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お子さんを海外留学させたい親御さんへ 〜留学先でぐんぐん伸びる子の「親の共通項」とは?〜

先日、スカイプ相談で、お子さんを単身留学させたいとお考えのお母さんとお話ししていたとき、
「子どもを留学させる際の、親の心構えは?」
というご質問をいただきました。

とってもいい質問だな、と思ったので、デイジーの思うところを書きたいと思います。

なぜデイジーんちで預かってる留学生たちが、次々と結果を出しているのか?

これはもう完全に自慢なんですけど(笑)、デイジーがガーディアンとしてお預かりしている留学生たち、ものすごい伸びを見せる子が多いです!!
先日エプソムのスタッフからも、「デイジーのところの留学生は、活躍がめざましい」とお褒めいただきました♪

成績がぐんぐん上がっている子、
音楽やスポーツなど、好きなことに打ち込んでいる子、
将来なりたいものが見つかった子……

みんなそれぞれに目を輝かせながら、留学生活を謳歌しています。
もちろん、親元離れた学校生活の大変さをぼやくこともあるけど、基本はとっても前向き。

文句ばっかり言って自分から行動しない子は、ひとりもいません。

これはなぜか?

と考えると、学校やガーディアン(もちろんデイジーのこと! 笑)やうちのカウンセラーのおかげも大きいかと思うのですが、やっぱりいちばんは健全な親子関係がベースにあるからだと思うんです。

伸びる子どもの親御さんたちの「共通項」

これまでいろんな親御さんに会い、話をしてきました。
そして、見つけたんです。

ぐんぐん伸びる子の親御さんたちに、共通している法則を。

それは……

ズバリ「心配しつつも、子どもを見守る姿勢がある」ことです。

子どもは本来、自分で問題を解決したり、回避したりする力をもっています。
しかし、その力を起動するスイッチは、親が見ている(見張っている)ところでは、なかなかオンになりません。

だからこそ心配だけど、余計な手出しをせずに見守る必要があるんです。

ところが、なかには待てない方がいるんですね(´Д`)

子どもが「●●に意地悪をされた、無視された」などと訴えると、過剰に反応したりする親御さんがその典型です。

どこのどいつだ、けしからーーーん!!
そいつを放っておく学校も許せーーーん!!
親の顔見せろーーーー!!
ガルルルルルーーーー!!!

みたいな(苦笑)。
笑って書いてるけど、これ、実話です(´Д`)

しかしこういう場合、もっとも多いパターンはですね……ゴニョゴニョ

ここだけの話……
何もかもをまわりのせいにして親に訴えた子こそが、超問題児だった! というケースです!!

「意地悪された」と訴えてる子が、実はずーっと他の子に意地悪してて、その結果、みんなから無視された、とかね(苦笑)。

というわけで、状況確認もせずに親御さんがしゃしゃり出た結果、ご自身が恥をかくというケースも少なからずありますので、まずはお子さんの話を聞いたら、学校や相手の親御さんに怒鳴り込むんじゃなくて、客観的事実の確認をしていただきたいのです。

もちろん、大人の見えないところで問題が起きるケースもありますので、お子さんの訴えはきちんと聞いてあげてください。
その際、鼻であしらわずに、きちんと受け止めてあげてくださいね。

子どもに共感はする。
しかし、同調はしない。

ってのが大事なポイントです。

子どもはみんな嘘をつく。でも……

これはデイジーの持論ですが、

子どもはみんな、自分の都合のいいように嘘をつく(笑)。

デイジーも、もちろんそういう子どもでした!(笑)
でも、どうかそれを悪いことだと叱らないでください。

嘘をつくのは、ほかに身を守る術を知らないだけなんですよ、単純に。
ヘタだけど、彼らなりの処世術なんです。

あとは、視野が狭くて、一元的にしかものごとを見られないっていう特徴もあります。
これも、子どもなので当たり前のことなんです。

しかし、ここからが親御さんの腕の見せどころ(てか、ガマンのしどころ)。

子どもの言葉を鵜呑みにして、学校にクレームするのか。
それとも自分で解決できるように励ましたり、見守ったりするのか。

え、子ども見守る前に叱ったり、ついトラブルに介入してしまうって?

対処法は簡単です。

親御さんご自身が、ご自分の人生を好きなように生きればいいのです♪

家族を大切にしつつも、ご自身の人生も大切にしている親御さんの子どもは、好きなことを見つけている率が高い気がします。

逆に、子どもに自身の人生を重ねてしまう人、子どもをコントロールしようとする人は要注意です。
「子どもは自分とは別人格である」という線引きが曖昧な親御さんほど、モンスターになりやすい傾向があるかも……。

まあ、そんな方も、お子さんを単身留学させれば、強制的に自身のコントロール外になりますので、案外そういう選択もありかもしれませんね(笑)。

要は

◎子どもは親の所有物じゃない。

◎子どもは自分にとって都合のいい嘘をつく。

◎しかし、子どもは自分で解決し、自分で未来を切り拓く力をもっている。

ってことが言いたいのですが、さらに簡単に言うと、

子どもの言うことは鵜呑みにしないけど、その子の力は信じる、ってことでしょうかああ。

もちろん、大人が出ていくべきタイミングでは、きちんと出ていきます。
放任推奨なわけではありません。

子どもに
大人の目がいつでもある(何をしてもいいわけではない)
何かあったら大人に頼っていい(私たちは常にあなたの味方である)
と知らせるのも大切なことです。

上記とはやや話がズレますが、親御さんは、学校側にミスがあった場合、それを的確に指摘する必要がありますね。
(学校も人が運営している以上はミスがあります。特にここはマレーシアなので!)

これ、非常に大事なのでおさらいです。

まずは子どもの話を聞く。
(事実を明らかにするための質問はしていいけど、意見しすぎない、決めつけない)

学校にもいきなりクレームするんじゃなく、まず事実確認をする。
(先生たちは大人なので、大抵の場合、客観的にものごとを見る力を備えているものです。そう、あなたのお子さんよりもずっと!)

子どもがぐんぐん伸びている、先輩お母さんのレポートをご紹介します!

エプソム留学3年目の男の子のお母さんから、この夏休みの報告をいただきました。
それがとってもステキな内容なので、許可をいただき、ここにご紹介させていただきたいと思います♪

レギュラー留学組のお母さんたちは、子どもを見守るのが本当に上手。
だから、子どもたちが結果を出しているのだなあと、つくづく思うのであります。

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【夏休みの過ごし方2019
〜あるお母さんからの、エプソム留学生の初めてのアルバイト報告〜】

夏休み……毎年この時期になると時間の使い方に悩まされていましたが、今年は15歳になり(日本でいう高校1年生)、アルバイトをしてみたいと言いだした息子。

ところが、第一希望は条件等が合わず、見送りという結果に。
外国人も多い土地柄、語学が堪能ならアルバイト先に困らないかと思いきや、見送られること数件……

理由としては
・短期雇用
・低年齢
と言われたようです。

折角マレーシアで培った自信も、年齢で弾かれては不納得のようでしたが、これも一つの勉強となったと思います。

顔に出さなくても落ち込んでいた数日でしたが、ある日、1本の電話が鳴り、「面接に来てほしい」と言われ、半ば断られる覚悟で面接に行けば、そのまま採用。

満面の笑みで「受かったよ」と言う息子の顔を見て、一瞬、遠くない将来、「大学、就職先、受かったよ」と言う言葉を聞くことになるのか、と思うと、うれしくも寂しくも感じた瞬間でした。

職場はお台場のスポーツ服店に勤務となり、昼前に出勤して閉店までの8時間の立ちっぱなし営業。
人生初めての経験だから相当疲れたようで、初日の夜は疲労困憊で食欲もなくバタンキュー。

勤務が1週間も過ぎた頃には、帰宅すると鬼のような勢いでご飯を食べてシャワーを浴びてサッサと寝る。
そんな毎日でした。

出勤日は1週間のうち4、5日で、休みの日は宿題や音楽と好きなことをして終始過ごしていました。

時折、
接客はできてるの?
他のスタッフとは仲良くできてるの?
お昼はキチンと食べてるの?
と、うるさく聞く私に、嫌々ながらも「できてるよ」と答える息子。

本当かなぁ〜と心配になりながらも見守った6週間。
気づけば今日がアルバイト最終日、と知り、ウズウズする私は夫と一緒にお台場へ。
向かいの店からコッソリ息子を観察し、隠し撮り連写しました(笑)。

実は、働き始めてから、息子にそのメーカーのロゴの入った服がほしいと言われ、数枚購入。
店員さんは新作を着ているので、息子はうらやましそうにしていたけれど、「分相応を知りなさい」という母の言葉に、ガマンして数枚の服を大事に着まわしていた息子。

その仕事姿を見たら、何でも買ってあげたくなるのは親なら当然かと……
しかし、ぐっと堪えて、母も甘やかさないようガマンの夏。

アルバイト終了後、スタッフのみなさんが息子と写真を撮って、冊子にしてプレゼントしてくれました。
メッセージも添えられてあり、息子は言葉にできないほど感激していました。

スポーツをしない息子が、スポーツ服のショップ店員なんて勤まるか不安でしたが、思いのほか、服について勉強したのか、詳しくなっていました。
一丁前に販売の心得なんかも力説したり!

場所柄、外国人も多く、毎日英語で接客していたようです。
後半は「今日は○○を売ったよ」と、成果を話してくれました。

夏休みのはじめ、簡単に働けると思っていた考えは甘く、つらい出だしでしたが、意外なところで働くことになり、優しいスタッフのみなさんのもと、すばらしい社会経験ができたと思います。

「冬休みも帰国したら働きたい」と言うので、相当楽しかったのでしょう。

さて、気になるのがお給与。
「自分で稼いだお金だから、自由に好きに使ってよし」と伝えていたから、給与分をそのまま引き出して、一緒に買い物へ。
ほしかったアレコレを、うれしそうに眺めながら悩んでいました。

いちばん悩んでいたのがお財布。
日本円とマレーシアリンギを入れるお財布がほしくて、給与が出たら最初に買おうと決めていたようです。

素材で悩み、色で悩み、何より値段で悩んでいる息子。
今までは親が買ったものを着たり、食べたり、使っていたので、お金の大切さもわからず。

自分の稼いだお金で買う。
人生で最初の買い物だからしっかり吟味してほしい。

そして悩むこと1時間、やっと腹も決まりお買い上げ。
お値段2万4000円。

安くない……決して安くないけど、いつの日かよい思い出になるアイテムのひとつになるでしょう。

その後、1軒の雑貨屋に入り、何やら考えている模様。
何を探しているのか聞いたら、「お父さんとお母さんにプレゼントできるもの」

一言も「買ってね」なんてねだってないのに、自分から言ってくるなんて……

母は感激でぶっ倒れそうになりましたが、何とか踏ん張り、「お父さんの喜びそうなものがいんじゃない?」と言うと、かわいらしい三日月型のクッションを手にして「これがいい」と即決でした。

なんでクッション? かと思ったら、中にローラーが入っていて、充電するとローラーがゴロゴロ回って肩や首や腰のマッサージに使えるという代物。
これならふたりで使えるでしょと、言ってレジへ。

レジの店員さんが隣にいる私に「プレゼントですか?」と聞いてきたので、「いえ、息子から私と夫にプレゼントだそうです」と言うと、「すごーい! やさしいー……!!」と、お褒めの言葉の連打。

家に帰って夫も大喜びでした。
シャイで不器用な息子が、自分からプレゼントだなんてどうしてなのか疑問だったので、聞いてみたら、以前、マレーシアで仲良くしていたご家族がいて、そのご主人が「いつか自分でお金を稼いだら、最初のお給与でお父さんとお母さんにプレゼントをするんだぞ」と言っていたそうです。

そんなひと言を覚えていたことも驚きですし、実行するなんて本当にうれしくてたまりません。

息子がマレーシアに戻っていったあと、「逆にとんでもないものをねだられそうで怖いな」と、夫と話しながら、毎夜、家で交代でゴロゴロマッサージをしているふたりです。

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どうです?
自分から行動した留学生も、その成長を見守るお母さんも、とってもステキですよね!

ちなみにこの男の子は、エプソムに留学当初、接客業とはもっとも遠い場所にいたのではないかと思うくらい、おとなしい無口な男の子でした……!!

だから、うちの子にはとてもじゃないができないとか、あの子だけが特別、なんて思わないでいただきたいんです。

子どもは自分の未来を切り拓く力があるから!

お母さんの話では、彼は残ったお金で投資を始めるとか始めないとか。
これまた将来が楽しみなのであります♪

週末、近所のモールへ家族で『天気の子』を観に行きました。
(本編は日本語、字幕はマレーシアらしく、英語、マレー語、中国語でした♪)

デイジーは、新海監督の描く空と東京の風景に感激しつつ、モノローグの台詞回しと音楽が、青春すぎてかなりむずがゆい感じだったのですが、10歳の長男たろうにはどストライクだったようです。

青春が音を立てて近づいとりますなあ。

まだ手をつないだり、抱きしめたりの時間を楽しんでおりますが、それもまもなくできなり、手を離すときが来るのだなあと、少し先を歩く頼もしい先輩親子を見て思うのであります♪