聞きたかったことが!
最高学年の学生だけがなることができるプリフェクト。日本でいうと、生徒会に近い存在。700名を超える全校生徒の代表となり、イベントや普段の生活を先生やスタッフと共に支えています。
2年前のインタビューで、”なれるならなりたい。かっこいい!”と言っていたRさん。
今年度の入寮日にお手伝いをしていた彼女のネクタイは、プリフェクトのネクタイでした。
念願のインターナショナルプリフェクトに!
希望した動機を改めて聞くと、「先輩たちがかっこよく輝いて見えた。」から。
プリフェクトをやっていた先輩と仲が良く、いろいろな話を聞いていたそうです。先輩を近い存在と感じられるのは、日々の生活を共にするボーディングスクールならではではないでしょうか。
「先輩と仲が良かったので、こうしたらなれると思うよとアドバイスをもらったり、CCA(放課後のクラブ活動)も一緒にやっていました。下の学年の後輩向けのCCAだったので、下の学年とも仲良くできるということがアピールできたのかもしれないなと思っています。
インターナショナルプリフェクトは、マレーシアの国籍以外の英語のできないお子さま、入ったばっかりのお子さまを中心にサポートするので、学年分け隔てなく、仲良くできるのが良かったのではないかと思っています。」
ガーディアンでお預かりしているお子さまがRさんと同じハウス(寮)で、「教室がわからないようなのだけど、お願いしていい?」と助けを求めると、「もちろんです!」と、嫌な顔ひとつせず、教室まで連れて行ってくれました。
「入学したてで、ホームシックになっているお子さまがずっと泣いていた時も、夜、寝かしつけをしたこともあります。」とRさん。
プリフェクトだけではなく、上級生が下級生の面倒を見ているのをとってもよく見かけます。自然とお世話をする、気にかけてあげる環境なのだなと感じることが多いですが、プリフェクトは先生やスタッフから指名されることも多く、とっても頼りになる存在だと言います。
「妹がいるので、日本にいた時からお世話していたし、面倒見が良い方かもしれません。」とRさん。
特に新入生はとっても広い校舎で、毎日の忙しいスケジュールに戸惑うお子さまも。困っていたら話を聞いてあげているそうです。
もし先生が嫌で泣いている子がいたら?
インターナショナルプリフェクトになる際に、校長先生の面接があったそう。その時の印象的なエピソードを教えてくれました。
「『もし先生が嫌で泣いている子がいたらどうする?』という質問がありました。
”なんで先生が嫌いかにもよりますが、例えば、先生が理不尽なことをしていると思ったら、校長先生やその子の寮長に一緒に言いに行ったり、その子ひとりではわからないから泣いていると思ったので、一緒に話に行きます”と答えました。
“自分の名前を出さないで言いたいのであれば、私が言いに行ったりとか、先生に対してどう思うかという調査が生徒に対して定期的に行われているので、それを利用して伝える”と答えました。」
エプソムカレッジ・マレーシアには、定期的に先生を生徒が評価する制度があります。生徒の声も大切にし、フィードバックができるようになっています。
同じ学年の子と強い結束力が生まれたエプソムでの生活
エプソムに通っていて、1番印象に残っていることを聞くと、
「たくさんいろいろなことがありましたが、良く覚えているのは、以前のインタビューでもお答えしましたが、フランス語の授業で泣いてしまったこと。
(前回のインタビューはこちら→日本を飛び出し、マレーシアで単身頑張る日本人留学生。実際のエプソムでの体験と飛躍の秘密とは?〜不安な彼女の心を支えた先生の行動とは?)
あとは、イベントがたくさんあるので、どれか一つピックアップして話すのが難しいのですが、ハウス(寮)対抗のイベントがいろいろなジャンルで、ハウスミュージック、スポーツなどたくさんあるし、みんなで出なくてはいけないので、特に同じ学年の子とは結束力が生まれて仲良くなれたと思います。」
様々なことに挑戦できるエプソム、そして、ずっと一緒に過ごすボーディングスクールだからこそ、強い結束力が生まれたのではないでしょうか。
あまり考え込まずにいろいろなことに挑戦してほしい
最後に、今から留学を考えている日本人ご家族にメッセージをもらいました。
「その時すごく悩んでいること、不安になることがあっても、結局なんとかなるので、すごく考えこむよりかは、時には先延ばしにすることも必要かとも思いますし、後から考えると小さなことだったりするし、あまり考え込まずになんとかなると思っていろいろなことに挑戦していただければなと思います。」
そんなRさんの通うエプソムカレッジ・マレーシアは、
11/16(土)&17(日)に横浜みなとみらいで
エプソムカレッジ・マレーシアのことが丸ごとわかる
エプソム留学フェアを行います。
単身留学を考えている方はもちろん、3歳からアーリーイヤーズ(幼稚園過程)を、5歳からプレップスクール(小学課程)も提供しているので、親子留学を考えている方にもおすすめです。
今回は、学校全体の説明会の後に、対象年齢に分かれてグループ説明会を行います。
プレップスクールの学校説明会中には、ワークショップが開催されます。
実際にエプソムの先生と一緒に英語で楽しく学び、エプソムをプチ体験できるチャンス!
さらに、Year4以上のお子さまは開校10周年記念として受験料無料で会場で入学試験が受けられます。
受験者優先で個別相談も実施。
参加無料
日本語通訳付きの
エプソム留学フェア
詳細・お申し込みはこちら↓
https://events.wakuwakuijyu.com/ecimf24nov
席数限定の事前申込制なので、今すぐ無料で参加登録を!