チャイニーズニューイヤーの長い休みの後半に、ジョホールバルから友人と2泊3日のホーチミン旅行に行きました。
素晴らしい旅だったのでご報告。
ベトナムにはこれまで行ったことがなかったのですが、ジョホールバルの空港からエアアジアの直行便が出ています。
行きたいけど、子供と2人でいきなり行くのは敷居が高いかなと思っていたところ、何度も行っている友達が、「ベトナム料理はもちろんおいしいけど、フレンチは本格的ですごくお得」というのを聞いて即決。
本格的なフランス料理店はジョホールバルにはほぼないに等しいので、期待が高まります。
その友人(旅の達人)をナビゲーターに、お買い物や食べ物の好みが合う友人&子供と、私と子供、全部で6名での旅となりました。
ホーチミンへはジョホールバルの空港から飛行機で2時間。往復で¥7000-10000程度。
1日1便、早朝の便で行って早朝の便で帰ってくる流れ。
2泊3日だと、朝ごはんから丸々2日間楽しめます。
ホーチミンの空港から市内までは、タクシーで20分、約1000円。
朝9:00にはホテルに荷物を預け、朝ごはんを食べに出発できました。
ベトナムは昔フランス領だったことから、フランスのような雰囲気もあり、発展途上の雰囲気もあり、その中にものすごい数のバイクの人々が融合して、独特の景色。
街中は歩道が整備されていて歩きやすいし、緑もたくさんあって心地よいです。
普段、歩道のないジョホールバルではまず歩くことがないですが、子供たちも楽しくおしゃべりしながらどんどん歩けていい感じ。
戦争博物館やオペラハウスなども徒歩圏にありますが、今回は子連れだったので、お買い物とグルメ、ジャングルクルーズのアクテイビティを中心にしました。
朝食はバインミー。
フランスパンにパテやハム、野菜のピクルスや香草がはさんであるサンドイッチです。
地元のお惣菜屋さんのようなところで、フレッシュマンゴージュースとともにいただきました。
バインミー¥125、ジュース¥100。
ふらりふらり歩いて、スーパーに入ったり、街中を散策したりした後は、お昼ご飯。
趣のある大きな建物で、中庭に噴水がある素敵なレストランで、軽めのベトナム料理をいただきます。
揚げ春巻きやバインセオ(ベトナム風お好み焼き)をベトナムビールと一緒にいただいて、6人で合計¥4000ほど。
その後はショッピング。
ベンタイン市場という大きななんでも売っている市場で、雑貨をチェック。
食べ物も、雑貨も、衣類や靴も、なんでも売っています。
水牛の角で作ったカトラリーとか、ココナツの殻に貝殻や塗りを加えたボウルとか、プラバッグとか、かなりかわいい。
思っていたよりは高めのお値段設定で、ほとんど値切ることもできないので、観光客狙いの市場なのだと思いますが、それでも数百円でいろいろなものが買えます。
普段、雑貨類はあまり興味がないのですが、その私でも欲しいと思うものがたくさんありました。
子供はべっこうでできた鴨の箸置きを気に行って、どうしてもそれが欲しいと言い、おもちゃにするには値段が高いそれを値切ろうとする私、べっこうだから値下げはできないと粘る店員さん。
結局、4つ購入したら1個おまけしてくれました。
街中にもおみやげ屋さんはたくさんあり、プラバッグなどは市場よりお値段も安くラインナップも豊富でした。
私も友達も、いろんな色が欲しくなって、たくさんたくさん買いました。
夕方ホテルに戻り、一休みしたらそのあとは大人の時間。
旅の達人おススメのフレンチレストランへ。
一軒家レストランで、前菜を2品選べる55USドルのコースを注文し、ボトルのシャンパンと赤ワインのハーフボトルをいただきました。
トリュフとスクランブルエッグのアミューズからはじまって、豊富なラインナップから選べる前菜、メイン、デザート。
ロブスターサラダとか、リードヴォーのポアレとか、カニのタルタルとか、帆立のカルパッチョなど、おいしそうなメニューばかり。
お口直しの後のメインディッシュは、ボリュームたっぷり。
半身のロブスターとか、牛フィレのステーキとか、マグロをレアに焼いたものとフォアグラの組み合わせとか。
そして、驚くことに、デザートの前にチーズもたくさん出てきます。
当然食べきれない量なのですが、テイクアウトOK。
デザートも、アイスやマカロンやスフレなどもありました。
素敵な空間で、日本の数分の1と思われる価格でいただく本格フレンチ。
これだけのためにホーチミンに来るというのもアリでしょう。
翌日は、メコン川&ジャングルクルーズのオプショナルツアーを申し込んでいました。
ホテルに車で迎えにきてくれて、2時間ほどのところで船に乗り換え、メコン川を渡ります。
中州に到着したら、住民の生活についての解説を聞きながら歩いて移動します。
はちみつ工房でお茶をいただいたり、大蛇を首に巻いたり(さすがに私はできませんが、友人は平気でニコニコしながらやっていました。)、
フルーツの木の説明を聞き、ベトナムの歌や音楽を聴きながらフルーツ数種類の試食。
ココナッツキャンディー工房で製造工程を見て、その後はいよいよ、ジャングルクルーズ。
幅3メートルくらいの支流を、手漕ぎボートで30分くらい進みます。
スリリングでもあり、風が心地よくもあり、子供たちも大満足。
その後メコン川をまた船で渡り、ランチです。
ランチは、エレファントフィッシュという像に似た川魚の丸揚げを、生春巻きでつつんだものや、揚げ餅などが含まれるコース料理でした。
バスに戻って、市内近くで中国の寺院を見学し、ホテルまで送ってくれて15時頃ツアー終了。
これだけの充実したツアーで、大人37USドル、子供21USドル、6歳以下無料。
ホテルに戻った後は、お洒落カフェでベトナムコーヒーをいただき、またまた歩いて周辺を散策。
ベーカリーでパンを買ったり、刺繍の入ったポーチなどを見たりするうちにあっという間に夕方に。
またも大人の時間で、ホテルの屋上バーでアペリティフをいただいた後、今度は徒歩でいける場所にあるフレンチビストロでディナー。
ホーチミンに行ったことがある友人達から、おいしいピザのお店を教えてもらったり、和食もなかなかいいと聞いていましたが、今晩のディナーも普段ジョホールでいただけないフレンチに決定。
フランス人のシェフのお店で、チーズや生ハム、パテなどの盛り合わせや、ステーキなどをいただいて大満足でホテルに戻りました。
2日間丸々、濃い時間が過ごせて、おいしいものをたくさん食べて、本当に素晴らしい旅でした。
食べ物や建物のクオリティが高いのにお値段はリーズナブルで、だけど人々のファッションなどはちょっと昔っぽくて、そういうことが不思議な感じで魅力的な街でした。
きっと何度もリピートしてしまう予感です。