美味しいジョホールバル♥JBよしこが、ジョホールバルでの日々の食事やレストランをご紹介。

2016/02/15

ラーメン屋出店準備と2か月のドタバタ パート3

さて、世界初のハラルラーメン屋「あやむ家」をマレーシアにオープンして2か月が経とうとしています。

経緯を書いた過去記事はこちら
 「ラーメン屋さんはじめました パート1」
 「出会いからラーメン屋さん出店まで パート2」
今回は、出店場所が決まってからの準備とこの2か月のドタバタを書きたいと思います。

 空港内のフードコートに出店することが決まり、オープン日は2か月後を想定していましたが、フードコート会社から、1か月後にするようにとお達し。
ここからがドタバタです。

求人案内を出し、必要な調理用具を運び入れ、食材を仕入れる業者を決定する。
フードコートという場所のため、自分たちで内装をしない分、簡単でスムーズにいくと思っていました。

ですがここは日本ではなくマレーシア。
想定外のことばかりおこります。

調理器具を業者に確認しながら買って運び入れたら、強火になるはずがとろ火しかつかなかったり、
日本から食器類をEMSを送ったのに、3週間たっても届かなかったり。

食材のサプライヤー選びには想像以上に苦戦。
日本であれば、長くても普通なら数日、長くても1週間ほどで見積もりを送ってもらえるのが、1週間すぎて何度催促してもなかなか出てこなかったり。
スムーズに商談できたのが1、2社。あとは催促を重ねて2週間後にやっと見積もりを送ってくるなど。

結局、最低限オープンに必要なことがそろったのはわずか2日前。
バタバタすぎて、普通のことが普通にできるようになったのはオープン後2週間ほどたったころでしょうか。

届くはずの荷物が届かないとか、来るはずの人が連絡なしにこない、というのはマレーシアでは日常茶飯事で慣れているつもりでしたが、
時間に余裕があるときにはゆったりとした気構えでいられるものの、限りのある時間内でなんとかしなくてはならない場合、ほんとイライラドキドキです。

業務用調理器具卸業者から買ったキッチンタイマーは、6個のうち5個が壊れ、キッチンスケールも4個買って3個壊れ、フライパンのとってがとれたり、フライヤーが3回も壊れたり。
すべて新品を使用開始後1か月以内のできごと。
1度買ったらほぼ永久に壊れない日本製品のすごさを再認識しました。

そんな状態なので、事前にスタッフトレーニングをして万全の体制でオープンということはできる状態ではなく、オープン後に営業しながら作業を覚えていくという日々です。
すべての準備を整えてからスタートというのが日本式なら、スタートしながらなんとかしていくというのがマレー式?

スタッフは、経験豊富なマネージャー1名と、飲食業未経験の17歳から21歳の男の子が6名揃いました。
全員マレー系マレー人です。
作業は丁寧。
逆にいえばゆっくりゆっくりゆっくりペース。
驚くほどのゆっくり具合。
マレー人の傾向として、怒るとすぐに辞めてしまうというのがあるので、気長に教えていくのみ。
調理を少し間違えて、それを正すとどーんと落ち込んで無言になってしまう子がいたり、すぐ床に座り込んでしまう子がいたり、ケータイいじりだしたり。
これで大丈夫なのかと驚きましたが、基本はみんな素直でとってもいい子。
お給料振込みのための自分名義の銀行口座を生まれてはじめてつくった子も何名もいて、彼らにとってはじめての仕事だからなにもできなくて当然なのかも。
はじめての給料日には、「初給料だから、お母さんにプレゼントを買ってあげたいんだ」と言ってきた子もいました。

ramen3 (3)

少しずつ慣れてきて食材の仕込みなども上手になってきていて、喜ばしく思っていました。

そんな中2回目のお給料日の翌日、6人中4人が仕事を辞めたいと言ってきました。
その数日後、もう1人も辞めたいと。
っていうか辞めたいとメールで連絡してきたその日に、すでに2人はもう来ない、、、。

マレー人は離職率が高くすぐ辞めると聞いていましたが、その日がこんなに早くくるとは!
よい人材の確保や、長く働いてもらうことがたいへんだと聞いていたので、「ははあ。これがそれか!」と妙に納得。
どおりで飲食業界は、なかなか辞めない外国人労働者の雇い入れが多いわけです。

再度求人募集をして、5日後には新たに2名加わりました。
すぐ辞めるのにも驚くけど、すぐ新しい人がくるのにも驚く。
若い人はころころと職を変えることが普通のようです。
これから先も「人」で苦労しそうだな~。

そんなドタバタな毎日。
私はジョホールバルに住みながら、毎週クアラルンプールのお店に行って味やクオリティの維持につとめています。
せめてもの救いは、スタッフ達の上司である、信頼できるマネージャー(マレー人)に恵まれてよかった。
何が起きても経験豊富な彼ならなんとかできると安心。

長く働いてくれる信頼できるスタッフが、日々増えることを願います~。

お店と一緒に私もスタッフもみんなで成長していきます。

ramen3 (2) マレー人の若いスタッフががんばってくれています。

Japanese Halal Ramen
Ayam-YA あやむ家
https://www.facebook.com/ayamyamy

L2M Quizinn, Gateway, Klia2.
※空港直結のビルの2M階にあるフードコート「Quizinn」内です。
お近くにいらした際はぜひラーメン食べていってください~。
グランドオープニングプロモーションとして、3月末まで、全品20パーセントオフです。