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カナダ留学も体験したことのある私が、進学先にマレーシアの大学を選んだ理由

みなさん、はじめまして!

このたび「ワクワク海外移住」でブログを書くことになりましたKAYAです。

私は現在マレーシアの某私立大学、ホスピタリティー学科の3年生で、人にサービスを提供する際の心構えやレストランやホテルで働くためのスキルを学んでいます。

 

マレーシアの大学?

ホスピタリティー学科!?

日本人からすると、かなりマイナーな選択かもしれないですね。

実際、進学先を決めたときから現在に至るまで、周囲の日本人からは完全に変人扱い。

 

しかし!

そんなことはまったく気にならないほど、マレーシアでの学生生活は一日一日が本当に楽しいです!

 

このブログではそんなマレーシア留学生活についてお伝えしていけたらなと思います!

 

なぜカナダ留学後、マレーシアを選んだのか?


よく、どうしてアメリカやカナダのようなメジャーな留学先ではなくマレーシアを選んだのかと聞かれるのですが、そもそものきっかけは、高校時代に「メジャーで人気の」カナダへの1年間留学だったんです。

カナダの超田舎(ちゃんとした食料品店に行くのに車で20分、本屋に行くのに2時間かかります)へ留学することになった私は、その当時、学校で唯一の留学生でした。

学校内の95%の生徒は白人で、残り5%の有色人種もみんなカナダ人。

そんな環境ですから、アジア人で英語も大して話せない私は、差別や仲間外れにあったことも。

今ではそんな経験も、鉄板ネタとして笑い飛ばしていますが、当時はいじわるをされても、英語が話せないせいで言い返せず、かなり悔しい思いをしながら生活してました。

 

その一方で、ホストファミリーはとても優しい人たちで、私にいろんなことを教えてくれました。

英単語や文法のニュアンスの違いなど英語についてはもちろん、日本人にはあまりなじみのないキリスト教の教え、カナダの時事ネタなど。

 

ただ生活するだけではなく、こういうことを教えてもらったことで私のカナダ留学はより深いものになったなと今では思います。

 

また私の英語が少しずつ上達すると、ホストファミリーは学校の外で人に会う機会をつくってくれました。

小さな町で白人ばかりだと思っていましたが、1時間も車を走らせればアフリカ系、インド系、中華系、ラテン系の人々と知り合うことができました。

 

ルーツはどの国か、彼らがなぜカナダに来たのかを聞くと、みんな理由はさまざまで、毎回聞くのが楽しみでした。

 

それまでは外国人=白人だと思っていましたが、さまざまなルーツをもった人たちが無限に世界にはいて、言語というツールを使えば、いくらでも自分の世界は広げられると私はカナダで学んだのです。

 

マレーシア大学の最難関は○○だった!!


カナダ留学を終えて早々に、私は心を決めました。

 

「大学は海外に行きたい!!! 英語が学べて、もうわけがわからないくらいに人種がごちゃまぜになっている国へ!!!」

 

しかし、「英語が話せる国=白人のいる場所」という方程式が完成していた私は、そんな欲張りな国があるのか? と考えました。

海外大学への進路を探しても、出てくるのはアメリカ、カナダ、イギリスばかり…。

これは改めて書こうとは思いますが、白人のなかにはもちろん、いい人もたくさんいるとわかってはいるのですが、カナダで1年間生活してみて、差別を感じることが多くあったので、欧米圏へ行くのはちょっと懲りてました。

 

そんなふうに進路探しに行き詰まっていたとき、こんな情報が飛び込んできたのです。

 

「私たちの2つ上の●●先輩、マレーシアの大学に進学するらしいよ!」

 

まっ、マレーシア?

 

思ってもいなかった選択肢にビックリ!

 

いてもたってもいられなくなり、期末テスト直前の先輩を捕まえて、質問攻めにしました。

すると、

  • マレーシアは多国籍国家で、留学生もたくさんいる
  • 大学の授業は英語で行われる
  • おもしろい学科がある
  • カリキュラムはアメリカやイギリスの有名大学で作られている
  • 授業は参加型で生徒がたくさん発言する
  • インターンシップが授業に組み込まれている
  • しかも学費が欧米圏の大学よりも安い!!

 

マレーシアの大学に進学するといいことがたくさんあるということが分かったのです。

 

いてもたってもいられず、さっそく両親の説得に取りかかりました。

マレーシア留学の情報をかき集め、親にほぼ毎晩のようにプレゼンしたのです。

母親はすぐに認めてくれましたが、父親の説得はおよそ8か月かかりました。

 

「マレーシアで女の子がひとりで生活するなんて、治安は大丈夫なのか?」

「マレーシアの大学で本当にいい教育が受けられるのか?」

「就職はどうするんだ? マレーシアの大学なんて知名度がなさすぎて、就活で困るかもしれないぞ?」

 

父の反応はごもっともです。

そこで、マレーシアの大学見学に、付き添ってほしい頼み込み、現地で大学の設備や授業のクオリティ、生活環境を父の目で確かめてもらいました。

その結果、ついに難攻不落の父を口説き落とすことに成功、マレーシアの大学への進学を決めたのです!

 

***

少々長くなりましたが、そんな流れで私は今ココ(マレーシアのクアラルンプール郊外)にいます。

中華系マレーシア人の子に中国語を教えてもらったり、

モスクに行ってイスラム教の人が食べるごちそうをふるまってもらったり、

インド人とルームシェアをしたり、

 

これが今の私の日常です。

 

大学も課題やテストが山のようにあって毎日ヒーヒー言っていますが、学べることは実践的で日常ですぐに使えるようなことばかりなのでとても面白いです。

 

ところが、マレーシア留学は日本ではまだまだ知名度が低く、私が進学を決めたときも、調べてもほとんど情報が出てこなくて困ったものでした。

マレーシア留学の魅力をたくさんの方にお届けしたい!

もっといろんな人にマレーシア留学という進路を知ってほしい!

そんな思いからこのブログをスタートします。

 

どうぞよろしくお願いします!