最近、「◯◯(学校名)に入学が決まったのですが、ガーディアンはお願いできないでしょうか?」というお問い合わせを立て続けに3件(!)もいただいたので、ちょっとお題にさせていただきたいと思いますよ。
マレーシアのみならず、これから留学を考えている方、あるいは外国に居住中で転校を考えている方々の一助になればと思います。
留学エージェントって怪しい!?
「エージェント」っていう響きを嫌う方って、結構いらっしゃるんですよ。
きっと、悪徳業者みたいなイメージなんでしょうね!!(苦笑)
実際、デイジーも「あーわかるわかるー」みたいな気持ちになったりもします(笑)
なんでだろう……怪しい不動産投資とかのイメージなのかなああ……
留学エージェント=悪徳のイメージではないと信じたいけど……。
なので、何度かブログに書いてますが、「エージェントって呼ばないで!」って本気で思ってた期間が結構長かったです、はい。
そんなエージェントアレルギーの落としどころとして、一時期は「留学コンサルタント」とか「教育コンサルタント」みたいな肩書きはどうかな?
なーんて思ったこともあったけど、教職免許をもった教育のプロってわけでもないし、かえって怪しくねえ??
と思ったりもして、最近はめちゃくちゃ素直にあっさりと「エージェントです」って名乗ってます(笑)
あ、英語だと日本語よりもっとずっと抵抗なく言えますね!!(笑)
でも、デイジーとワクワクスタッフの真の肩書きは……
「留学生とその家族のための世界一のサポーター」
なんですよ、えっへん!
留学エージェントは、英語ができない人のためにいる!?
留学エージェントっていうと、「英語でコミュニケーションするのがしんどい」方のために存在するって思ってる方が多いようです。
しかし、実は小社のお客さま、英語が堪能な方、かなり多いです。
それなのになぜエージェントを使うか? というと
◉エージェントは、ネットでは手に入らない情報を知っている(可能性がある)
◉煩雑な入学にまつわる手続きのサポートをお願いしたい
◉入学後もサポートしてもらいたい
というのが理由なんじゃないかなって思います。
実際私たち、視察ツアーが終わったあとや、いよいよ留学という段階にはかなりお客様からご質問をいただきます。
親子留学や家族移住の方、そもそも日本以外の国に住むのが初めて、という方も多いので、聞く相手がいるって結構心強いんじゃないですかね。
エージェント費用を節約すると、結局高くつく!?
英語に困っていなくて、
情報は自分で集められるし、
学校見学も自力で行けるし、
学校とも直接やりとりできるし、
っていう理由でエージェントを使わない、その費用がもったいないっていう方も結構いらっしゃると思うんです。
しかしですね、例えば小社の場合、大人気のガーディアンシップサービスは、こっそりブログ上にキャンセル待ち枠をつくったら、あっという間に二桁のお申し込みが入ってしまったので、現在「キャンセル待ち枠もキャンセル待ち」状態なんです(´Д`)
視察ツアーや入学サポートなど、すでに小社のサービスをご利用くださっているお客様でさえ、このキャンセル待ちに並んでいただいている状態です。
(本当にごめんなさい?)
注:キャンセル待ち中にお子さまの入学を迎えてしまった小社のお客様には、現在、ミニマムケアのコースをご案内させていただいており、「ガーディアンなし」という状態にはならないようになっています。
ですので、初めてご連絡いただいた方から「エージェントは利用せずに学校に入学したけれど、やっぱりガーディアンが必要だからお願いしたい」とおっしゃっていただいても、
「申し訳ありませんが、現在お引き受けできません……。キャンセル待ち枠の受付が始まったらお申し込みください。ただし、当社のお客様を優先させていただきます……」
とお伝えするほかないんです……。
本当に本当にごめんなさい?
エージェントに頼む価値は、実はプライスレス!?
しかしながら、エージェントに依頼しない本当のデメリットは、「留学中に得られるもの」が減る可能性があるということなのかもしれません。
これもまた何度か書いてますが、エプソムのスタッフには
「デイジーのところの留学生は学校をやめないし、それぞれに自分の活躍の場を見出していて、本当によく結果を出している」
って褒められるんです!
今回のコロナ大激震でも、留学をやめた単身留学生は、今のところゼロです!!
(コロナ以前からアメリカ留学が決まっていた子がいて、その子だけが予定通り転校しました)
長引くコロナのせいで、道半ばで留学を取りやめて帰国してしまった留学生も、日本人に限らずたくさんいますので、この差は本当に大きいと思います。
実数は数えてないんですけど、名前だけのガーディアンをもつ留学生と、ワクワクでお預かりしている留学生、平均在学期間が全然違うというのが体感です。
心理カウンセラーと連携してサポートしているおかげで、何かトラブルがあってもすぐに対応することができます。
そして、晴れてトラブルが解消した子は、竹の子のような伸びを見せる子が多いです♪
あとですねえ、ここだけの話ですけど、留学中の人間関係のトラブルも解決しやすいんですよ。
ワクワクの留学生たち、とても結束が硬いので、何かトラブルがあって子どもだけで解決が難しいと判断した場合、すぐに知らせてくれるし、意地悪な子にやられている子がいたら助けてくれたりもします。
留学生自らテスト結果を知らせてくれたり、巣立っていった後もときどき様子を報告してくれるのは、本当にうれしいなって思います。
留学生たちのIGCSEのスコアや、(全部じゃないけど)選択科目を把握しているエージェントもガーディアンもなかなかいないんじゃないかしら!
もちろん、いざというとき、責任をもってケアすることに腹をくくっています。
インフルエンザだって入院だって対応しますとも。
コロナでロックダウンした時も42日間、時に食べ物調達にヒヤヒヤしながらも、結構楽しめたのは、デイジーだけじゃなかったと信じたい!!!
今年の冬休みは、日本に帰れないことをすでに覚悟している子が多いので、そうなった場合、もちろんとびきり楽しいお正月にしたいと計画中です♪
というわけで、留学生のために深く腹をくくっているエージェントの価値って、実はプライスレスなんですよ!
いい留学エージェントの選び方
料金で選ぶ方もいらっしゃると思いますが……それ以外の視点から選ぶポイントをデイジーなりに考えてみました。
①入学後もサポートがある
「サポートなんていらないや」っていう人は、スルーしてくださいね。
でも最悪なのは、サポートを期待していたのに受けられないということ。
「学生を入学させたらおしまいで、あとのことは知りません」というお商売の仕方もあるとは思いますが、デイジーは「留学は入学した後からが本番」と思っていますので、母親目線だとここは外せないポイントかな。
※マレーシアのすべてのエリアで、入学後のサポートを行なっているわけではありません。
②入学後も留学生の様子を把握している
入学後の留学生の様子を知らないエージェントは、「学校の実態」を知らないまま学校へ送り込んでいる可能性が高いです。
アドミッションオフィス(学校の受付担当)だけでなく、学校の先生やスタッフとつながっていることも大切なポイントですが、いちばんは留学生たちが適切な環境ですこやかに成長しているかです。
ちなみに留学がうまくいっていると、どの子も例外なく成績がぐんぐん伸びます。
成績は1つの大きな指標になります。
③入学後も保護者とつながっていたり、自身の子どもが学校生活を送っている
ワクワクスタッフは全員子どものいるママで、インターナショナルな環境で子育てをしています。
よって、ママネットワーク最強!!
まあ、時にめんどくさいと思わないでもないネットワークですが(笑)、留学生や学校の様子を把握するのには本当に役立ちます。
その辺りも、エージェントに探りを入れてみるといいと思いますよ。
④知らないことは知らないと言う
マレーシアのインターナショナルスクール、160校以上ありますので、デイジーもすべてなんて把握してません。
ですから、オンライン個別相談では「その辺りよくわからないので、わかる人に確認します!」ってよく宿題にさせていただいてます。
知らないことは「知らない」と言う態度は、とっても大切だと思います。
⑤学費割引で入学を誘わない
マレーシアならではなのかもしれませんが、「おたくのクライアントには学費を特別割引するから」って、悪魔のささやきっぽい打診をしてくる学校が、たま〜にあります(笑)
その学校が、留学生本人に合っていればいいんですが、そうじゃないのに「安いから、今なら割引があるから」という理由で入学をすすめるエージェントには注意した方が良いと思います。
大事なのは、その子に合った学校かどうか。
くり返しますが、デイジーは個別相談ではエプソムばっかりすすめてないです(でも、最終的には多くの方がエプソムを選んでますが…)。
むしろ、◯◯なお子さんとか、△△を重視するご家庭にはオススメしてませんので、それはまた個別でご相談ください!(笑)
⑥学校より住まいを先に決めさせようとしない
駐在・就職以外の方、お子さんの教育が目的で海外に出る方は、「学校を決めるのが最優先!」ですからね。
賃貸の方は、住まいは学校が決まってからですよ。
ちなみに最近、駐在の方からのご相談も増えていて、その場合は、お子さんの性格や得意不得意、親御さんの勤務地も加味したうえで、ご提案させていただいてます。
なんといっても、お弁当つくるのは大体の場合、私たちお母さんですからね!(うちはお父さんもつくりますが)
朝の5分、10分は死活問題なのです!
家族で外国暮らしをする場合、親御さん、特にお母さんがストレスなく日々を送れて、家族の太陽でありつづけることも、子どもがすこやかに成長するのにはとても大切だと思っています。
⑦1つの学校をしつこくすすめない
※2020年9月21日追記
⑤と似ているのですが、“悪徳エージェント”についての垂れ込みが複数あったので、追記します(´Д`)
「あなたのお子さんは英語ができないから、この学校しか入ることはできない」など、一択を迫るエージェントがいるそうです(´Д`)
よっぽど「◯◯な学校じゃないとダメ」みたいな無茶なリクエストをしない限り、一択ってことはないです…(´Д`)
依頼される場合は、「入学する子どものことを本当に思っているか?」それとも「自分たちの入れたい学校に入れようとしているか?」をよく見極めてくださいね!
どうか、悪徳エージェントに引っかかりませんように……。
以上、デイジーの勝手な留学エージェント選びのポイントでした。
ここに書いたのは、あくまでも個人の見解ですので、違う意見もあると思います。
それはそれでよしなので、あくまでもご参考まで、最終的にはご自身でご判断くださいね!
留学エージェントと中古車ディーラーは似ている!?
先日、検疫明けの留学生たちを日帰りでデイジー宅(留学生は「ワクワク邸」と呼んでます)に引き取って、しこたまごはんを食べさせて、必要な買い物をして学校に戻したあとのこと。
ビールを飲みながら、ごまたろう(夫)がぼそっとつぶやいたんです。
「留学エージェントって、中古車ディーラーみたいなものじゃないかなあ」
「どゆこと?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。
「車は中古車ディーラーを通さなくても買えるよね。
『車は走ればいい』っていう考えの人は個人から買ってもいいけど、実は買った後のメンテナンスが必須でしょ。
安く買っても、結局はババを掴んだり、修理費などでかえって高くつくこともある。
実は留学も同じで、エージェントがいなくても学校に入学はできるけど、特に単身留学の場合は入学後、現地に住むガーディアンが必要で、エージェント介さない場合は、自分で探さないとならない。
また、留学の経過を近くで見守ってくれる大人がいた方が、留学生にとってもいい結果につながりやすい。
何か問題が起きたときも、学校と連携して対応してくれる大人が必要でしょ」
おおおお、たまにはいいこと言うじゃないかあああ! と妙に感心してしまったデイジーでした。
くり返しますが、いちばん大事なことは、留学生本人がすこやかで充実した留学ライフを送ること。
保護者やエージェントだけじゃなく、学校の先生や寮のスタッフもここにコミットしなくちゃいけない。
いい先生や友だちに巡り合えて、心身ともにすこやかに留学生活を送り、勉強するべきときに思い切り勉強できる環境があるなら、デイジーはぶっちゃけ、エージェントはいてもいなくてもいいと思います。
(単身留学の場合、ガーディアンは必須なのが悩ましいのですが)
世界中に散らばっている日本の子どもたちに、エールを送り続けますよ!
彼らは、日本の、世界の未来をつくる、宝の子どもたちなんです。
学校で何か困ったことや、留学生活でつまずきを感じたら、海外こども相談室をご利用くださいね!
(おかげさまで続々予約をいただいています♪)
先週末、2週間のホテル検疫が終わった最後の留学生を学校の寮から連れ出し、ショッピングモールへ買い物に行きました。
ようやく学校に戻って来られて、毎日楽しくてたまらないんですって!
得意の運動だけでなく、勉強にものすごいモチベーションで取り組んでいるのに驚かされます。
こんな高校1年生が、将来どんな人材になるかと思ったら、もう楽しみしかないです。
さあ、ニッポンの子どもたちよ、マレーシアでがんばる留学生たちに続け、続け!
才能や能力ではなく、環境こそが人を成長させるのだと、最近つくづく思うデイジーなのであります♪