現時点で英語力がなくても、スペシャルニーズでも問題ない！　次のレベルにチャレンジする気持ちがあれば大歓迎！　開校以来16年間ネクサスで活躍している校長先生の”ホンネ”インタビュー

今回は、クアラルンプール近郊の行政の街・プトラジャヤにあるネクサスインターナショナルスクールの校長先生であるデビッド先生のインタビュー。

デビッド先生はネクサスの創設以来16年間ずっとネクサスで活躍されています。

ネクサスでは、イギリス式のIGCSEの課程を経て、IBカリキュラムが提供されています。それ以外にもネクサスならではのプログラムがたくさんあります。そんなネクサスをデビッド先生から紹介してもらいました。

実は、デビッド先生は創設時には、”ネクサスインターナショナルスクール”とは、という学校の方針を決めていった張本人でもあります。

インクルージョン、イノベーション、リレーションシップ、マインドセットを大切にするネクサスウェイとは？

ネクサスウェイというネクサスならではの方針があります。ネクサスウェイは、基本的には学習焦点のことで、4つのメインポイントがあるんだそう。

「一つ目はインクルージョンです。大切なこととして、ネクサスに通う全てのお子さまは、それぞれのお子さまにとって必要なレベルにチャレンジをすることが必要となります。

2つ目は、イノベーション。ネクサスでは学習にテクノロジーを使っています。学習効果が高まるときにのみ使用しています。これは大きなインパクトとなります。

シンガポールやマレーシアにApple社がありますが、今までに何度も学校を訪れたことがあり、Apple社より優れた学校として表彰されています。

3つ目はリレーションシップです。私たちは、日本はもちろん他の国からも歓迎しています。それは、ネクサスが生徒同士、生徒と先生、生徒とコミュニティ全体の強い関係を築くことにつながります。私たちは、コミュニティの他の人たちとの関係をとても真剣に捉えています。

最後4つ目は、マインドセットです。全ての生徒たちは、グローバルシチズンであるというマインドセットを持っています。実際に卒業生たちは、世界中で活躍しています。」

どんなステージのお子さまでも、より良くなるようにサポート！英語のスキルがなくても大丈夫！

全ての生徒を歓迎しているということから、新しい英語のプログラムをスタートするネクサス。

どんなプログラムなのでしょうか。

「新しいプログラムは、該当の生徒がどんなステージのお子さまであっても、そのお子さまがより良くなるようにサポートしていきます。プログラムは全く英語のスキルのないお子さまが始めるもので、英語力がないこと自体問題ではありません。入学時がどのレベルであっても、次のレベルに達した時に、メインストリーム（通常クラス）に進むことができます。」

通常クラスの中にもさらに様々なレベルでのサポートがあるというネクサス。

英語のサポート付き! 成績も優秀になる傾向!? 単身留学も！

学校の敷地の中にボーディング（寮）があるネクサス。10歳から単身留学が可能です。

「ボーディングハウス（寮）では、寮長さんが英語・英語サポートクラスの先生でもあるため、週末を含めてさらに追加で学習することがができるし、ボーディング生の方が学業的成功も、社会の適合性も良いし、自立もしている傾向はあります。」とデビッド先生。

日本語が話せるスタッフもいるので安心です。

たくさんのコンペティションに参加するチャンスも！

ボーディングスクールだけでなく、通常の学校でも、たくさんのスポーツアクティビティをしているそう。サッカー、バスケットボール、ネットボールなどはもちろん、ゴルフ、クライミングなどの特定のプログラムもあるといいます。

「ネクサスは2つの団体に所属していると考えられます。一つは、ローカルのマレーシアの学校。もう一つは、アジアのブリティッシュスクールが集まるFobisiaの会員でもあります。つまり、ネクサスの生徒たちは、マレーシアでもインターナショナルでもたくさんのコンペティションに参加するチャンスがあります。」

子どもたちが外に出て自然を世界を考えることができる人材に

そして、ネクサスのもう一つの特徴であるフォレストスクールについても教えてもらいました。

フォレストスクールは、ネクサスの広大な敷地にある自然の中で学ぶことができるプログラムで、現在Year 1&Year2のお子さまたちに提供されています。サマーキャンプでもこのプログラムを体験できるそうです。

「もしネクサスがフォレストスクールをやるなら、最高のものになる！と思っていました。ネクサスはクランバレー（地域の名前）で唯一認められているフォレストスクールで、現在3名の訓練された専門の先生が在籍しています。」

フォレストスクールの計画を始めた理由とは？

「コロナのあと、子どもたちが外に出るようなチャンスを作り出したかったのです。もう一度自然とつながって欲しいと思っていました。フォレストスクールは、生徒たちが自然を地球を考えるようになる基盤を作るのを助ける大切なプログラムだと思っています。」

その後、セカンダリースクール（中高等課程）では、トレイルファインディングという、より大きく自然とは何かを学べるプログラムを学習面と一緒に放課後プログラムとして提供し、IBDPプログラムでは、コミュニティサービスという科目で、どのように自然や世界を気にすべきなのかという知識を使い、実際にその世界に飛び込んで実践していくというように、先々も含めて知識や経験をいかせるようにプログラムを組んでいるそうです。

英語力がなくても、スペシャルニーズでも大丈夫。それぞれにあった次のレベルに引き上げる

「もし、ネクサスに来るときに、現時点で英語力がなかったとしても、問題ありません。英語力を強化するコースがあります。もし、スペシャルニーズのお子さまでも、問題ありません。専用のコースがあります。お子さまにあったレベルでチャレンジすることができます。スペシャルニーズで英語力もなく来る場合、時間がかかる可能性もあります。もし、とても素晴らしい成績をお持ちのお子さまがいらっしゃる場合、ネクサスはさらに次のレベルに引き上げていきます。

ネクサスから、ケンブリッジ、オックスフォード、ハーバードなど世界のいろいろな大学に旅立っていった生徒たちがいます。最初から完璧だったわけではありません。」

どんなお子さまであってもチャレンジする心を持っていれば大歓迎というデビッド先生。