マレーシアで自動車をとばすゼ! という場合は、ローカルそのままの運転でOKです。
まったくオススメしませんが。
そうではなく、安全運転のためのポイントをいくつか紹介しますね。
●ウインカー
とにかくウインカーで意思表示をしていきましょう。
ローカルの人はあまり使いませんが、もらい事故の危険を減らすことができます。
以下は、絶対使って欲しい場面です。
《左折》
左折をする時、その左側をすり抜けるバイクがすごく多いです。
これがおそらく日本人が一番理解に苦しむ場面ですね。当たりたいの?
一緒に左に曲がってくるのも接触しそうで危ないのですが、直進してきます!
僕自身何度もやられています。冷や汗がでますね。
左脇腹に突っ込まれるのを避けたいので、ウインカーを出しましょう。
出しても油断できません。
自動車教習所で習った「ルームミラー、サイドミラー、目視!」で確認するとベター。
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《右折とUターン》
実は、右折レーンにポジションしてからの右折は、ウインカー出さない方がいいです。
右折&Uターンのレーンでは、「Uターン」のときにだけ出します。
すると、「単に右折」と差がつくのでわかりやすいようです。
ややこしいですが、「直進または右折のレーンで右折」の時はウインカーを。
直進のふるまいをしてると、すぐ隣の右折車線にいる「右折するはずの自動車」が
容赦なく直進して激突します。みんなレーンのルールは守らないです。
とにかく複数の選択肢があるレーンでは、ウインカーで「オレはこっち!」アピール。
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信号のない交差点で、かつ右折レーンのない場合は、
右折&Uターン用に右ウインカーを出しましょう。追突されるのを防ぐためです。
逆に、交差点でウインカー無しでいきなり停車する自動車も多いので、
追突しないように。
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《ラウンドアバウト》
一時停止したとき、円環道路に侵入のタイミングで「オレは動き出すぜ!」という
合図として、右ウインカーを出すのがいいでしょう。
多少の強引さがないと入れない場合多し。
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《混雑時の強引な合流》
ウインカー+窓開け、手を出して道を譲ってもらいましょう。成功率90%。
前回の話を引っぱってのウインカー話を、なぜしつこく書くかというと。
基本的に、交差点とか以外はマレーシアの人は他車を気にせず走ってます。
なので、こちらが何か流れと違うアクションをするときには、「ここにいますよー」と
目立って、存在のアピールをしないといけないのです。
◎ランプ・スモールランプ(雨天時・夕方早めから・停車時)
◎ハザードランプ(停車時・駐車時)
存在アピールにランプ類を活用してください。
渋滞中も追突が多いので、迷ったらスモールランプの点灯をすすめます。
自分がいくら安全運転していても、トラブルは向こうからやってきますので。
ちなみに、晴れてるのに対向車線の自動車がにランプを多く見たら、
あなたは程なく雨にあうので注意。
●車間距離
車間距離は、何が前方で起きても対応できる距離をキープしてください。
よく、5メートルくらいのテールトゥノーズで、高速道路の追越し車線を
130kmで走ってるヤツらがいますが、絶対参加しないでください。
以前の経験ですが、そんな感じで市街地を走ってる自動車の前に、
犬がトコトコ出てきました。先頭車が急ブレーキ、
当然のように後続車はおもいっきり追突してました。
そのすぐ後ろを走ってたごまたろうは、距離をとっていたのと、
そもそも犬も見えてたので、安全にその2台を回避しました。
みんな、車間距離が近すぎですね。。。
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●レーン選び
経験上「迷ったら真ん中の車線」が良いです。
《市街地》
左車線(高速道路では走行車線)と右車線(高速道路では追越車線)が、
高速道路的ニュアンスとなってる場面が多いですね。
だから、ゆっくりカーは左、急ぎカーは右、みたいな。
基本はその理解でOKです。
でも、右車線がそのまま右折レーンになったり、左車線がそのまま左折してなくなる、
などがクアラルンプールは多いです。
信号が少なく、道路は合流合流の連続で、枝分かれも2択3択4択と次々です。
一方通行だらけで、一度道を間違えるとリカバリーに15分とか平気でかかります。
なので、3車線以上あるなら真ん中のレーンだと、臨機応変に変更しやすいです。
ちょっと運転に自信がなく、左側レーンをゆっくり。。という人も真ん中どうぞ。
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左側レーンは、ショップロット(店の集合エリア)付近だと、
そのままエリアに侵入する行列渋滞に突っ込むことがあります。
上級になると、その渋滞を左に見ながらすぐ右隣のレーンを進み、
先頭と一緒に2列でショップロットに突入する、というショートカットをしていますね。
これは推奨しませんが、狙わずにこうなってしまった場合、バイク巻き込みに注意。
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《高速道路》
アップダウンの坂道による自然渋滞が多いです。
日本ではあまり見ない「超低速運転」のトラックなどが左車線にたまにいるので、
坂が多い道では大型車の多いレーンは避けましょう。
また、本来なら左走行車線を走るべき「ゆっくりカー」が、
真ん中の走行車線によくいたりします。
遅いトラックやゆっくりカーを、10台から20台先をチラ見して探しておいて、
早めに車線変更して抜いて走るとストレスなく走れます。
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追越し車線は、スーパーカー(マレーシアには多数)、
豪華日本車ワンボックス、四駆ピックアップトラックなどが
ときどき時速160kmでやってくるので、留まるのは避け道を譲りましょう。
セダン以外では、その3者は飛ばすクルマなことが多いです。
また、大型車のタイヤが爆発したような破片の散乱を、本当に良く見ます。
車検のない国なので整備不良が多いのでしょう。大型車からはできるだけ離れて。
さらに、バスはかなり凶暴な運転をするので、こちらも離れてください。
バスはまるで小型乗用車のように、ノーウインカーで軽やかに車線変更してきます。。
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●バイク
一部の命知らずのバイクが、マレーシアでの運転上最も危険な要素です。
左折についてでもふれましたが、こちらがウインカーを出した方向からも、
あえてなのか、狭い空間を後ろから抜き去ろうとすることが大変多いです。
また、高速道路を降りようと、減速しながらランプに向かい、左に車線を移すときなど。
右からこちらを抜き去り、目の前に現れてブレーキを踏みながら同じランプを降りる、
という危険なバイクも、ホントーに多いです。
日本の常識では、ただこちらの後に続いて降りればいいものを。。
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このバイクたちは、自動車が急な動きをするわけがない、
だから勝手な方向から自在に抜き去っていい、と能天気に考えているようにみえます。
バックミラーの死角に入り、音速で後ろから抜いてくるバイクを、
常に気にしながら走るのは現実的ではありませんよね。
そんなことしてたら、こちらが追突しちゃいます。
接触事故を避ける対策としては、とにかく急ハンドル、急ブレーキをしない運転を!
ウインカーを出してから、最低2秒くらいおいてから進路変更を開始、がいいです。
「おーい、後ろのバイク!こっち見ろ!右いくぞ!」という気持ちを込めて。
以上、ウインカー、車間距離、レーン選び、バイクに気をつけて運転すると、
安全快適にドライブできるとおもいます!