マレーシア ペラ州カンパーにある養鶏場 LKFresh では、安全と美味しさを追求した卵を生産し、その卵は大手スーパー伊勢丹やJaya Grocer、AEONなどに出荷されています。
こだわり抜いたこの卵たちが、どのように生産されているのか!?この目で確かめるべく今回私と娘で潜入取材させていただきました!
カンパーで生産されたこの美味しい卵たちをもっと皆さんに知っていただきたいと思います!
LK Fresh
1977年からTan氏のお父様が始められた食卓用卵の養鶏場を2000年にTan氏が引き継いで経営。
現在、90エーカーの敷地で安全性と品質により多くの注意を払いながら60万羽の雌鶏を飼育。
1日あたり約50万個の卵が生産されています。
農場には8つのプレットと35の採卵養鶏場があります。
(※プレットとは1歳未満の雌鶏)
鶏は適切な換気システム、自動給餌システム、自動フン処理システムを備えた鶏舎で飼養されています。
また鶏の飼料(ニワトリのエサ)には抗生物質や成長ホルモンを使用せず、マレーシア プトラ大学の獣医と提携し、定期的に鶏の健康状態をチェックしています。
養鶏場に入るゲートです。こちらに入る車両は洗車をしてタイヤの泥などを落としたのち入場することができます。
私たちもきちんと殺菌・消毒を行い、特別に養鶏場を見学させていただきました。
こちらは鶏をケージで飼養している鶏舎です。
給餌(エサやり)、フン処理、空調など全てオートメーション化されているので、臭くありませんでした。
フリーレンジ(放し飼い)飼育の鶏を見学しました!
こちらがフリーレンジ(放し飼い)用の鶏舎です。
自然の光や風が取り込まれ、鶏舎内にはなんとクラシック音楽が流れています♫
こちらも特別に見学させてもらいましたが、普段は厳しい管理の中で飼養されているそうです。
エサには抗生物質や成長ホルモンを使わず、栄養価の高いエサにこだわっています。
適度に日差しが入り、常に換気を十分行い、衛生面も管理されているので鶏舎の中が臭くありません。
鶏たちもふくよかで毛並みもよく、とても健康そうに見えます。
タン氏は「幸せでストレスのない鶏の産む卵は美味しくなり、たくさん産むようになると確信しています」とおっしゃっています。
鶏が産んで間もない卵を採らせていただくことになりました!
ドキドキしながら小屋をのぞくと・・・
そこには可愛い卵が!採れたての卵って温かい!
鶏舎は鶏が自由に外に出入りできるようになっています。
鶏がのびのびと過ごすことのできるこの庭では安全に配慮して、農薬や除草剤は使用していません。
フリーレンジ(放し飼い)で育てられた卵は厳重に管理され、清潔に配慮しパッキングされます。
パッキングされた卵は最短でクアラルンプールやイポーに毎日出荷されます。
環境に配慮しプラスチックパックは使用していません。
持ち帰ったフリーレンジ エッグを家で割ってみました。
生育環境や餌にこだわって丁寧に採卵された卵は、黄身にも卵白にも張りがあり、味もとても美味しい!!
卵の殻もしっかり硬いんです。
LKFreshの卵はコレステロールが低く、ビタミンE、ビタミンAが豊富に含まれています。
おまけ
養鶏場のすぐ近くに卵の直売所を設けているのですが、そこには営業時間外でも卵を購入できるように無人販売ボックスがあるんです♪
この販売ボックスかわいいでしょ!?
中を開けてみると・・・
このようになっています。
カンパーの中心部から外れた場所にあるのですが、その地域に住む方々にも卵を届けられるようにと日々工夫し努力されています。
営業ショップの中には天然ハチミツの他レギュラー卵のラインナップもあります。
いかがでしたか?
鶏の健康と卵のおいしさにこだわったLKFreshの卵をスーパーで見かけたら是非お手に取ってみてください!