マレー人スタッフの働き方「あるある」

 この数ヶ月、ラーメン屋の事業を通して、最も苦労したのが「人」の問題。
マレー系マレー人との付き合いで、数々の困難に直面してきました。

商品うんぬん、売り上げうんぬんの前に「人」の問題の壁は大きく、何度凹んだことか!
現在いろいろ調整中で、もう少しでモヤモヤの雲が晴れそうなのですが、いいのか悪いのか、トラブルにもだいぶ免疫がついてきましたよ。
これが、日本でも若い層などでは普通のことなのか、マレー人ならではのことなのかがちょっとわからないのですが、これからマレーシアで雇用をしようと考えている方に、少しでも役に立ちますように!
(なお、下記のパーセンテージは体感です。)

愛すべきマレー系マレー人スタッフの働き方「あるある」。

ジョイントベンチャーパートナー
-目先の利益しか考えず、都合が悪いと全部人のせい。自分の非は1%も認めない。
最初は調子の良いことを言っている人ほど、物事を深く考えない傾向にある。
  (自分の非は1%も認めず相手の非難ばかりだと話になりません。
   ジョイントベンチャーを作る際は、お金の流れはすべて自分で握ることでトラブルを最小限に。)
-そして仕事放棄。
引き継ぎはもちろんなくフェイドアウト。

従業員
-給料日の翌日は要注意!辞める時は60%の確率でいきなり姿を消す。

-自分が休むことで他人に迷惑をかけるなんてまったく気にしない。
誰にも何も言わず姿を消す。

-3日も姿を消し、連絡がとれない状況になっても、その人が4日目に普通に何事もなかったように出社してくる確率70%。

-姿を消した2大言い訳は、家族の問題とバスやバイクの故障。

-連絡がとれなかった言い訳は、ケータイ電話の故障である確率99%

-週末に姿を消す確率90%。
そして月曜に出社しない確率70%。

-会社を辞めると言ってから姿を消さずにきちんとその月末まで働いてくれた子が、辞めた後1ヶ月以内に復帰したいと言ってくる率40%。
(気まぐれでやめたり復帰したりが普通なのかな?)

-信頼できる態度を示しておきつつ、信頼を勝ち取ったとわかったら、「給料の1.5倍の額×半年分」をすぐに渡さないと辞めるぞと脅迫のようなことをする中間管理職。
-そして拒むと姿を消すが、1ヶ月後には謝罪して復帰したがる人、若干1名。

-好き勝手縦横無尽なことをする子でも、会って話している時は、いつも「何も問題ない。オールオッケー」と言ってニコニコの笑顔である率100%
(なんか憎めない、、、。)

-不満や問題点を指摘してくる子が1番真面目に仕事をし、責任感を持っている率100%

-仕事中に携帯電話をいじる率100%。
(これはマレーシアでは当たり前のことなので逆に注意してはいけないと聞きました。)

-1ヶ月に3日以上病欠する率50%。
(病院で診断書をもらうと欠勤扱いにならないので、サボりたいときは病院にすぐ行きます)。

-給料は日本人の1/3。
働く量は1/4以下。

いかがでしょうか。
うんうん頷けたでしょう?
ちょっと笑えたでしょうか?

ああ、週末と給料日後は胃が痛い、、、(笑)。

すべてのマレー系マレー人がこうだとは言いません。
責任感があってマジメな友人もたくさんいますよ。
職種や年齢層にもよるのかな?
たまたまだったと思いたい、いや、思おう!
klphoto