日本のゴールデンウィークにあたる期間に、フランス、スペイン、イタリアへ旅行に行きました。
全部で10泊12日間の旅。
シンガポールからフランスのニースに飛行機で飛び、ニースのホテルに2泊、カンヌのホテルに1泊、その後、カンヌからクルーズで7泊。
東京から来る主人とはニースで待ち合わせして、長く休みが取れない主人は、ホテル3泊、クルーズ2泊後に帰って行きました。
それからの5泊は母子での2人旅。
この旅を通して、まだほんの6才だと思っていた息子の、想像以上の成長を感じたので書き留めたいと思います。
ニースは初でしたが、コートダジュールの海が広がり、大きな公園や緑も多く、建物が立ち並ぶ場所にあるホテルからも、朝は何種類もの鳥のさえずりが聞こえてきて、ものすごくリラックスできる環境でした。
クジラをかたどった木製の遊具がある公園で遊んだり、シャガール美術館に行ったり。
翌日はバスでモナコに行き、モンテカルロカジノ付近でお茶をしたり、水族館もある海洋博物館や、王室の車コレクションが見られる博物館に行ったり。
モナコも海と緑と崖とゴージャスが詰まった素敵な場所でした。
そしてニースからカンヌに移動し、カンヌでショッピングなどの後乗船。
今回はMSCというイタリアの船で、15階建、4500人以上が乗れる規模。
息子は4回目の地中海クルージングで慣れっこ。
海外のクルーズ旅行がリーズナブルでおススメという記事は以前にも書きましたが、
※前回の記事はこちら
今回も7泊で全食事付き、ショーなども毎晩あって、毎日異なる寄港地に寄り、合計で17万円(3人分、港湾税込み。サービス料別)くらいでした。
スペインの島であるマヨルカ島や、
ガウディの建築物や世界一美しい市場(私見)のあるバルセロナに寄り、ここでパパは帰国。
※以前行った時の記事はこちら。
母子2人旅になり、皇帝ナポレオンの生まれた家があるフランスの島、コルシカ島に行ったり、
ローマから1時間ほどの港町、チビタベッキア で支倉常長像(江戸時代の人)と出会って驚いたり、
世界遺産である、崖の上にそびえるカラフルな家々のチンクエテッレを観て夢の国に来たような気分になったり、
ジェノヴァでは赤の宮殿に行ったり骨董市を見たり、
そしてカンヌに戻ってから下船し、飛行機でシンガポールへと戻ってきました。
今回の旅行では、6歳の息子が、大人と同じ行動ができて一緒に楽しめていたことに驚くとともに、すごく楽しめましたし、成長を感じました。
暑すぎず気候が良かったというのもありますが、1番多い日で、1日24000歩も歩いていたのですが、子供もへこたれずに一緒に歩けたこと。(子供の足なら3万歩くらい?)
船での夕食は、コース仕立てになっていて、好きなものを好きなだけ注文します。
子供用のメニューもありますが、息子は大人と同じメニューから、前菜、メイン、デザートを選んでいて、シェアしたりしながら同じ食事を楽しめたこと。
(とくにエスカルゴとか生ハムメロン、魚介料理を好みましたが、旬の味であるアーティチョークなども食べてみておいしいと感じたり、ブルーチーズにトライしてみたりしました。
ユーチューバーのヒカキンさんが、「ブルーチーズを食べた夜は悪夢を見るらしい 」と言っていたようで、実体験したかった様子。
結果、悪夢は見なかったと。)
美術館や宮殿なども好奇心を持って自ら行きたがったこと。
(宗教画の怖いシーンに怖さ半分興味半分だったり、教会や美術館を美しいと感じたり。)
船で夜行われるショーを、毎晩観に行きたがったこと。
(音楽とダンスの華やかなショーは子供心にも楽しい。)
もちろん、公園を見つけたら遊ばずにはいられなかったり、いつでもおもちゃ屋さんに寄りたい、という子供らしいこともあるのですが、こうやって同じものを観て、同じものを食べて、同じように楽しめるようになるのはあと数年先なのかと思っていたので、6歳でもこんなに一緒に楽しめるのだから、10歳とか15歳になったらどんなに楽しいんだろうかと思いました。
それから帰国後、主人からケータイに保存された写真が送られてきて見たのですが、すごく驚き。
旅行中の主人が一緒にいる間、ケータイで写真を撮るのをみて、息子も写真を撮りたがりました。
主人は、画像修正の仕方を軽く教えてケータイを貸してあげていて、初めて写真を撮る息子は夢中になって撮影したり画像調整をしたりしていたのです。
出来た写真は、白黒になってたり、接写したものがあったりで美しい。
現代のケータイカメラの簡単な操作環境は、たった6歳でもこんなに美しい写真を作ることを可能にするのか、と驚き。
以下、息子が自分で撮影して自分で画像調整した写真です。
今度、いらなくなったケータイを息子にあげようと思います。(カメラとして使うために。)
想像以上の出来で驚くので、ぜひ試してみてくださいね!
そんなこんなで、とても楽しいリラックスできたゴールデンウィークでした。
最後の絵は、息子の「今回の旅行全ての思い出」とのこと。