クアラルンプールから車で2時間半ほど北上したカンパーにあるウェストレイクインターナショナルスクール(以下、WIS)。その名前の通り、学校の目の前には大きな湖が広がり、自然豊かな環境です。
WISには、学校の目の前に寮もあり、単身留学も親子留学も可能です。
2022年6月に入学したSくんは、Year7で入学し単身留学からスタート。現在はお母さまも移住され、現在はYear9として親子留学をしています。
今回は、とっても仲の良いおふたりに、学校のこと、生活のことなど”ホンネ”を聞いてみました!
住ませてもらっているという気持ちが大きい
インタビューを始めてすぐに出てきたのは、感謝の言葉でした。実際に今送っている生活について教えてくれました。
(母)「住ませてもらっているという気持ちが大きいです。宗教も文化の違いも勉強になるし、海外からの人も多い。
住んでいるところからは、目の前に空と大自然が広がっている。
(WISの隣に)医学部を持つ大学があるというのも大きいです。大学の先生とも会うし、学生の街でもあるので、学生ニーズなので値段が安く設定されています。」
(母)「KLよりも涼しく感じるし、話しかけてくれる人も多く、道行く人もニコッとしてくれることが多いです。
日本人はおもてなしの心がすごいと評価されていますが、私が出会ったみなさんは、とても親切です。先日もお店でカルダモンを探していたのですが、マレー語でわからなくて写真を見せたのですが、わからない言われて、その日は買うのを諦めたんです。そしたら、自分も忘れるくらい後になって、「あったよ〜」と持ってきてくれたんです!このようなエピソードは山ほどあります!」
(Sくん)「 日本に帰るためにカンパーの駅に早朝に行かなければならない時があったのですが、お世話になったドライバーさんが、事情を話したら早朝に対応してくれたり、美味しいご飯屋さんも教えてくれました。」
(母) 「KLから電車を使ってカンパーに移動する時があるのですが、先日カンパーについたのが、23時だったんです。Grabも捕まらないしどうしようと思っていた時に、駅員さんに相談したら、送ってくれたんです。」
もちろん海外なので気をつけながら過ごされていますが、親子揃って「地域の方たちから助けたいという気持ちを自然に感じられる環境」で、感謝の気持ちを持ちながら楽しい毎日を過ごしているそう。
(Sくん) 「マレーシア人は日本のことを好きな人が多いと感じます。日本語を習っている人がいて、それでまた友だちになれます。色々な国の友だちができてきます。」
安心&団結力があり、英語の勉強にもなったという単身留学時代
入学当時、単身留学をしていたSくん。当時の生活は?
(Sくん) 「最初は寂しい気持ちもあってストレスを感じたこともありました。ルールが決まっているので、通学生の友だちとスケジュールが合わないことも。」
(母) 「親としては、ルールがちゃんと決められているのはありがたいですけどね。笑。携帯も夜没収してくれるし、勉強タイムも決まっている。質の良い勉強をしているなと思っていました。」
(Sくん) 「寮の友だちは、同じ環境の中にいるので、安心できたし、団結力もありました。寮の中はもちろん英語でコミュニケーションを取るので、勉強にもなります。」
自分がどれだけ英語を話せなくても話に行くかどうかは大切
入学当初、英語ができなかったというSくん。最初はどうだったのでしょうか?
(Sくん) 「寮母も優しかったし、英語はダメだったけど、コミュニケーションに困らなかったです。翻訳もできるし、なるようになっていたから、つらくはなかったですね。親と離れたのは慣れなかっただけで、学校は困らなかったです。」
(母) 「入学したてのとき、授業が全くわからないから手を挙げて先生にわからないって伝えたって言ってたよね?」
(Sくん) 「(マレー語とマンダリンの)授業中に全くわからなかった時、たまたま僕のときは英語がしゃべれないのが僕だけだったので、先生が連れ出してくれてマンツーマンで英語の授業をしてくれたんです。スタートに手厚くて、スタートダッシュがしやすかったです。
あとは、英語がすでにできる長くいる日本人の子に助けてもらいました。授業もそうだし、その友だちのグループに入れてもらえるから自然と友だちと英語で会話する環境でした。自分がどれだけ英語を話せなくても話に行くかは、大切だと思います。
授業の内容がわかるようになってきたのは、4ヶ月目くらいでした。話せるかというとまだまだだったけど、自分が話していておかしいなぁと思いながらも最低限のコミュニケーションは取れるようになりました。
元々単語はわかっていたけどスピーキングが弱かったからかもしれません。英検は4級だったけど、今は2級になりました。
今も徐々にバージョンアップしています!」
自分の考えを持って動こう姿を見て、見守られていることに感謝
お母さまから見て、成長したと思うところはどんなところだったのでしょうか?
(母)「日本では英語を全然披露してくれなかったので、心配していたのですが、英語で小さい声での会話が聞き取れているのを見たときに、ちゃんと成長しているのだなと思いました。
それから、自分の考えを持って動こうとしてくれています。私だけの価値観ではなく、色々な人から刺激を受けている。寮や学校で暖かく見守ってくれて良かったなぁありがたかったなぁと思います。」
WISのスタッフとの会話の中で、Sくんは1年ですごく英語が伸びたと褒められていました。当初から留学したいという強い思いを抱きマレーシア留学を決めたSくん。感謝の気持ちを忘れず、与えられた環境を最大限に活用している成果ではないかなと感じました。
街のレストランのご飯は美味しい! 自炊もする寮生たち
よくご質問もある気になる”食事”についても聞いてみました。
(Sくん) 「街のレストランのご飯は美味しいです!
学校は、中華系の食事が多いので、僕は好きでたくさん食べていたけれど、抵抗がある人も。
寮では、ご飯を炊いたり、自分で料理をしている友だちもいました。
月に2回くらいイポー(カンパーから車で30分〜1時間程度のところにある都市)のモールに買い出しに行けるので、その時に、食材を買ってきたり、僕はマンゴーとか果物を買ってきていました。
卵が無料でもらえたので、夜みんなで卵だけで何か作ったり、たまに寮母さんがサンドイッチを作ってくれたこともありました。
土曜日だけデリバリーが可能だったので、頼んでいました。」
日本から持ってきた食料も含め、自分たちで工夫をして慣れない食事も乗り越えながら楽しんでいたとのこと。
単身留学も親子留学も経験!
単身留学も親子留学も経験しているSくん。珍しいと思いますが、どんな違いを感じているのでしょうか?
(Sくん) 「僕は今の親子留学の方が好きです。
理由は、元々友だちとサイクリングとかで出かけるのが好きで、友だちと約束して遊びに出かけられるのは楽しい!」
(母)「車だけ気をつけたら変に建物の影とかなく開けた場所だから変なこともできないから今まで危険を感じたことはありません。怪しい人も出会ったことはないし、私のようなお母さん(笑)が側にいたら大丈夫だと思います。」
(Sくん)「学校のことで言うと、グループワークも多いので、クラスの友だちと放課後に一緒に勉強したり遊べたりするのも良いところだと思います。」
勇気を出したあとにいいことがある
最後にこれからマレーシア留学を目指すご家族にメッセージをいただきました。
(母) 「全ての人が合うわけではないと思いますが、地平線が見えて、空が見えて、鳥がいる環境。住まわせていただいていると私は思っています。
想定外のこともあるし、日本人の価値観が違うこともあるし、国も宗教の違いも楽しめる人にはおすすめです。
値段を考えると成長が大きいと思います。私は、移住して本当に良かったと思っています。
親として子どもを送り出すのも、子ども自身も最初はとっても勇気がいると思うのですが、勇気を出したあとにいいことがあると思っています。学校の勉強だけでなく、与えてもらっているのを感じます。」
(Sくん)「勇気を出したあとにはいいことがあります!白人はいないけど、色々な国の友だちができます。良い友だちを見つけられたら楽しくなると思います。」
今回、実は、”お世話になっている学校に恩返しがしたい”ので、とインタビューを受けていただきました。本当におふたりとも感謝の気持ちを持って楽しく過ごしているのがわかるインタビューでした。
ウェストレイクインターナショナルスクールは、語学学校も持ち、英語力を向上させるプログラムに定評があります。留学にあたり、4週間、もしくは8週間で英語力を向上させるコースも提供されることになりました!
日本人だけではなく、他の国の留学生も増えている今だからこそ、留学をより有意義なものにするために、検討されてみてはいかがでしょうか?
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