クアラルンプール、ときどき東京。
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2018/05/22

うちの子、コレで日本の教育やめました 〜長男たろう、日本人学校から○○○スクールへ〜【後編】

前回の記事にめちゃくちゃ共感のお声をちょうだいして、(今のところ)この決断がまちがっていなかったのではと喜んでいるデイジーです!
そんな前編はこちらから。

うちの子、コレで日本の教育やめました 〜長男たろう、日本人学校から○○○スクールへ〜【前編】

さて4月頭、デイジーが単身でアメリカに行っている最中に日本人学校からホームスクールに転校したたろう。
さすがに心配になって、ビデオ通話で「新しい学校どう?」と聞いてみると……

開口一番、大きな声で返ってきた答えがコレ。

「日本人学校よりわかりやすい!」

かあさんは、ホッと胸をなでおろした次第です。

いえね、日本人学校の先生の教え方がわかりにくいというのはないんですよ。
しかし、いかんせん1対30では限界がある!!!
45分間、授業に集中できる子はごくわずかでしょう。

たろうなんて何度授業参観に行っても、先生の話を聞いている様子がまったくなく、肩身の狭い思いばかりでした(´Д`)
昔の自分を見てるようで、日本人学校へ行くと嫌な汗ばかりかいてました(´Д`)

そんなたろうも、ホームスクールの「先生:生徒の割合=1:3(実際は先生2名に生徒6名)」なら集中できちゃうんですね。
その代わり、脳みそシビれるくらい疲れると思います(笑)。

「授業は英語でしょう? わからないことはない?」

転校して1ヵ月ほどたったある日、聞いてみたら、

「わからないところは、聞けば教えてくれるから大丈夫!」

ですって!!

これも以前ならなかった答えだなあ……。
わからないところは、多分わからないまま素通りだったはずだから。
そもそもどこがわからないかさえ、わかってなかった可能性も……汗。

ついでに

「勉強おもしろくなってきた?」

と聞いたら、

「うーん、まだそこまでは行ってない」

とのこと。
なんて正直な!!(爆)
でも、「わかること=ちょっと楽しい」ところまでは来ているそうです。

ホームスクールに転校したたろうの変化を挙げてみます。
わずか1カ月半ほどですが、いろいろあるかも!?

◎夕方イライラすることが少なくなった

◎弟にやさしく対応できるようになってきた(もちろんケンカはめちゃくちゃするけど、最近は弟を「仕方のないやつだなあ」と余裕をもって見ていることも)

◎再び絵を描くようになった

◎英語が口から出るようになってきた

◎自らネットでどんどん調べものをするようになってきた

◎アプリでアニメづくりに夢中

◎以前よりお手伝いをしてくれるようになった

4-6歳半まで英語環境にいたたろう。
チューターをつけるなどして、日本人学校でも英語力をキープする努力はしていましたが……それでも以前は、近所のローカルの子たちと遊ぶのがめんどくさそうに見えることがあったんです。
英語でのやりとりがしんどいことがあったんでしょうね。(わかるわあ!!)

しかし、1ヵ月経った今、いろんな場面で英語が出てくるようになりました。
独り言もときどき英語でつぶやくように。

これにはデイジーの方が驚き!
まったく期待してなかったので、うれしい誤算でした。
デイジーの「0-6歳は留学ゴールデンエイジ説」は、あながち間違ってなかったかも??

マレーシア留学は何歳からが最適か?〜「ゴールデンエイジ」は2回ある!?〜

なんだかいいことだらけのようなホームスクールですが……実は誰でも入れるわけではありません。
要件はただひとつ。

学生ビザが出ないので、親がなんらかのビザを取得していることが必要です。

それを踏まえて……

ホームスクールは、こんな子にオススメ!
・日本の教育とインター校のインターバルに
・みんなと同じペースが苦手なマイペースな子に
・好奇心旺盛で学ぶ意欲のある子に
・1週間〜3ヵ月の短期留学に(ビザ不要)

ただし、あとで「こんなはずじゃなかった」と思わないために、事前に知っておかなければならないポイントもあります。

・国から正式な認可を受けた学校ではないので、日本の学校を受験したい場合、帰国子女枠が狙いにくいです。(フリースクール出身の子を受け入れてくれる学校も、ほんのわずかですがあるようです)
・先にも書いたとおり、学生ビザが出ません。
・先生も生徒もローカルがほとんど。(モントキアラは場所柄、先生も生徒も国際色豊かだそうです)
・先生の入れ替わりはそれなりにあります。
(1年ほど前、モントキアラのブランチでよからぬ話が立ちましたが、今は落ち着いているようです。ちなみにアラダマンサラはいたって平和です)

ホームスクールを選んだ子の進路

ホームスクールを選んだあとの進路は、みなさん気になるところだろうと思います。
はい、デイジーも気になりますよ!(笑)

実はホームスクールの中には、ケンブリッジ式の統一試験IGCSEが受けられる学校がたくさんあります。
大学入学のためにAレベルを取得するなら、IGCSEの後に学校を移らなければなりませんが、インターナショナルスクールの中にもAレベルまで取れない学校はざらざらありますから、それならホームスクールでもいいじゃんって話も。

ちなみにわが家が選んだホームスクールは、IGCSEは取れませんが、正式なアメリカの高校卒業資格が取れます。
だから、高校生まで行こうと思えば行けるんですね。
アメリカの大学に行こうと思ったら、別にSATの受験が必要になるのですが、ここまで真剣に検討するにはまだ猶予があるかなと、のんびり構えています。

「エプソム入らないのか」ってよく聞かれるんですけど……検討はしてますよ!
でも、たろうの英語力を鑑みて、入るとしても今じゃないという感じ。

たろうの興味が、今後どこに向いていくかにも注目してます。
エプソムは、要領のいいじろうの方が向いてるのかなあと思ったりも。
まあ、あとは財布と相談ですね!(ここがいちばん切実!!)

真面目な話、オンラインでもおもしろい学校がどんどん出てきてるし、時代は今後さらに変わっていくでしょう。

ホームスクールをインター入学前のEAL代わりに使う方法も

先にも書きましたが、実はデイジーがホームスクールを推したいのは、ココの部分!!
ビザの心配のない方は、インターナショナルスクールに入る前の助走期間として、一時的にホームスクールに通うのは大アリだと思っています。

理由は2つあります。

1) 先生と生徒の割合比較で、インターのEAL(英語補習)クラスより手厚い学校がある
わが家の通うホームスクールは、前にも書いたとおり、先生:生徒の割合は1:3です。
学校スタッフは「半年で英語がわかるようになる」と豪語してたけど、ホントかな(汗)。
しかし、インターナショナルスクールのEALだと、先生1-2名に対して(学年により人数が変わる)生徒10-18名くらいの編成が一般的ですから、差は歴然ですよね!

2) インターナショナルスクールより(たぶん)コスパがいい
英語がよくわかっていない時期に、インターナショナルスクールの高額な学費を払うのは、ちょっともったいない気もしますよね。
わが家の通うホームスクールの学費は、ホームスクールの中では高額の部類でおよそ年間RM23,000。
これはインター校では中の下くらいです。
(ホームスクールによっては、EALクラスはエクストラフィーが加算されるので、お気をつけください!)

EALに入らず、いきなりレギュラークラスに入れるだけの英語力のある子なら、ホームスクールの存在はまったく無視していただいていいんですが、日本人の英語力ではなかなかそうはいきません。
ちなみに日本人の英語力の低さは、マレーシアでも超有名です……(´Д`)

インターのEALに入って日本人だらけだったら……難しいお年頃の思春期に突入してたら……
IGCSEを受験できずいつまでもEALというケースだってあります……。
だったら、半年や1年、ホームスクールでじっくり英語に取り組んで、それからインター受けてもいいのでは?? とデイジーは思うわけなんでありますよ。

たろう、時間に余裕があるので、再び絵を描きはじめました。
線は稚拙だけど、全部オリジナルなのはスゴイ。

線に勢いがあるねえ!
頭の中のおめでたい感じが出ているねえ!!(まさしくキミのことだね!!)
何にもとらわれない自由さが、わが子ながらうらやましく思うデイジーです♪

実は今、デイジーのオススメコース(日本の教育とインターナショナルスクールのインターバルにホームスクールを利用する)を信じて、9月からの入学に備え、1学期間だけわが家と同じホームスクールに通っている女の子(10歳)がいます。

たまたまわが家に遊びに来てくれたときに、「学校どう?」と聞いてみたら、

「毎日すごく楽しい!! 授業もわかりやすい!!」

とのこと。
最高ですね♪

それを聞いたお母さんは、「受験のつらさがないからだと思います……」と苦笑いされてましたが、今、子どもが満点の笑顔で「毎日楽しくて授業もわかりやすい!」って即答できる教育って、日本式だと一体どこにあるんだろうって思っちゃうのは、デイジーだけでしょうか……。
2020年から変わるのかな……。

デイジー
text by デイジー

神奈川県生まれ。編集者、プロデューサー、ディレクター。2012年12月、家族でマレーシアに移住。主宰する「ワクワク海外移住」では、ブロガーのデイジーとして、マレーシアの生活、教育、子育て情報などを発信中。失敗談も多数。正直な目線のブログが、マレーシア内外の読者の支持を集めている。


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