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モンテッソーリでたろうが開眼!?

このところ、幼稚園について立て続けにお問い合わせをいただいているうえ、「その後、お子さんたちはいかがですか?」とお尋ねいただくことも多いので、今回はたろうとじろうが通うモンテッソーリ園について書こうと思います。

わが家が選んだのは、以前も書いたとおり、本場イタリアの流れを汲む正式なモンテッソーリ式幼稚園で、生後8カ月〜6歳までの子が通っています。
クアラルンプール市内にいくつかブランチがあり、たろうとじろうは別々の場所に行ってます。

先生たちはインド系がほとんどで、マレー系、中国系がパラパラ。
使用言語は英語です。
英語力イマイチのデイジーが言うのもなんですが、先生たちの発音はまずまずきれいですし、とてもわかりやすいので助かります\(^▽^)/

生徒たちは本当に多種多様。
ローカルはもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、韓国、バングラデシュなど、外国から来ている子どもたちもたくさんいます(たろうとじろうの園は、日本からは現在わが家のみ)。
肌の色、髪の色、目の色も千差万別だし、体の大きさもそれぞれ。

日本だと「うちの子、発育が……」とか「言葉が……」なんて言って、何かとよその子と比べがちですけど、ここでは違いなんてまーったく気になりません!
そもそも違いを挙げることさえ、バカバカしい感じです。
指標がないと困ることもあるとは思うんですが、デイジー的には多様性を認める社会ってラクチンだな♪ とかなり気に入ってます。
 
 
さて、こちらに来て半年経ち、もともとおしゃべりなたろうの口からは、徐々に英語が出るようになりました。
もちろん、文法はめちゃくちゃですけどね( ̄▽ ̄)
それでもまったく気にすることなく、先生や友だちに話しかけているからすごいな〜と親のほうが感心してしまいます。

ちょっと前のことですけど、お迎えにいったとき、園で飼っているハムスターを見て、ふとデイジーが「このハムちゃん、なんて名前なのかな?」とたろうに聞いたら、すかさず近くにいた先生に”What’s your name?”と聞いてました(笑)。
たろうがハムスターを指差していたので、先生にはちゃーんと通じて、自分の名前を言うことなく、たろうの言葉を訂正することもなく、普通にニコニコ”○○○”と答えてくれてましたよ。
英語のコミュニケーションにはまだまだストレスがあると思うけれど、まあ自然と慣れていくんでしょうね。
(それよりも大きな課題は、正しい日本語の習得なのです!!)

手づくりのランチも、とてもおいしいようですよ。
ランチはワンプレート(スパゲッティ、カレー、ピザなど)ですが、デザートにフルーツ(リンゴ、オレンジなど)があるのも、母的にはうれしいところ。

学費はそれなりにするのでふたり分は大変ですけど、わが家の方針は「幼児期がいちばん大事! 大きくなったら放し飼い!!」なので、まあいいかな、と。
先生たちの人数が十分足りている、先生たちへの教育がきちんと行われている(熱意がある、あったかい)というのも、満足しているポイントです。
 
もちろん、どこの園にもある問題はあります。
たろうの園には意地悪な子がいるようで、たろうもときどき標的になっているようだし、じろうの園で半日体験入園したときは明らかに発達障害の子がいて、先生たちの日々の苦労を垣間見た気がしました。

でも、それもまた多様性。
そういう子たちを避けて暮らしては、どこででも行きていけるたくましい大人になることはできませんからね!!
ちなみにたろうには「いじめられたらやり返せ。やり返すときは相手が二度といじめたくなくなるくらい徹底的に。ただし、自分からは決して意地悪するな」と常々言い聞かせております(⌒∇⌒)v
たろうはデイジーよりナイーブなタイプなので、イマイチ実行には移せてないようですがw
じろうに同じことを教えたら……本当に徹底的にやりそうなので、彼の番になったらちょっと言い方を替えたいと思います(;^_^A

休みの多さと預け時間の短さ(最大15時まで)は、もう致し方ないので、なんとか時間のやりくりをしながら乗り越えてます。
しかし、8月にある約4週間の夏休みは本当にアタマの痛いところ……(´Д`)
本気でベビーシッターを探すかなあ、その期間だけローカル保育園に行かせるかなあ……とあれこれ悩み中です。
 
 
 
こちらがじろうが過ごしている園の内部。

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本物の「モンテッソーリ」をうたっているだけあり、棚におもちゃを陳列する方法や、おもちゃの種類も、忠実に本場イタリアの方式に乗っ取っています。
至るところに絵や人形などが飾ってあって、お迎えのとき、中に入ると大人までワクワクします♪
日本の園の季節感あふれる装飾もなかなかだけど、最近は“手づくりっぽく見える既製品”を使ってるところが多くて、おもしろみがイマイチですよねー。
でも、ここは正真正銘先生や子どもたちの手づくり。
オリジナリティとバラエティに富んでます。
 
 
さて、デイジーが子どもたち(特にたろう)をここに通わせていちばんよかったな〜と思うことは、持って帰ってくる「作品」の数が桁違いに増えたこと!!
それにともない、腕もめきめき上がっているようです。
 
たろうは、オプションで「アート」のクラスを選択しているのですが、その最初のクラスでつくったのがこちら!!

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クアラルンプールで活躍中の現役のアーティストが来て教えてくれているのですが、なんだかすごくないですか??
いやもちろん、先生がたくさん手伝ってるはずですけど、たろうも相当楽しかった&いい作品ができたのが誇らしかったらしく、大ニコニコで帰ってきました。
 
 
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なぜか着物。
 
 
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「アート」のクラスでつくったお面。
仮面舞踏会でもしたのかしら??
 

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遊びながら数に親しむナンバーワーク。
数字は先生が書いたようです。
 

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紙皿を使ってつくったチューリップ。
 

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アルファベットの練習もしてるみたいです。
 

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3匹のクマ??
 

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カラフルなパスタのネックレスは、デイジーへのプレゼント♡

 
これらは本当にごく一部。
これからさらにわんさか増えるであろう作品群を考えると、恐ろしい気もしますが……(´Д`)
それでも、もともとレゴ好きのたろうの創作意欲に火がついたのは、うれしい限り。
最近は、家でも何やらガシガシつくるようになりました。
 
こちらは、先日ごまたろうとつくった鎧?? ロボット???

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今日も何やらお父さんとつくってます。
youtubeでも大好きなピタゴラスイッチのまねのよう。
お父さんがクリエイティブ系で助かった\(^▽^)/ ←デイジーの出番なし!

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もっと体を動かそうよ〜とも思うんですけどね(´Д`)
しかし、最近屋外はものすごーく暑いんですよね……アウトドア派のじろうも庭に出たと思ったら、「あづい、あづい」と言いながら、家に入ってくる始末。

結局、今日もデイジーは、家の中で“鬼ごっこ”ならぬ“ネコとねずみごっこ”をさせられ(もちろんデイジーがネコ)、これが意外といい運動になってます\(^▽^)/