ジョホールバルの人々に、日本のすばらしさを伝える環境が整いました!

こんにちは、JBよしこです。
最近の私のジョホールバルでの活動について、お伝えできる段階になったので、書きたいと思います。

ジョホールバルの人々に、日本のすばらしさを伝える環境が整いました!
JOCOM(JOHOR BAHRU COLLECTIVE MEDIA)という、ジョホールバルにあるマレーシアの情報メディアが集まる非営利団体のメンバーになったのです。
これは、メディア自身の質を高めていくとともに、情報をシェアしたり、共同で取材・報道をすることにより、より広く大きな範囲で皆さまに質の高い情報をお伝えする、という目的のもとに設立されました。

2019年5月現在は、審査を通過した10以上の情報メディア媒体、50名以上のメディアメンバーが会員となっていて、その各メディアのフォロワーを合計すると、30万人以上になります。(ジョホールバル全体の人口は約190万人。)
要は、ジョホールバルやシンガポールの30万人以上の方に情報を伝えることができるということです。
イベントやレストラン、お店などの紹介だけでなく、災害時における正確な状況の素早い拡散などがスムーズにできるようになりました。

また、中華系のミドル所得者と高所得者が主な読者の、「Magistrate」というメディアと協業し、取材コーディネイトや日本語訳をやらせていただいています。
このメディアでは、58000人ほどのマレーシアの人々に、ウェブサイトやフリーペーパー、フェイスブックを使って情報をお届けしているのですが、本当においしい日本食レストランの情報や、日本の文化についての情報を届けるお手伝いができ、とても嬉しく思っています。

2019年は、私にとって、ジョホールバルに住んで6年目、東京でのフードコンサルティング会社を経営して15周年です。
フードコンサルティングの経験をいかして、ジョホールバルの食について、フェイスブック上のページ「ジョホールバルグルメ」で広告を打たずに地道にコンスタントに投稿を続けてきて、やっと4000近い「いいね!」を押してもらえるようになりました。

今では多くのマレーシア人に見てもらえるようになり、1つの投稿で、平均15000~20000人ほどの方にご覧いただいています。
これだけの数字ではまだ胸をはれるようなメディアではなく、ごくごく小さな媒体ですが、コツコツとアウトプットを続けてきたことが、今回のJOCOM加入やMagistrateとのコラボレーションにつながったと思うと、やっとこれからがスタートのような気がしています。

思えば、ジョホールバルにきてから、フードコンサルティングやハラルマーケティングリサーチを細々とやりつつ、ハラルのラーメン屋「Ayam-YA」の運営を手がけたりしてきましたが、燃え尽きたのかどうなのか、ここ1年ほどは本当にやりたいことが見つからなくて、こんなにエネルギーが低い時期は社会人になってからはじめてなんじゃないかと思うほどでした。
がむしゃらに頑張っても、通貨の違いで、日本で稼げる金額には到底及ばない状況に、マレーシアで仕事をする意味があるのか、と思ったこともありました。

そして、まったくやる気が起きず、何をやりたいのかわからない1年ちょっとの間は、どんなに考えてもわからなかったので、とにかく、「アウトプットをし続ける」「知的要素を深める」「小さなやりたいことはすべてやり、やりたくないことはやらない」という3つをテーマにし、マレーシアの情報をブログやコラムで定期的に発信したり、普段全く読まないような哲学やサイエンスの本をじっくり読んでみたり、行きたい場所には、時間と予算が合えば行く、という生活をしていました。

そういう生活の中で触れた文化的なことや、出会ったアーティストの方からは、大きな影響を受け、少しずつ何かパズルのピースが集まりだしているな、と思っているうちに、本当にやりたいことがやっと見えてきたのです。

本当にやりたいことは、「自分の好きな文化を伝えることをライフワークにしたい」ということでした。

マレーシアの良さを日本に発信することは少しずつできているから、今度は、日本の良さ、日本の文化、日本の食文化などをマレーシアの人に発信することを強化したい。
日本企業や世界に出て来る人が、マレーシア文化 にスムーズに入っていけるようなお手伝いをしたい。
そう思い始めたとき、出会いやタイミングが重なって、ジョホールバルのローカルメディアの一員として活動できることになったのでした。

取材に行くと、取材先のことが深くわかるから、もっとそこやその人のファンになります。
ファンになるから、心からその良さを伝えることができ、その気持ちが伝染していくので、結果的によい記事になる、ということを実感しています。

伝える先は、ジョホールバルが中心なのですが、多くの人に知ってもらった情報が、その後どのように広がるのかについては、さまざまな可能性があります。
英語、中国語、マレー語、タミル語、日本語でのメディア媒体でお伝え可能です。
新聞やウェブサイト、フェイスブックやインスタなど、各メディアが持つ各媒体で一斉に情報を届けることはできますし、まずは様子見ということなら、1社や2社に媒体を絞って取材してもらうことも可能です。
自社や自社製品のよさをマレーシアに伝えたい会社の方や、海外で自分や自分の技術を売り出していきたいアーティストの方、試食会やサンプリングなどをイベントとして行いつつ、多くの人の反応を知りたい、などお考えの方には、きっとお役に立てると思います。

興味のある方はぜひお問い合わせください。
また、7月には私が東京に一時帰国しますので、ご相談などはお会いして承ることも可能です。
その日程等につきましては、また別途お知らせいたします。

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Magistrate
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