ふううううううう、ようやくひとヤマ越えまして、ほったらかしのブログにとりかかっております。
たくさんいただいているお問い合わせのお返事も、滞り気味でごめんなさいm(_ _)m
しかし、来週からはなんと約2週間(!!)の日本出張。
出発までにこなさなくてはならないことが、まだいくつも残っている……。
はあああああああ、大丈夫か!? デイジー!
ホントに終わるのか!? デイジー!!
そんな状況だったりします。
そんななか、息抜きがてら夕方チビたちを連れて、「Art Expo Malaysia 2013」なるイベントに行ってきました\(^▽^)/
マレーシアでは、アートは正直まだまだの分野。
ペナンのジョージタウンやマラッカは、古い街並みとアートが絶妙のさじ加減で融合していて、アーティストもたくさん集まっているようなのですが……首都クアラルンプールにいたっては、ちょっとお粗末と言わざるをえません。
が、そんなクアラルンプールでも、国内外約60のギャラリーが出展するエキシビジョンが開催されているというじゃありませんか!!
いやー、ホント言うとまったく期待しなかったんですけど、かなり楽しめました。
チビたちもおもしろそうにじっと見つめたり、ときどき怖がったり、なかなか楽しんでおりましたよ!
場所は、パブリカの近くのMATRADE Exhibition & Convention Centre。
大きな風穴(?)が空いているビルです。
入場は無料!!
子どもウケがよかったのがこちら。
苦しそうだけど、ちょっと楽しそう??
なんと我らが日本のギャラリーも出展していましたよ!
世界の村上隆!!
この展示の仕方はねらいなんすよね??……きっと。
こちらも日本人アーティストの作品。
スマホカメラだとわかりにくいですけど、実物は目の覚めるようなきれいな色でした!!
こちらも日本人の作品。
個人的にはとっても好みでした。
お値段もなかなか☆
いやー、こうして比べて見ると、日本のアーティストのレベルって本当に高い!! と改めて関心しちゃいました(〃ω〃)
日本人として誇らしいな、と。
かなり上から目線でえらそうですけど、マレーシアのギャラリーのレベルは予想どおりでした。
でも、だからといって個々の日本人のアートレベルが高いかといえば……それはまた別の話ですよね。
以前、ギャラリストの友人から聞いた話だと、日本のアートマーケットというのは、わずか300人の買い手に支えられて成り立っているんだそうです。
それくらい日常的にアートを買う人が少ないということ。
これはたとえば、成熟したアート文化をもつヨーロッパやアメリカだったらありえない少なさだと思うんです。
一方、マレーシアはアーティストもアートファンもまだまだ育っていないかもしれないけど、彼らは普通に購入してるんですよね。
自分の家に飾るために(特にチャイニーズ)。
なので、彼らが好む作品はとってもわかりやすい。
でも、チャイニーズの趣味について云々言う前に、アートは見て楽しむだけじゃなくて(今回は入場料さえ払ってないし)、ときどき買えるくらいの身分にはなりたいものだなーと思ったのでした。
ところで、会場ではこんなステキな出逢いもありましたよ!!
日本人アーティストの岡田 豊さん。
もう3回目の出展だそう。
現在はオーストラリアに滞在されているそうなんですが、マレーシアもかなり気に入っていただけた様子。
アーティスト、大歓迎!
マレーシアに来て来て\(^▽^)/
緻密でぬくもりのあるやさしい作品は、動物モチーフが多く、チビたちもとても気に入っていました。
次にマレーシアに来たら、子どもたちにぜひワークショップをしてくださいね!!
こちらはスイスの大使館コーナーで。
ひとりでスケッチをしていたアーティストに近づいたら、なんとたろうに持っていたスケッチブックとペンを渡してくれました。
そして、たろうが描き終わるまで、隣でやさしくニコニコ見守ってくれてました。
ちなみにたろうが描いたのは、2歳の頃、ハワイに行ったときに見たホエールテイル。
波間から覗いた尾びれが強く印象に残っていたらしく、最近になって突然絵に描くようになりました。
アーティストも、とても喜んでほめてくれましたよ!
こちらのエキシビジョンは、22(日)まで開催しています。
アートファンならとっても楽しめると思うので、マレーシア在住で興味のある方はぜひ訪ねてみてくださいね♪