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憧れの!? ツリーハウス宿泊体験@キャメロンハイランド Part2

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マレーシアの高原リゾート、キャメロンハイランドにあるツリーハウスに宿泊してきました!
Part1はこちら

 
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ようやくたどり着いたいちばん大きなツリーハウスは、クラブハウス? ホール?? 的な役割を担っていました。
ドリンクバー(写真手前)もあります。
Milo(懐かしのミロです! マレーシアでは”マイロ”と発音します)とか、キャメロンハイランドの紅茶ブランドのBOH TEAなどが用意されてるので、自分で勝手につくります。
ビスケットやクラッカーもご自由にどうぞ。
レンガストーブ(写真奥)もあって、冷え込む夜はなんとここで火も焚きます。

 
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子どもたちは隅っこに張ってあったハンモックがすっかり気に入って、ヒマさえあればゆらゆら遊んでました♪

 
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こちらはキッチン。
実はこの宿、1泊3食付き(1泊のみの場合は2食)なんです。
そりゃあそうです。
レストランも何もないんですから!
ここでスタッフとボランティアが料理してくれます。
「夕食、18:30でいい?」みたいな感じで、結構アバウト(笑)

 
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こちらが私たちが宿泊したツリーハウス。

 
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こんなテラスが付いてました♪

 
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テラスからの眺め。
う〜ん、ワイルド!!
 

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しかし、もっとワイルドなのは、足元。
結構スリリングです。
子どもたちが怖がるんじゃないかと思ったら……

 
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足がすくむどころか、全然へっちゃらで、イポーでつくった温泉たまごをご機嫌さんで食べはじめました♪
食べこぼしても気にしなくていいから、隙間があるっていいですね♪

 
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使わなかったけど、2階のベッドルームの様子。
ツリーハウスで2階建てって……。

 
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2階からの眺め。
ハンモックでくつろぐごまたろう。

実はこのツリーハウス、マレーシアの先住民族であるオランアスリたちが、彼らの間に伝わる伝統的な建築方法で建てたんだそうです。
キャメロンハイランドに向かう道ではあまり気に留めなかったのですが、ツリーハウスに泊まった帰り道は、オランアスリたちの家(小屋)がたくさん目に留まりました。
マレーシアの人口の0.5%、14万人程度しかいないオランアスリたちは、普段は農作業をしたり、都会に出て働いて暮らしているそうです。

ちなみにツリーハウスのオーナーは中華系マレーシア人で、私たちが宿泊したときは、残念ながらバケーション中で会うことができませんでした。
大自然のなか、ホームスクーリングで子育てしているそうなので、次はぜひどんな思いでツリーハウスをつくったのか、ぜひ直接お話を聞いてみたいなーと思っています♪

 
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基本的にはツリーハウス以外、ほとんど何もないんですけど、ブランコはありました♪
 

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そこここにベンチも。
座り心地はイマイチですが、もの思いにふけったり、風の音や鳥の声に耳をすませるのにはぴったりです♪
 

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スリル満点!? 展望台なども。

こんな環境の中、子どもたちはあちこち歩き回ってどんぐりを拾ったり、木の実をつぶしたり。
自然をたっぷり楽しみました\(^▽^)/

 
 
カラダを使ってたっぷり遊んだら、おなかが減ってギュウギュウ鳴ります。
食事内容、気になりますよね?\(^▽^)/

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こちら夕食!
どどーんと大皿!!
っていうか、大鍋のままでした(笑)
 

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ツリーハウスの建つ斜面に切り拓いたオーガニックファームで穫れた野菜を中心に、キャメロンハイランドの契約農家で穫れた野菜、放し飼い卵などを使ったオーガニック&ベジタリアン料理!!
これが、とってもおいしかったのです♪
苦味のある野菜などは子どもたちには不評でしたが……。

ちなみに写真が暗いのは、停電していたから( ̄▽ ̄)
暗くなったらランタンを灯して食べる経験もなかなかでした♪

 
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朝食は、オーガニック野菜を使ったパンケーキと、滋味あふれるスープ。
ナツメやら雑穀が入ったスープは、とってもカラダが温まって、山の上の寒い朝にぴったりでした♪
 

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スープには、あわやひえの類いのmilletとそばの実を使っているそうです。
どちらもオーガニック♪
 

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こちらの宿では、なんとスタッフも一緒にお皿を囲んで食べるスタイル!
なので、完全なるお客さん感覚でいると、面食らうかも(笑)。
文字通り同じ竃のメシをつつきながらおしゃべりしたり、チビたちは中国語で書かれた図鑑をお兄さんに読んでもらったりしました♪

 

さて、ここでツリーハウスホテルに興味をもち、「ぜひ泊まってみたい!!」と思っている奇特な(?)方への心構えなどを印しておきたいと思います\(^▽^)/

●ホテルのような快適さを求めてはいけない。ここでしかできない体験を楽しもう!
初日があいにくの停電だったことは、先ほど書いたとおりです♪
日が暮れて当たりが真っ暗になってから、街へ部品を買いに行ったスタッフが戻ってきて(暗い中、あの道をどう戻ったのか!?)、ようやく電気が復旧しましたが、寒くなってきたのでそのままシャワーはなしで済ませましたw

●清潔好きな人は厳しいかも
マットレスなどはお世辞にも「きれい」とは言えません。
そりゃあそうです。
ツリーハウスなので、雨漏りもするでしょうし( ̄▽ ̄)
暗くなったら、着たきりスズメで布団に入り、さっさと寝てしまうことをオススメします♪

●Wi-Fiもなければ、携帯電波も入らない
デジタルデトックスにはピッタリです\(^▽^)/
おかげで、子どもたちとじっくり向き合い、たくさん遊べました♪

●スタッフにホテル従業員みたいな対応を求めてはいけない
不便なツリーハウスで一緒に時間を過ごす仲間と思ったほうがいいです♪
まちがってもお客に対する慇懃な態度を求めてはいけません。
最初はむしろ無愛想に感じるかも。
でも、ニコニコ話しかければ、いろいろ教えてくれますよ♪

●装備は念には念を入れて!
キャメロンハイランドは一年中涼しく、最高気温は22〜23℃くらい。
雨季だったこともあり、夜は15℃くらいまで下がりました。
デイジーはうっかり皮革のスニーカー、上着はなんとパーカー1枚だったため(チビの装備を気にしていたら、自分のが抜け落ちてしまったのです!!)、用意周到なごまたろうのダウンジャケットを借りるハメに(´Д`)
トレッキングシューズ、アウトドア用のカッパなどは、あるとベター。
今回は装備が足りないために、近くの沢まで探検でませんでした。
両手が空くリュックも必需品です♪

●アルコールはないよ!
アルコールが飲みたい方は、自分で用意しましょう♪
わが家はビールとワインを担いで行きました(笑)。
しかし、デイジーは子どもたちとともに寝落ちしてしまい、ごまたろうとデイジー母のみ、ささやかな宴会を楽しんだようです。

●自然の音は結構うるさいよ!
虫の声や風の音など、夜中じゅう結構な音がしました。
それでも、目が覚めるたびに鳴く虫が交替していたので、その声に耳をすませながら再び眠りに落ちるのはなかなか心地よかったです♪

●2泊以上がオススメ!
わが家は2歳児(ホントは宿泊不可)もいたので、「まずはお試し」と1泊のみでした、結果的には少なくとも2泊はしたかったなあと思いました。
そうすればもっと自然を楽しめたし、デジタルデトックスの効果ももっともっと実感できたろうと思うのです。

 
こんなツリーハウスは、人によって向き不向きが激しそうですが、デイジー的にはまたぜひ行きたいなあって思います。
理由としては、
◎とにかく何もかもがおもしろすぎる! 不便なことも含めて全部!
◎空気がきれいでおいしい。マレーシアではなかなかない環境!(ひょっとすると日本にもないかも!?)
◎子どもたちには自然とどんどん親しんでほしい&大人にだって自然が必要!(=デジタルデトックスって結構キモチいい!)
こんなところでしょうか。

蚊が多いのでは? と心配されている方、大丈夫です。
涼しい&寒いので蚊が少ないうえ、長袖&長ズボンのため、ほとんど刺される心配がありません。
(それでも、デイジーはベンチに座ってぼんやりしてたら、ヤブ蚊に手の甲を1カ所刺されましたが……)
 

さて、気になる宿泊費は……
大人1名 3食付き(1泊の場合は2食) RM230(約7600円)〜
4〜12歳 3食付き(1泊の場合は2食)RM90(約3000円)〜
3歳は無料(2歳以下は宿泊不可)

あれ、意外と高いと思いました??
でもね、あれだけの道のりを行くんです。
しかも、ランクルでしかアプローチできないんです。
物資の運搬の大変さを想像したり、送迎や食事込みだと考えると、まあ、こんなものかなあと思いましたよ!

 
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うれしかったのは、子どもたちのどちらもどんどん自分で突き進んで、自然を楽しんでいたこと!
たくましく育ってほしいなあと願うデイジー的には、次は友人たちも巻き込んでツリーハウス合宿だあ!! と、今から意気込んでおります\(^▽^)/

 
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さーて、いつまで一緒に遊んでくれるかな??