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マレーシアのインターナショナルスクール事情2018 〜M Town『マレーシア生活ガイド2018』より〜

ご無沙汰してます、デイジーです!
先週はしばらくぶりに東京出張でした。

バタバタと仕事を片付け、来週からは家族でしばらく東京&徳島です。
福岡や京都などにも足を伸ばす予定ですが、マレーシアより過酷な暑さの日本の夏に今から少々ビビっております……(´Д`)

さて、このところ作業ばかりで引きこもりがちだったデイジー、今日久しぶりにシャバに出たら(ヨガイベントの記者会見に行きました。この模様は後日!)、フリーペーパー『M Town』のIさんにバッタリお会いしまして、本をいただきました。

おおお、すっかり忘れてたけど、これはデイジーが寄稿した『マレーシア生活ガイド2018』ではないかーーー!!
実はごまたろうもデザイナーとして一部お手伝いさせていただいております。

マレーシアにお住まいの方は、あちこちに配本されていて無料で手に入りますので、ぜひ一家に一冊常備を♪
マレーシア生活のことがまるっとわかって便利ですよー!

残念ながらマレーシア国外にお住まいの方には……デイジーの原稿をそのままここに貼り付けておきますので、ぜひご一読くださいね!
書いたことさえ忘れていたデイジーが自分で言うのもナンですが、なかなか面白いデータを載せつつ、コンパクトにまとまっていると思います♪
(しかし、Iさーん、タイトルのところにでっかく入れてくれたデイジーの名前の漢字が違っとりますうーーー!!)

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「マレーシアのインター校の選択と留意点 by デイジー」

ーーマレーシアにはインター校がたくさんあるようですが、実際にはどのくらいあるのでしょうか。

2017年4月の調査によると、2010年の66校からわずか7年でおよそ2倍近い126校に増えました。
これは「2020年までに87校に増やす」という政府の目標を大きく上回り、インター校に通う生徒の数は直近の4年間で33.9%も増加しました。
その数は東南アジアでは最も多い6万人を超えています。

ーーマレーシアにインター校がたくさんある理由は何でしょうか。

マレーシアが経済的に豊かになったことで、より多くのマレーシア人がインター校に入学するようになりました。
2012年に公立校で理数科目を英語で教えなくなったことも、中華系を中心とするマレーシア人たちの反発を買い、インター校が選ばれる理由になっています。

同年、インター校のローカル学生の40%割当枠が廃止されたことで外国人が入りやすくなったこと、インター校の設立に100%外資資本を許可したことも大きいでしょう。
これにより、マルボロカレッジやエプソムカレッジ、ラッフルズといった欧米の名門校がマレーシア進出を果たし、日本はもちろんのこと、中国や韓国、インドネシア、台湾といった周辺国からもマレーシアのインター校が注目を集める理由になっています。

ーーインター校に入学する前に考えておかなければならないことはありますか。

マレーシアで最もポピュラーなケンブリッジ式インターナショナルスクールは、Year11でIGCSE、Year13でAレベルの統一試験があり、大学進学のためにはこれを受験する必要があります。
この他にも、IB、アメリカ式、カナダ式、オーストラリア式、シンガポール式など、さまざまなカリキュラムの学校があり、それぞれ統一試験の受験年齢や高校卒業資格が変わってくるため、学校選びの際に必ず確認し、進学の青写真を描くことが大切です。

また、資金計画は必ずゆとりをもって。
スポーツの試合で国外遠征があったり、修学旅行がやはり国外であったり、学費や通学バス代(バス代は意外と高いです)以外の想定外の費用もかかります。
見積が甘いと、大学進学までに息切れといったことになりかねません。

ーー日本人生徒が入学するにはハードルが高いですか。

インター校の数はたくさんありますが、英語力のない日本人生徒が入れる英語補習クラスのある学校はとても限られています。
そのため、入学のハードルの低い学校に日本人生徒が集中する傾向があり、そのせいもあって英語がなかなか上達しない悪循環に陥りがちです。
入学することだけを考えれば、どこかの学校には入れるでしょう。
それよりもずっと重要なのは、入学後の本人のやる気と努力になります。

ーー入学するにあたっての生徒の英語のレベルはどのくらいまであったほうがいいですか。

学校によって要求されるレベルは異なります。
しかし、入学前にできるだけ英語力を伸ばし、なるべく早い段階でレギュラークラスに入れるようにしたいところです。
英語力が足りない場合、学年を1〜3学年下げて対応してくれる学校もありますが、中学生以降に本来の学年まで挽回するのはかなり難しいといえるでしょう。

ーー日本人がインター校を選ぶにあたっての注意点はありますか。

日本人がそれほど多くないところ、卒業後の進路がイメージできる学校(実績を上げている学校)がオススメです。
思春期以降は、英語を話す恥ずかしさや、日本人同士の抜け駆けは許さない雰囲気に飲まれ、英語が伸び悩むお子さんも多いです。

何のために日本語ではなく英語で学ぶのか、本人としっかり確認し合い、英語力の足りないお子さんは、「学校では日本人とつるまない、話さない」などの約束事を決めると良いと思います(それでも流される子は流されますが……)。

最初の1年くらいは英語が口から出ない子も多いです。
できないことを責めたり、むやみに焦らせたりせず、お子さんの力を信じて応援してあげてください。

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そうそう、われらが「ワクワク海外移住」ジョホールエリア担当のJBよしこさんも夏休みは日本に戻るようですね!

東京で、教育移住や起業を検討されている方向けの個別相談会を行うそうですよー!
超気になるーーーー!
よしこさん、めちゃくちゃ頭がキレるし、話おもしろいし、見聞が広いので、留学やビジネスでジョホールエリアが気になってる方はぜひ♪