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最近気になる英語本2冊

あいかわらず学校やレッスンを受けずにいるごまたろうです。
こちらマレーシアに来てもうすぐ1年になりそう。
当初は、英語使うぞというときはスゲー緊張しました。
今も緊張しますが、「ま、お互い第二外国語だしね」ということが実感できてきたので、
それほどリキまなくなりました。

コミュニケーションは発信側、受信側共に完璧である必要はない。
というか無理。なので、質問や確認をしあいながら一緒に作り上げていけばいい。
そして各国のお国なまりの英語でOK。
そんな意識ができてきたので少しラクになりました。

とはいえ、ここらでもう一段上がっていかないとマズイなー、と。
はずかしいくらいたくさんの、日本から持ってきた英語本をひっくり返しつつ。
今の自分に効果的なのはコレ! と感じ始めた2冊をご紹介。
回し者ではありませんw。

「たった80単語! 読むだけで英語脳になる本
船津洋。

簡単な1500語程度の語彙でのいわゆる「グロービッシュ」習得を目指してるんですが。
でも簡単な単語って1語につき、多いときは100個くらい意味があったりして。
英語「run」だと「走る、旅行する、競技する、立候補する、帆走する、交際する、遡上する、流れる。。」

01

和訳したいのにこんなにあっちゃわかんねーよ! 
前後の文脈なく単独文のときはどーすりゃいいの?
と切れそうになりつつ学生時代は意味の数だけバカ正直に覚えようとしてました。
逆の、和文から英文に翻訳のときは、思い浮かんだ単語直訳の意味をつなげて文を作り、
とんちんかんな文を作る日本人=ごまたろう ですが、
こんな日本人は日本の学校英語教育で量産されてんじゃないかと。

でもネイティブの子どもがその100個の意味わかって使ってるわきゃないんで、
意味の字面じゃなくてコアな意味、というかイメージを持ってて、
それで使いこなしてるらしいんですよ。

例えば「run」は「(スムーズに)サーッと動く」のが意味の中心だと。
「I run a company.」=私は会社を経営している。
経営者は瞬時に判断を下しながらものごとをサーッと動かすイメージ。
「Let me run over the report.」=報告書にざっと目を通させて。
目が書類の上をサーッと動くイメージ。などなど。

02-2

例えば「like」は2つの意味がある。1つは「好む」。1つは「似ている」。
でも、コアのイメージは両者とも「すごく近くにいる」ということ。
「感情がすごく近くにいる」=「好む」
「見た目がすごく近い」=「似ている」
ドンピシャな中心を意識しつつ、そのすごく近くをボワーンと狭く取り巻く空間、
それが「like」だとごまたろうはイメージできました。
「What’s〜like?」=〜って何のすごく近くにいるの?=〜ってどんな感じ?
という便利な言い方も、このイメージから腑に落ちました。

03

うーん、アドリブがききそうな気分(気分だけ?)になってきました。

「NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法」
大西泰斗/ポール・マクベイ。
こういうテキストと中学のときに出会っていたら。。

英語本って「これだけ覚えればなんとかなるよ!」って
単語とかフレーズを紹介するのがほとんど。
それは確かに役に立つし、できれば覚えちゃいたいけどそれには時間がかかる。
でもこの本もネイティブがイメージしている「感覚」を
単語や文法について説明しているのでとても応用が効く!(とおもいたい)

例えば「現在完了」(have+〜ed)。
従来の学習法は、「現在から見て、それまでの完了・経験・継続・結果を表す表現。
現在に意味の中心がある」。
何だかよく分かりませんね。

詳しく見ると、
完了は「過去に始まった動作が現在までに完了しているという直近の過去を示す用法」。
経験は「『〜したことがある』、経験をあらわす用法」。
継続は「過去のある時点から現在にいたるまでの継続的状況をあらわす用法」。
結果は「過去のできごとの結果として現在の状況をあらわす用法」。

単なる過去と現在完了の使い分けの説明が、学術的すぎてますます分かりませんねー。
「直近」っていつだよ、と。ただの過去だって完了してるわい! 
しかも一方で継続って、完了してないから継続なんでしょ。両方アリって意味わからん!
「したことがある」って、過去だって全部そーじゃねーか! と毒を吐きたくなりますね。
こんなこと、目の前に人がいて喋んなきゃいけないとき、考えられるわけないです。

そうではなくて、現在完了の基本的な感覚は「迫ってくる」イメージ。
今現在に向かってググッと迫ってくる、そうした動きをもった感覚だと。

04

それに対して過去は「遠く離れた情景」というイメージ。

05

完了は、他人事でない過去が今まさに終わった感じ。
経験は、それが現在の自分に生きている感じ。
継続は、過去の時点から今現在に目線を移しながら振り返る感じ。
結果は、今現在と結びついて関係がある感じ。

現在の自分と話の内容との距離感・関係の強弱で、現在完了か過去かを使い分ければいいのだと。
「I’ve broken my leg.」=足折ったんだよ。(で今、足悪いんだよ)

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「I broke my leg.」=足折ったんだよ。(今の関わりは念頭にない表現、そのとき足を折ったという事実)

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うーん、こういう差だったらわかりやすい。

この2冊、まだ読んでる途中なんだけど、つくづく思います。
学生のとき、英訳、和訳を繰り返している間にいつの間にか、
英語と日本語の単語は1対1対応で適切な組み合わせが可能で、
それを組み立てれば「訳」ができるんだって思い込んじゃってるのでは? って。
でも実際は単語だって和英でドンピシャ対応のものなんてないし、(専門用語なんかはあるだろうけど)
文法の感覚も違う。(構造がまるで違うからね)
単語はイメージを頼りに選んだ方が応用ききそうだし、
文法も英語の感覚を身につけないとササッと言葉が見つからない。

この2冊は、そういう和英の感覚の差をうまく埋めてくれてるな、とおもいました。

英語の感覚、早く染み込んでいって欲しいな〜とおもうけど、
実戦で使って、うまく伝わると記憶に残りますね。
ホント、ちょっとずつだけど。。
こういうウレシい記憶とともに、勉強していこう。