3月18日からはじまり5月12日(予定)まで続くマレーシアのロックダウン、行動制限令も、今日5月4日からは条件付きとなり、セランゴールやペナンなど7つの州を除いては、多くの店舗や会社が再度オープンとなりました。
いきなり街に人がたくさん出るのか、自粛を続ける人が意外と多くなるのか、それに伴い今後コロナの状況はどうなるのか見守っていきます。
さて、家に籠る日が続く中、世界では自炊に力をいれ、パンやお菓子作りに励む人も増えました。
楽しみが食べることくらいしかないという声もききます。
ついついごはんやパン、お菓子などの炭水化物を食べ過ぎてしまっている、という人も多いのではないでしょうか。
普段の生活でも、マレーシアは砂糖消費大国。
ローカルカフェでコーヒーや紅茶を頼むと、砂糖入りが当たり前ですし、甘いジュースやお菓子が本当に多い。
日経オンラインの記事で、米農務省と世界銀行の統計によると、マレーシア人1人当たりの年間砂糖消費量は61キログラムで、主要国の中で最多だそうです。
世界平均が23キログラムで、その2.7倍、アメリカと比較しても倍近い水準だとのこと。数字でつきつけられると怖い現実!
それでも、数年前からくらべたら、だいぶヘルシー志向の人も増えてきました。
昔は砂糖なしのプレーンの豆乳をスーパーで見つけることは至難の業だったのに、今では大手メーカーでも製造しはじめ、普通に牛乳の隣に売っていたり、ケーキ屋さんのケーキの甘さも、控えめでおいしく感じるものも多く出てきました。
まだまだ日本のように、どこでも低糖質食品が買えるようにはなっていませんが、ちらほらと一般のスーパーでもそのようなコンセプトの商品が並びだしたような感じがします。
普段あちこちのレストランに行き、ヘルシーとは無縁の生活をしている私ですが、時間がたっぷりあって毎日自炊ができる今は、ヘルシーにも目を向けてみましたよ。
そして最近、すごくよい低糖質の主食となる商品を発見しました!
実際に自分で購入して食べて、気に入ったので、リピート買いしている2品をご紹介します!
どちらも、イオンなどの大手スーパーや、大型の高級スーパーでは普通に売っているブランドの商品です。(私はJaya Grocerや Village Grocer で購入しました。)
気になる方は売り切れる前にお試しを!
まず、普段食べているものの糖質量はこんな感じ。これから紹介する商品がいかに低糖質かおわかりになると思います。
白米茶わん一杯(150g)-糖質量53.4g
食パン6枚切り1枚半(94g)-41.2g
うどん1人前(240g)-49.9g
さあ、ご紹介していきます。
まずは、パン替わりになる、ラップサンドのトルティーヤ。
このMissionブランドは、どのスーパーでも必ず見かけるのではないかと思うほど、どこにでも売っているトルティーヤのブランドです。
常温で賞味期限が長く、保管もラク。
電子レンジで30秒ほどあたためていただくとおいしい。
プレーンやガーリックなどの味がありますが、最近でてきたヘルシーなラインナップはこの3つ。
チアシード入り、キノア入り、ローカーボ(低糖質)です。
ローカーボバージョンは、トルティーヤ1枚(45g)のカロリーは130kcal。
糖質は8g。
食パン1枚半分と、このトルティーヤ5枚分と比較してもまだトルティーヤの方が糖質が低いという驚きの数値。
同じMission社が販売しているプレーンのトルティーヤより、71%も糖質がカットされています。
食物繊維も8.6gと豊富。
食感などもとくにぼそぼそしすぎているわけでもなく、普通においしくいただけます。
私は、野菜や鶏肉、ソーセージなどを巻いてラップサンドにしたり、1/4サイズにカットして北京ダック風の食べ方にしたりしていただいています。
価格は、通常のトルティーヤは8枚入りでRM10前後のところ、これは同価格で6枚入りでした。
次に、ものすごい麺をご紹介します。
よく、豆乳麺とか、糖質カット麺とかが売っていますが、小麦粉も配合されているので、一般のうどんなどと比較したら、30%糖質オフとか、そのくらいの気休め程度のオフ具合。
こんにゃく麺は圧倒的にカロリーは低く、糖質もゼロですが、パスタとしていただくと、どうしても水っぽく物足りなく感じたりしてしまいがち。
この麺はなんと、材料は、オーガニックの枝豆100%なんです。
小麦粉を使っていないので、グルテンフリーでもあります。
ブランドはLove Earthという自然食品などを扱うメーカー。
スーパーではたいてい、オーガニック食品コーナーで、このブランドのナッツ類などが売られています。
新商品のこの麺は、形は普通のストレートの麺とフェットチーネの平麺の2種。
材料は、大豆100%バージョンのものと、枝豆100%バージョンのものがあります。
枝豆バージョンの方が少しだけ糖質が低めだったので、こちらを買ってみました。
50gが1人前としてちょうどよい量だと感じたので、50gで換算すると、カロリーは174.5kcal、糖質は10.5g、そしてたんぱく質と鉄分も多いので、トレーニングしている方などにも嬉しい食品です。
(たんぱく質は21.4g、鉄分が5.3g)
この麺5人分とうどん1人分の糖質量がほぼ同じ感じです。
枝豆100%で麺なんて作れるんだというのが驚き。
食感は、ストレート麺は、日本そばの食感と似ています。
味がよく絡む感じで、和え麺などによく合う感じ。
フェットチーネ麺は、コシがあるのに以外とつるんとしています。
どちらも食べ応えがあって、コシがあって、味がよく絡み、とてもおいしく感じています。
そしてまた嬉しいことに、ゆで時間が短いのです。
水に麺をいれて、沸騰したら1分ゆでるだけ。
野菜と一緒に水から火にかけたら超簡単。
価格は、200g入り(2-4人前)でRM12.9.
いかがですか?買いにいきたくなったでしょう?
こういう低糖質の手軽な商品、これからマレーシアでももっと増えるといいなと思います。