マレーシアで短期留学!ウィンターキャンプ最新情報

悩ましいお年頃!? 相談するときはどうしたら良いのでしょうか?

エプソムカレッジ・マレーシアでガーディアンをしています。

単身留学は、親元を離れて留学をすることになります。

親としては、見えないところで子どもたちがどんな生活を送っているのか、心配になる方も多いと思います。連絡をこまめにする子、必要なときだけしかしない子、何もしない子、お子さまによってもさまざまです。

見守りたいけど、心配になるのが親心ではないかと思います。(私はそうでした。たった1週間のキャンプですら寂しくなってしまい、連絡をしたら、「今友だちと遊んでいるから、、、」と一蹴されました。笑)

大きくても小さくても悩み事や問題があって、連絡をするお子さまもたくさんいらっしゃると思います。まずは、お母さま・お父さまに伝えてくれたというのはとっても良いことだと思うんです。

24時間他人と一緒にいる寮生活、もちろん、おうちで過ごすのとは、訳が違います。ルールもあり、守らなければ秩序が保たれないので、指導されることもあるし、ペナルティを受けることも。今までとは違う環境で、お子さまたちは日々、本当に頑張っていると思います。

子どもから相談されたらどうしたら良い?

これは、特にキャンプの際に顕著なのですが、”お子さまが言っていることが全て事実かどうかわからない”ということです。

考えてみてください。

自分にとって不都合なことは、あえて言わないですよね。大抵の問題は、学校に聞いてみると、ちゃんと理由があったり、聞いていたことと違う部分があったりします。一方で、誤解されているという事例もあるかもしれません。物事の見方・捉え方の違いなのかなと思うこともしばしばあります。

本人が自覚しているかどうかは別として、やっぱり、自分の都合の良いように捉えることが多いと思います。当たり前だと思うんです。今までおうちでは、他の人のことを気にする必要がない生活を送っていたし、違う環境に急にきて、常識が常識でなくなったりするお友だちも中にはいると思います。それがインターナショナルスクールの醍醐味だったりもするわけですよね。そして、最初はそんな違いも体験して学んで欲しいから留学に送り出したのではないでしょうか。

そういう環境の中で、他人との共存を学び、譲ること譲られること我慢すること、感謝すること、協力することなどを学んで成長していくことができる、素晴らしい環境だと思うんです!寮生活のメリットでもあると思います。

だから、すれ違いも、仲違いも、何らかの問題も、それをどのように対処するのかが大切なのだと感じています。

大人の手を借りれば、簡単かもしれない。でも、大人が解決してあげることだけが正しいわけではないのかもしれない。本人はもしかしたら望んでいないのかもしれない。最終的には、本人が納得して楽しい学校生活を送るようするには、どうしてあげたらいいのか。

私のガーディアンという立場では、私自身思うことがあるし、試行錯誤することもありますが、”保護者さまやお子さまと学校の架け橋になる“と思って日々対応しています。

結局、どうしたいのか

その時に、大切だなと思うのは、「結局、どうしたいのか。」ということだと思います。

例えば、「○○が嫌だ」から→やめてほしいと伝えてほしい?どう対処したらいいのかアドバイスが欲しい?ルールを変更してほしい?ただ愚痴りたいだけ?その出来事から、何をどうしたいのかということを考えることが大切なのだと感じます。

お話をした後、「でっ?」と言われたことはありませんか?それって、その話から、「結局、どうしたいのか?」ということなのですよね。特に海外は、察するという文化はないと思っておいた方が良いので(察してくれる人もたくさんいらっしゃいますが)はっきりと「何をどうしたいのか伝える!」ことが大切なのではないかと感じます。

これは、単身留学のみならず、留学生活において、保護者さまにとっても同じことだと感じます。

信頼関係が大事

全てにおいて大切なのは、信頼関係なのだとも思います。

時には、対処法は保護者さまやお子さまの希望とは合わないこともあるかもしれない。それでも、学校を信じて、先生を信じて、お子さまを預けられるかどうか。時には、意見が物事を動かすこともあると思います。ただ、忘れてはならないことは、一人だけに対応しているわけではないので、全員の要望は受け入れられません。

さじ加減って難しいですよね。私も保護者さまと一緒に悩むこともあります。でも、保護者も先生も私も、全ての人が、お子さまを貶めようとは絶対に思っていなくて、お子さまをより良く成長させるにはどうしたら良いのかということだと思うのです。みんながお子さまの成長を見守っていて、より良い人間へと成長して欲しいと願っています。ただ、方法は違うかもしれない。そのときに、それをご自身の価値観、お子さまのためを考えたときに、受け入れられるのかどうなのかということだと思います。

うちの子は、単身留学生ではありませんが、子育てで悩むこと、たくさんあります。でも、学校の先生やスタッフの方が、私と同じように、一緒にうちの子のことを考えてくれて、何度も何度も救われました。感謝してもしきれません。

悩みを共有できる仲間が増えて、一緒に育ててもらっていると考えると、少し、見方が変わる方もいらっしゃるのではないかなと思います。

正解はないと思います。単身で頑張っている大切な大切なお子さまのためにも、ガーディアンとして、一緒にお子さま・ご家族に寄り添って考えていけたらと思っています。

私も学ぶことがたくさんあります。この環境・機会をいただいていることに感謝しております。子どもたちの成長をそばで見ることができるのは、とってもとっても幸せなありがたい機会だと思っています。我が子のみならず、成長していく姿を見守れるのは、かけがえのないものです。最初から完璧な子なんていません。日本を飛び出し世界へ羽ばたいたお子さまとそのご家族に「世界一手厚いサポーター」として伴走し続けます。

*ワクワク海外移住のガーディアンサービスは、大変ご好評いただいておりお預かりできる人数に限りがあることと、ご家族との信頼関係を重視しておりますため、ワクワク海外移住の受験・入学サポートサービスをご利用いただいた方のみお受けしております。