マレーシア インターでの勉強内容あれこれ(セカンダリー編)

先週まで娘の通うインターでは中間テストなるものがあり、テスト対策の日々に追われていたはりきり親子です。
バタバタとテスト前になって慌てているようではダメだなぁ〜と反省しつつ、いろいろと気づきもあったので、今回はセカンダリー(中学部)でどのようなことを学んでいるか一部ご紹介いたします。
授業の科目や内容などは学校によって異なりますので、あくまでローカルインターでの一例として参考にしていただけたらと思います。

◆SCIENCE、MATHMATICS、GEOGRAPHY
理系分野に関しては、日本式でもケンブリッジ式でも学ぶ時期こそ違えど内容にほぼ違いはありませんね。
授業で習ったことの復習をしつつ、娘は12歳まで日本で育っているので、家庭学習では日本語でも並行して学ぶ方が断然理解が早いな、と娘のサポートをしていて強く感じます。
はりきりママがアドバイスしてあげられるところはアドバイスしつつ、参考書やYouTubeを使ってあの手この手で…
でも、そろそろはりきりママが教えてあげられることも限られそうなので次の作戦を検討中です。

(娘が気に入っていた動画はこちら

そして、どの教科も日常会話やビジネスシーンでも出会わないような専門的な英単語のオンパレードなので概要理解よりも語彙の暗記が更に大変でした。
でも、こればかりは避けるわけにもいかないし、地道に覚えていけば必ず身になることなので自分専用の単語リストを作らせるようにしています。

◆HISTORY
ケンブリッジ式ということもあり、現在は古代ヨーロッパ中心の歴史から学んでいます。
ローマ帝国の変遷の歴史など、なかなか奥深い内容を学んでいますね!
当の娘本人はだいぶ苦戦していますが。。。

一緒に教科書を読み込んでいくと中にこんな一文がありました。

People have always moved and settled in other place and other lands.
Most of us, probably all of us, have migrants in our families.

この章でmigration, settlementなどの語句を知り、
「へー!移住!?じゃあ私たちもmigrationじゃん!一緒だね〜」と勝手に満足そうに納得していた娘。
世界は広くて多様なんだ!と親子で会話が弾みました♪

◆ICT
ICTとはInformation and Communication Technology(情報通信技術)のことです。
日本でも「情報」の授業があったりしますよね!?
授業内容はパソコンでMicrosoftOfficeを使いエクセルでの表計算やパワーポイントやパブリッシャー(簡易DTPソフトウェア)を実践的に習います。
教科書の内容もビジネスシーンを想定したテーマもあったりとかなり実践的。

娘はアクセスがいまいち理解出来ず悪戦苦闘していました。
(日本のオフィスワーカーでもさすがにアクセスまで使いこなす場面は少ないような。。。)

娘はまだ習っていませんが、学年が進むにつれて会計や経済の科目もあり、ティーンエイジャーでこのような科目を教わることができるのは親からすると羨ましくもあります。
ただ、時々実践的すぎて娘にとってはスキル的に追いついていけていないと感じる場面もあるので、パソコンの操作方法やネットリテラシーなどは適宜アドバイスをしています。

◆中国語
娘は今学期から授業に中国語が加わりました。
それまでは、家庭学習で勉強をスタートさせようと思っていた時期もありましたが、どうにもこうにもやる気が起きず中国語学習は手つかず状態のままでした。

ところが、授業に中国語が加わった途端、急にやる気を見せてきたはりきり娘!!
やはり、お友達と一緒になって勉強する環境になったことが、娘にとって良い動機付けになったようです。

今回は先生からも「君は中国語を学び始めたばかりだから、まだ慣れていないかもね。今回ダメでも期末テストではもっと出来るようになるよう頑張ろうね」な〜んて優しい言葉をかけてもらいながらテストに臨みました。

実は、中華系マレーシア人の間で使用される言葉と授業で学ぶ中国語には多少異なる部分があるのですが、それについてはまた今度書きたいと思いますね!

英語学ぶ段階から英語学ぶ段階に入り、また以前とは違った楽しさや大変さを実感しています。では!