クアラルンプール、ときどき東京。
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2018/10/08

マレーシア人に学ぶ、心のやさしい子どもの育て方

3週間に渡る日本出張中に、デイジーの書いた記事が、マレーシアの週刊情報誌『M Town』に掲載されていました。
マレーシア在住の方はすでにご覧になった方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、デイジーは本日、初見でした!

なんと教育特集トップですよーん!!

長い間、編集者をやってきてますが、署名原稿(しかも顔写真入り)をメイン特集のトップで書くなんて、ふり返ってもない経験ですね!!
誠にありがたい機会です。

教育の専門家というとおこがましすぎるのですが、一介の留学エージェントとして、海外で子どもに教育を受けさせている母親のひとりとして、高い関心をもってこの話題を追いかけていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!!

年内に教育担当スタッフを迎え入れたり、いくつかの新サービスもローンチ予定です。
あ、今月は新ブログも登場予定ですよー!!
こちらもどうぞお楽しみに!!!

***

さて、先週はうちの子たちが通うホームスクールのファミリーデーでした。
ファミリーデー、年に4回くらいあります。
結構な頻度です。

発表会形式が多いのですが、今回はスポーツテーマでした。
室内なのでできることは限られているのですが、6種目中、親もいくつか参加して結構ヘトヘトになりました(´Д`)

このあと、毎度みんなで持ち寄ったスナックを食べるんですが、今回そこで長男たろうの担任の先生(ローカルチャイニーズ)と立ち話で、4月からの英語力の伸びや学習の理解度など、きめ細かく教えてもらうことができました。

たろうはやはり読み書きが苦手なタイプの子どもということで、このあとマンツーマンで指導をつけるかどうか、もう少し様子を見てから提案してくれるとのことです。
ただし、授業の内容はしっかり理解できているとのこと。
さすが生徒7人に先生2人ついているだけのことはある!! と感心しました。

しかし、デイジーの胸が熱くなって、つい目頭がうるんでしまったのは、最後に先生がこんなふうに話してくれたからです。

「たろうは、障害のある子たちも一緒に参加するクラスのとき、私たち教師を手伝ってくれるんですよ。
障害のある子にも積極的に手を貸して、本当にやさしい子なんです」

別にたろうがやさしくて素敵な子どもであることを自慢したいわけじゃないんです。
こういう素晴らしい機会が学校であることに、心から感動したんです!!

以前も書いたことがあるのですが、わが家の通うホームスクールの子どもたち、かなりの確率で自閉症などの障害をもっています。
(昨年、次男じろうがたろうに先駆けて転校したときは、2人に1人くらいの割合だったのですが、最近は健常児の子の方が随分と増えている印象です)

日本人ばかりの社会では、上手にできない人をバカにしたり、さげすんだり、他と違う人をうとんだりということがあるよなあああと、とデイジーは常日頃、割と冷静に観察しています。
ぶっちゃけ言うと、日本人学校でもそういう類の意地悪はあったし、所属しているスポーツチームでもあるし、留学生たちを見ていても、大なり小なりありますね。

しかし、これは何もマレーシアの日本人社会が特別なのではないと思います。
だって、デイジーの時代にも、まさに同じようなことがあったもの。

他者に意地悪な子って、どうも自分だけが割りを食っているって思っている節がある。
だから、人にやさしくすると自分だけ損すると思ってるのね。

本当は、自分が与えたものしか受け取ることができないから、与えたら与えただけその人は豊かになるのに。
でも、そのことを知らないんです。
実体験として教わっていないんです。

それに比べると、マレーシア人って与え上手なんですよ。
そりゃあ、日本人と比べたらだらしないところがいっぱいあるし、嘘をつくこともあるし、サボることもあるけれど、基本、自分より小さい人、弱い人にとてもやさしいんですね。

だから、先生はどんな子のことも、抱きしめる、抱きしめる。
インターやローカル幼稚園の先生もあたたかかったけれど、ホームスクールの先生はさらにその上を行っている感じ。
障害者という、助けが必要な子たちをよく知っているせいなのかもしれません。

デイジーは、たろうが人間は一人ひとりみんな能力が違って、でもみんなが尊くて、愛される価値があることを、他者からリアルに学ぶ機会をいただいていることに、すごくすごく感謝しています。
それだけでも、ホームスクールに行かせた甲斐があるってもんです。

「自分より弱い人には親切にしなさい」なんて口だけの正論は、子どもに寄り添わない大人のたわ言。
やさしい大人こそが、やさしい子どもを育てるんだって思いました。
マレーシア人の先生が生徒を抱きしめるのを見るたびに、なんかうるっときてしまうデイジーなのでした。

先生が生徒を抱きしめるって、日本ではちょっとしづらいのでしょうけれど、親はいくらでも子どもを抱きしめられるんですよね。
抱きしめるのも、「大好き」っていうのも、タダ。

お金なんてなくても一瞬で幸せなキモチになれる魔法の言葉だなって思います。
そうしているうちに、親の手なんか振り払って独り立ちしていく日が来るんだから!(ああ、淋しい!!)

逆に抱きしめる代わりに言葉を投げられてきた子、褒められてこなかった子は、影で自分より弱い子のことを邪険に扱う子になってしまうのかなあ……というのが、今のところのデイジーの所見です。
そういう子たちのお母さん、お父さんこそが、抱きしめられ足りないのかも……。

障害のある子もそうでない子も、みんな一人ひとり校長先生からメダルをもらってニッコリ。
そう、誰ひとりとして同じ子はいない、みーんなそれぞれの価値をもった子どもたちなんだよ!!

さあ、私たちはもっと子どもを抱きしめて、自分のことだって抱きしめよう。
寝不足は自分を抱きしめてることにならないぞ、と自分に言い聞かせるデイジーでした。

……というわけで、本日はそろそろ閉店します。

デイジー
text by デイジー

神奈川県生まれ。編集者、プロデューサー、ディレクター。2012年12月、家族でマレーシアに移住。主宰する「ワクワク海外移住」では、ブロガーのデイジーとして、マレーシアの生活、教育、子育て情報などを発信中。失敗談も多数。正直な目線のブログが、マレーシア内外の読者の支持を集めている。


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