夏ですね。
最近雨が多く、涼しく過ごしやすい夜です。
さて、ここジョホールバルでも2016年の盆踊りが開催されました。
毎年、日本への留学経験のあるマレーシア人の会が主催してくれていますが、今年はディベロッパーと組んでイベントを盛り上げてくれて、会場の凝りようがすばらしかったです。
ジョホールバルでも北の方で、ジャングルを切り開いただろう広大な土地が開発され、たくさんの家が作られた場所。
ここが今年の会場です。
入場する際に名前などの登録が必要なので、ディベロッパーが名簿データを入手するかわりに、会場作りのスポンサーになってくれているようです。
なかなかうまい手法。
名前や連絡先を記入すると、入場券がわりのラバーバンドとうちわが配られます。
最近は人の集まる場所ではテロの心配があるので、こういう入場制限が逆に安心感につながりました。
さて、入場しようとすると、入り口から度肝を抜かれました。
造花の桜並木が道の両側にあり、満開のお花見の時期のように、散ったかのような桜の花が地面にまで敷き詰められています。
その先には真っ赤な鳥居。
この写真だけを見たら、ここがマレーシアだなんて絶対にわからない。
ところどころに巨大なこけし人形。
写真やセルフィー好きのマレーシア人の心をくすぐりまくりです。
鳥居をくぐると、巨大なまねきねこが招いています。
ただの置き物ではなくて、手が動いているんですよ!
そしてそこに、今をときめくピカチュウも。
なんとなく作りの感じから偽物のような気もしますが真偽はわからず。
住宅の模型の展示もありますが、背景に絵馬の飾りという凝りよう。
会場作りはまだ続きます。
小さ目の東京タワーも登場。
ちょうちんや和傘をずらっと並べたゾーンもあり、「写真をどんどん撮っちゃってSNSで広めてください」という意向のままに、あちこち写真行列。
ここまで作ってお客様を魅せるなんてすごい!
この宣伝効果は計り知れないでしょう!
まわりの屋台では、たこ焼き、おでん、唐揚げなどの日本食があり、お寿司屋さんだけで、異なる4店舗が入っていました。
たこ焼きは長蛇の列でした。
金魚すくいや輪投げなども。
真ん中の台では、クアラルンプールに住む吉本のお笑い芸人、金城さんが司会。
日本人学校や日本人会による、ソーラン節や和太鼓の演技もかっこよかった!
毎年この会を楽しみに、浴衣を着て参加するマレー人の方も多く見受けられました。
雨が降ったりやんだりしていたので、我が家はここで帰宅したのですが、その後は餅つきパフォーマンスがあったり、
夜は500発もの花火も打ちあがったようです。
翌日の新聞では、5万人来場とのこと。
大成功のイベントだったようです。
親日で日本の文化を楽しもうとしてくださるマレーシアの方に感謝!