世界22カ国、およそ80校のインターナショナルスクールが加盟するInternational School Partnership (ISP)。マレーシア全土では、9校のインターナショナルスクールが加盟しています。
テンビースクール、ストレイツ、そして、アジアパシフィックスクール。
そのうちの1校であるテンビースクールのイポー校舎は、ISPスクールズの中で唯一ボーディング施設があり単身留学もできる学校です。
イポー校舎に訪れた時のレポートはこちら
イポーってどんなところ? | ワクワク海外移住 (wakuwakuijyu.com)
今回は、そのテンビースクールイポー校舎に2024年1月に赴任してきたばかりというアンディー・ヒル校長先生のインタビュー。
イポーってどんなところなんだろう、住みやすいのかなぁと思っていませんか?
校長先生もイポーに来たばかり。イポーの街についてもお話ししてくれましたよ!
教師暦30年というアンディ先生は、元々物理の専攻で、さらに大学に戻り教職を取得したそう。初めてイギリスから出たのは20年前のケニア。それ以降色々なインターナショナルスクールで、先生たちをまとめる仕事やディレクターをつとめた経験があるというアンディ先生。テンビーの前の学校は、なんと120カ国の生徒が集まったインターナショナルスクールだったそう。
エグゼクティブリーダーの最高の専門資格を持ち、チャーターカレッジオブティーチングのフェローシップを授与されているという確かな実力を持つアンディ先生。
(*チャーターカレッジオブティーチング – 1846年に設立されたイギリスの教師の公認専門機関)
実は5人も! お子さまがいらっしゃって、下のお二人は今一緒にテンビースクールのイポー校舎に通っているそう! 上のお子さまは大学生はすでに仕事をされて、それぞれの場所で活躍しているとのこと。
プロフェッショナルでフレンドリー! すぐに馴染める環境
そんなアンディ先生に、テンビースクールイポー校舎の特徴を聞いてみました。
「とてもプロフェッショナルであるし、フレンドリーでもある環境です。
イポー自体、とても大きな都市というわけではないですが、どんな方にとっても”自分のおうち”であるかのような街だと思います。
テンビー・イポーに来ると、すぐに馴染むことができ、達成したり、結果が出たり、みんなとても素晴らしいです。」
長く務める先生が多い! パッションを感じることができる学校
なぜ優秀な生徒になるのでしょうか?
「パッションだと思います!あとは、共感。
例えば、大きい都市に住んでいると、物事がすごく早く起こりますよね。そして、例えば、通学も時間がかかりますよね。
でもここでは、より密に生徒たちと関わることができると感じます。
そして、先生たちも長く勤める先生が多いんです。何年も同じところにいるので、生徒たちのことをよく知ることもできます。テンビースクール・イポー校舎では、3〜18歳の生徒たちが学んでいます。ここでは先生からも生徒からもパッションを感じることができるんです。」
「どんなお子さまでも歓迎しています!」とアンディ先生。
「学校のコミュニティの一部になりやすいんです。うちの子も転校してきたばかりですが、”学校にずっといたい!お家に帰りたくない!”とすでに言っています。笑。」
それ以外にも、継続的にルールを徹底していることから、生徒たちが、ルールを理解し、それを順守しているそうです。しっかり理解できるような文化があるとのこと。
オープンマインドな国、マレーシア
マレーシアに訪れたことはあったけど、滞在するのは今回が初めてというアンディ先生。他の国での経験もあるアンディ先生にとってマレーシアはどんな国だと感じているのでしょうか。
「マレーシアはとても素晴らしい国で、教育に関してとても関心のある国だと思います。20年前にカンファレンスで来たことがあったのですが、そこでもマレーシア政府が国際教育をとてもサポートしていると感じました。それは、家族、会社、社会が必要としている教育を提供することができるということです。マレーシアにいる人は、みんな教育に対して、将来性を期待していると思います。教育システムが一つの特別な方法で導かれるべきと考えている国もあるでしょう。マレーシアも、少なくとも私たちは、マレー語やマンダリン(中国語)をインターナショナルスクールでも教えることで、その国の文化に対する尊敬はあり、国としても嬉しいことだと思いますし、マレーシアはとてもオープンマインドだと感じます。」
好奇心がある人におすすめ!
どんなお子さまがテンビースクール・イポー校舎に向いていると思いますか?
「好奇心がある人!そして、学習意欲がある、学び方を知りたいと思っている人。人生において必要なスキルを身につけたいと思っている人、より多くを学びたいと思っている人。
”好奇心”のあるマインドは私のフレーズになると思います。そして、パーソナリティも。それぞれのバックグラウンドもスキルも違うから、色々な生徒たちがいると良いなと思います。だから、”こういう生徒”というよりは、みんなに対してオープンです!
ただ一つだけ、”好奇心”を持って!好奇心さえ持っていてくれれば、私たちは、その好奇心を伸ばすツールを提供します。」
喜んでゴールを目指せれば、英語力がなくても問題ない!
気になる方も多いと思う英語力。日本人はあまり英語力のないお子さまも多いのですが、、、と聞いたところ、
「全く問題ありません!実際に、英語が第一言語ではないお子さまはたくさん学んでいますし、入学したての頃はほとんど英語力のなかった日本人の学生もいます。それが、今では流暢に話すことができ、カリキュラムも全て理解し、こなすことができるようになっています。それが、英語を学ぶことの結果だと思っています。そして、そのためには、生徒たちが喜んでゴールを目指せることが必要です。」
保護者とのコミュニケーションを大切にする学校
学校や保護者、生徒とのコミュニティはどんな様子でしょうか?
「とても歓迎ムードを感じます。イポーはとってもフレンドリーな街です。街を歩いていても、(知らない人が)日常的に話しかけてきてくれるし、私は何人知り合いがいるんだろう!とびっくりするくらい(笑)。とっても住みやすいと感じています。
学校としても、保護者を招待するようなイベントもやるし、オンラインでも行っています。私のドアはいつでも開いています! もし、話をしたい人がいたら、私の部屋に来て欲しいと思います。学校の中をまわって様子を見ていることもあるので、いつでもとは言えませんが、ぜひ保護者の方とコミュニケーションを取りたいと思っているので、実際にいらっしゃれる方は来て欲しいし、難しい方は、バーチャルカフェに招待しますよ!」
と、とってもユーモアあふれるアンディ先生。
学校の一部であるボーディング(寮)
将来的に、敷地内にボーディング施設を建設予定というテンビースクール・イポー校舎。
現在は、6つの一軒家を寮の代わりにしていると言います。
「現在は、学校のスタッフが寮を担当しています。また、私が到着してすぐに食事を変えました。現在は、より良いメニューと選択肢が提供されています。州外の旅行もするし、ショッピングに出かけることもあります。」
単身留学(ボーディング生)と親子留学の違いについてどう考えているのでしょうか。
「ボーディングは、できる限り、学校の一部であるべきだと思っています。現在は敷地内でないとはいえ、歩ける距離にあります。例えば、放課後、スポーツ施設を使用できるようにしたり、学校と寮が一体となることで、より多くのアクティビティを提供できるようにしたいと思っています。
寮には、ハウスペアレンツ(寮母さん)がいて、今生徒たちがどこにいて、何をしているのかということを把握しているのですが、もし個別で相談が必要であれば、ドアはいつでも開いています。もし英語でのコミュニケーションが難しい場合でも、マルチ言語に対応もしています。日本語はまだですが、中国語、ヒンドゥー語、などを話せるスタッフも寮にいます。日本語の場合、スタッフこそ常駐はしていませんが、通訳サービスを24時間提供することができます。日本人の現役留学生も助けてくれます。」
最後にマレーシア留学を検討されているみなさまにメッセージをいただきました。
「来てみてみてください。学校も環境もとても良いですし、テンビースクール・イポー校舎に入学することで、素晴らしい機会を提供することをお約束します。」
アンディ先生が校長先生をつとめるテンビースクールイポー校舎は、3/23&24に開催されるワクワク留学フェアで24日に学校説明会があります。
単身留学に興味のある方、日本人が少なめな学校が希望の方、自然豊かなところで子育てをしたいと思っている方は、ぜひご参加ください。
ワクワク留学フェアの詳細・無料参加登録はこちら↓
https://events.wakuwakuijyu.com/wwrf24TokyoShinagawaMarch
学校説明会、個別相談会には、別途予約が必要です。
ご登録いただいたメールアドレスに予約フォームが送られてきます。ご予約をお忘れなく!