大学最後の研修旅行の帰りの飛行機の中で、このブログを書いてます。
訪ねたのは、ベトナムのブンタオというベトナム人にしか知られていない観光地。
ここで、現地の方にインタビューをしてその結果をレポートにまとめるのが、この研修の大きな目的でした。
ベトナムは英語が話せない方が大半なので、ジェスチャーとグーグル翻訳を駆使して必死にインタビューしました。(笑)
そしてなんと言っても、これが大学最後の旅行。
インタビューの合間に、みんなで思いっきり楽しみました!
ナイトマーケットでシーフードを堪能したあと、バンミー(ベトナムで有名なサンドイッチ)を片手にビーチを散策したり、みんなで山の上にあるイエス・キリストの像を見るために汗だくになりながら階段を上ったり。
いい思い出ができました(^^)
刺激的! だったマレーシア留学
そう、いよいよ私のマレーシア留学が終わろうとしています。
人生でいちばん濃い3年間だったと、今、確信しています。
私のクラスメイトは、マレーシア、もちろんのこと、インドネシア、ジンバブエ、ガーナ、ベトナム、イラン、モーリシャス、バングラディシュ、スリランカ、ミャンマー、台湾、タイ、インド、中国…などなど本当に多くの国から来ていました。
同じ国でも民族や宗教が違ったり、二重国籍の子もいるので、細かく分類したらもっと多くなります。
マレーシア人だけでもインド系、中華系、マレー系、そして少数民族といるので、1つの国にいながら、いろんな文化を経験しました。
旧正月、ハリラヤ、デバパリ、クリスマス(⁉︎)、等のイベントはもちろん、友だちに伝統料理を振舞ってもらったり、伝統的な衣装を着せてもらったことも!
こんなに多くの人種に囲まれて、生活することはもう早々ないのではないかと思います。
今日もムスリムの友人(ちなみに彼女はインドネシア人ですが、カタールで育ち、ずっとインターナショナルスクールに通っていたので第一言語は英語です) と、お互いの文化の話をして盛り上がりました。
喜怒哀楽の激しい留学だった⁉︎
とはいえ、ただ楽しいだけじゃなかったのもマレーシア留学。
3年間の私を振り返ると、怒り狂って怒鳴ったこともあれば、部屋でひとり号泣したこともあります。
性格によって受け止め方は人それぞれだと思うのですが、文化の違いって、本当に本当に大変なんです。
私が留学する前に大変だとイメージしていたことを、感覚値では7倍くらい超えてきたという自覚があります。
例えば……
約束の遅刻、ドタキャンは当たり前。
グループ課題の自分の担当パートを、提出直前になって手をつけ始める人。
逆にまわりの意見を一切受け入れず、課題を自分が思うようにコントロールしようとする人。
何があっても自分の母国語でしか話さない人。
逆に、私が相手を怒らせたこともあります。
私が機嫌の悪い態度を取ったせいで、ずっと無言になってまわりに気を遣わせてしまったり、ふざけ過ぎてたり、マレーシア人にはNGな冗談を言ったり。
怒鳴って大ゲンカしたり、誤解から1学期間、互いに目も合わせない友人もいました。
異文化のなかで生活する秘訣
けれど、どんなにケンカしても、留学中、縁が切れたり、口もきかなくなったマレーシア人はいません(実は日本人とは、仲直りできてない人もいます……)。
理由は「自分の喜怒哀楽を受け入れて、相手に伝えるから! 」
異文化のなかでちゃんと生活していくには、面と向かってイヤなことやおかしいと思うことを話し合うこと。
当たり前かもしれないですが、日本だとなかなかできないことだと思います。
留学当初はずっと自分の思いを溜め込んでいました。
相手に怒ったりするのは、はしたないことだとどこかで思っていたからです。
ですが、留学中にイヤなことはハッキリ言った方が人間関係がうまくいくことに気づきました。
むしろ、イヤな気持ちを溜め込んで、あとで爆発させる方が人間関係をこじらせてしまうのです!
これに気づいてからは、なるべくちゃんとイヤだと感じていることを、相手に伝えるようにしました。
すると意外とみんなすぐに謝って、そのあとは気をつけてくれるようになりました。
たまに向こうからの意見もあって、私が気づけない部分を指摘してくれることも。
お互いに言いたいことを言って、しっかり仲直りすることで、文化の違いを乗り越えることができるようになりました。
マレーシア留学を終える前に思うこと
そんなマレーシア留学も、とうとう終わり。
まだまだマレーシアでやりたいことがたくさんありますし、友人たちと離れるのは本当に寂しいです。
まだ卒業後の進路は確定していないものの、大学必須のインターンシップのため、まずは日本に帰国する予定です。
日本でもマレーシアでも、英語をバリバリ使っていける仕事に就きたいです。
すっかりマレーシア人化してしまった私が、ちゃんと日本で働けるかは不安ですが……ひとまずインターンシップでお試しということで!(笑)