いろいろなことに挑戦したい人集まれ! エプソム留学フェア 横浜みなとみらいで11/16(土)&17(日)に開催!

1年4カ月通ったモンテッソーリ園での成果は!?

先週、たろう5歳とじろう2歳の幼稚園生活が、無事終了しました!!
先生たちにはホントにお世話になり、かわいがっていただき、なんてお礼を言っていいかわかりません。

 
th_DSC02165

たろうとじろう、先週、幼稚園でフェアウェル(お別れ会)を開いてもらいました。
本人たちは、目の前に置かれたケーキ(親が用意!!)にソワソワw
 

th_DSC02190

修了証のほか、お友だちの絵&先生たちからの寄せ書き、記念品をいただきました。
「たろうとじろうは、9月からビッグスクールに行くのよ!」と、先生が子どもたちに説明。

こんなふうに送り出してもらうことで、送られる子どもはどこか誇らしげに出て行けるし、また、見送る子どもたちも「いつかは自分の番」と巣立ちに憧れるようになるのかな、と思ったりしました。
そこには淋しい気持ちはあっても、悲しい気持ちはまったくなくて、しんみりどころか、清々しささえ覚えるほどでした。
 

昨年4月から、ふたりの子どもたちをモンテッソーリ幼稚園に通わせていたわが家。
(詳しくは、「モンテッソーリでたろうが開眼!?」など)

モンテッソーリを選んだのは、子どもたちには勉強するよりも、遊べる時期にしっかり遊んでほしかったから。
マレーシアの教育は、どうしても「勉強重視=いい学校」とされがちで、体力、創造力などは二の次にされる傾向が……。

「アタマの前に、まずはカラダと創造力だ。とことん遊べ!!」というのがわが家の方針なので、ローカル幼稚園に3カ月通ったあと、自宅の引っ越しを機に転園したのでした。
 

モンテッソーリ幼稚園に通ってよかったこと。
◎バンサーという土地柄か、世界中から来ている駐在員の子息が多く、肌の色は何でもあり! なかよしの友だちもたくさんできました。
◎クラスは8人程度。たろうの最後の担任(中華系マレー人)は、とってもあったかくて、しかも教え方が上手でした。
◎たろうの絵が随分上達しました!! もちろん英語も!
◎じろうも英語が話せるようになってきました。

逆にイマイチだったこと。
◎通っている途中で大きい子と小さい子のブランチが統合されてしまい、一軒家に子どもも先生もギュウギュウになってしまったこと。残念ながら、過密状態は現在もあまり変わっていません……。
◎大きい子は、それなりに勉強時間があったようです(;^_^A  しかし成果は……??
◎昨年の担任の先生が、表情が暗くてあまり意欲のないタイプだったせいか、たろうがあまり楽しく通えなかった時期がありました。

 
「モンテッソーリ園に入ってしまうと、小学校に上がってからが大変!」という話はよく聞いていたのですが、通い終わってそれはそうなんだろうなあというのが実感です。
事実、たろうは英語を話すことはできても、読み書きはまだできないといっていいレベルです。

マレーシアの小学校のなかには、入学時にアルファベットの読み書きが完璧であることや、足し算までできることなどを求める学校も。
日本より小学校が早くスタートするのに、1年生(通常5〜6歳)の終わりには割り算をはじめてしまう学校もあるので、幼稚園もそれに合わせて駆け足で勉強させる傾向があるのです。

みんなからちょっと出遅れてしまったたろう、9月からはインターナショナルスクールで本来の学年(プライマリーのyear1)からひとつ落として、プリスクールからのスタートとなります。
遊びのほかに読み書きもしっかりやるはずなので、本人には「9月から新しい学校に勉強に行くんだよ」と言い聞かせてますが、さてどうなることやら……。

年功序列の考え方が根深くある日本だと、一学年落としてなんて、大ごとなんだと思いますが、マレーシアでは珍しいことではありません。
英語ネイティブの子どもたちも多数いるなか、ムリに年齢と同じクラスに入れてまったくついていけない事態になるよりは、本人にとってもいいですし、まわりの子たちのためにもなると思うんです。
できない子はどうしてもクラスの足を引っ張ってしまいますからね。
学校としてはむしろ誠実な対応なのではないかな、低学年のうちなら本人が挽回しようと思えば挽回できるはず、とまあ、今のところわが家は楽観的に考えてます。

 
 
それでは、たろうのモンテッソーリ幼稚園の成果!? を少しご紹介しますね!

th_IMG_5691

これが半期に一度もらえるプログレスレポート。
(じろうの年齢ではまだもらえません)
 

th_IMG_5727

7ページに渡って、さまざまなスキルの到達度が評価されています。
たとえば、「生活実践」の項目ではマットの上で前転できるとか、スキップや駆け足ができるとか、はさみでまっすぐ切れるとか、カーブを描きながら切れるとか、「知覚」ではパズルやブロックの能力、色の名前、重さや味の表現、「数」では1〜10まで読めるか、書けるかなどなど……ホントに多岐に渡ります。

しかも、到達レベルに合わせて4段階で評価!
評価する先生、た、大変ですよね……(;^_^A

たろうの「言語」の到達レベルは……ほとんどが”MP=Making Progress”。
前回は”NP=Need Practice”がほとんどだったので、それなりに上達してるっぽいです\(^▽^)/

 
th_写真

所見もびっしり。
本当に温かく見守ってくれていたんだなと、親としてはちょっと涙ぐんでしまうようなうれしい内容でした。

1年4カ月前は、ほんの少し単語が口を出るようになっていたとはいえ、ほぼ英語力ゼロだったたろう。
マレーシアに来たばかりの頃は「英語がわからない」と大泣きしたこともあったのに、よくぞここまでがんばったなあと親ながら思います。

しかし、英語と日本語、どちらも身につくように努力するのはここから!
母的にはどちらも中途半端にならないよう、適切な(ここが難しい!)手助けができたらと思っています。
自分で教えられないところは、お金かけるしかないんですが……(´Д`)

 
th_IMG_5718

th_IMG_5717

アート&クラフトの類いは、本当にたくさんつくり、描きました。
午後のプログラム(別料金)では、LEGOとPCを使ったクラスなどもあり、本人もそれなりに楽しんでいたようです。

 
th_IMG_5722

マンダリン(北京語)も習っていました。
 

th_IMG_5726

でも、まあこんなレベルです(;^_^A
しかし、なんでもかんでもロボットの時代を迎えているたろう!
母にはもうまったくついていけてません(苦笑)。
なので、わが家は父→遊ぶ係、母→本を読む係に分かれてます。

 
th_IMG_5616

幼稚園最後の登園日は、「ハリラヤ」オープンデーでした。

 
th_IMG_5675

先生と子どもたちは伝統衣装を着て(任意)、親たちは自由に写真を撮ったり、マレーの伝統菓子を味見させてもらったり。
 

th_IMG_5647

断食明けを祝う「ハリラヤ」を体験することが、この日の目的!
日本のういろうに似たマレーシアの伝統菓子「ドドル」を混ぜているところ。
本来は米粉と黒砂糖、ココナッツミルクを何時間も炊き合わせるのですが、この日は“ごっこ”なので偽物でした(笑)。
 

th_IMG_5641

ハリラヤに欠かせない竹筒に詰めたごはん「ルマン」を焼いているところ(ふり)。

ちなみにじろうが着ている衣装(バジュ)は……友人からゲットした情報で、前日にイオンに滑り込み、ハリラヤが終わったあとの70%%オフセールで購入しました。
たろうとじろうの2着でRM23(約700円)でした\(^▽^)/
やすうっっ。
しかし、男の子の衣装ってパジャマっぽい……(;^_^A
 

th_IMG_5649

こうして見ると、やはりここでのいちばんの成果は、いろんな肌色の子と友だちになって、いろんな母語や文化をもったローカルの先生に面倒をみてもらって、世界中の人とコミュニケーションできる下地ができたってことに尽きるかなって思います\(^▽^)/

しかし、子どもと比べると、親のその能力はカメのごとき歩み……。
前に進んでいるような、進んでないような……って感じなんですが(;^_^A

ともあれ、9月からの“ビッグスクール”でどんな出逢いやできごとが待ち構えているか??
今からとっても楽しみなのです♪

それにしても、幼稚園が終わってしまったおかげで、目下の課題はあと3週間もある夏休み!!(´Д`)
先月に引き続き、再び日本より母に応援に来てもらって、来週の〆切までなんとか綱渡りの日々です!!