いろいろなことに挑戦したい人集まれ! エプソム留学フェア 横浜みなとみらいで11/16(土)&17(日)に開催!

見て、食べて、買って楽しい! 世界遺産・アンコールワットの旅【後編】

アンコールワットの旅(2泊)のあと、ベトナム・ダナン&ホイアンの旅(またも2泊!)、東京(3泊、うち機内1泊!)を経て、クアラルンプールに戻ってきました。
東京出張中はさすがに体調が下り坂で、ミッションをこなすので精一杯。

うかうかしてたら、ごまたろうに先を越されてしまいましたよ!
ごまたろう目線のアンコールワット滞在記はこちらからどうぞ。
 
th_DSC03509

さて、それでは世界遺産・アンコールワットの旅・後編、いってみましょー!
(前編はこちら
 

「シェムリアップって、なんでこんなに居心地がいいんだろう? 日程に余裕がない割には、なぜかくつろげてるよね!」

到着1日目のランチ、ビールを飲みながら、ごまたろうやデイジー母と話していたら……その理由をふたつ発見しましたよ!

◎車の走行速度が40km
シェムリアップでは車のスピードが本当にゆっくり!
単純にカンボジア人がのんびりしているからというだけではなくて、
・車そのものが少ないから渋滞がない
・バイクや自転車、トゥクトゥクが多い
・そもそも道路状態があまりよくない
などの事情もあるのでしょうけれど……でも、視界の中で車が飛ばしていないというだけで、こうもゆったりした気持ちになれるのかとオドロキました。

◎仏教国である!
マレー人も相当のんびりしてますが、カンボジアの人ほどニコニコおだやかではないかも。
イスラム教ってとても合理的で理屈にかなった宗教だと思うのですが、禁止事項が多くてデイジー的にはちょっと窮屈に感じる面も(特にアルコールの禁止!)。
これに対して仏教の国って、すべてにおいておおらかだなあと、カンボジアに行って実感!
ちなみにあとで聞いた話ですが、カンボジア人は急かされるのを極端に嫌うそう。
日本人が常にせわしないことを、自身を含め反省してしまいました。

 

それでは、デイジーの独断と偏見によるシェムリアップの魅力、いってみましょー!

【魅力その1:のんびりおだやかで、芯からくつろげる】
先にも挙げたように、とにかく人も車ものんびり往来してます。
治安もよく、子連れでも安心して旅ができます。
デイジー母は昭和30年代にタイムスリップしたようと言っていました。

th_IMG_0659

 
【魅力その2:アンコールワットをはじめとする遺跡群が圧巻!】

th_IMG_0719

旅のハイライトは、もちろんアンコールワット!
ただし、ものすごく広いうえ、日中はかなり暑いので、暑さ対策が必要です。
朝早めに行くという方法もありますが、西側からアプローチするため、逆光になってしまい、人物を入れ込んだ写真を撮るのにはあまり向きません。
(早朝の日の出は美しいようですよ!)

 
th_IMG_0715

アンコールワット見学は、はしょっても約1時間半〜2時間程度かかります。
中は徒歩でまわります。
ちなみに歩道はこんな感じのところもあるので、大人も子どもも歩きやすい靴で!

 
th_IMG_0779

あらかじめカンボジアの歴史を少しかじっておくと、現地で理解が深まり、大人には相当おもしろいです。
しかしながら、子どもが遺跡に興味をもつのはなかなか難しいもの。

そこでわが家は、“おもしろいもの探し”をしながら、遺跡をまわりました。
「あっ、あんなところにあんな模様が!」
「あれは○○みたいなかたちで、おもしろいね!」
といった感じです。
子ども目線の遺跡見物は、それはそれでとても楽しかったです!
 

th_IMG_0737

「おしりの穴まで見えてるね!」ということで、第一発見者の記念ポーズ。
 

th_DSC03600

th_DSC03670

柱や壁、天井、いたるところに刻まれたレリーフは、本当にお見事!

 
th_DSC03667

アンコールワットの中心部である第三回廊への階段は、ものすごい急斜面&観光客の数!
子どもを抱えて上がるには急すぎるのと、暑いのとで、わが家は断念しましたが、次回は上がってみたいなー!
 

th_DSC03638

th_DSC03603

はっと息を飲むほど美しい建物や空間がいくつもあって。
デイジーはなぜか、20代の頃にまわったヨーロッパの古い石積みの街や村を思い出していました。

 
しかし、シェムリアップが誇る遺跡は、アンコールワットだけではありませんっっ!!
個人的によかったのは、アンコールトムに残るバイヨン ↓

th_DSC03712

th_DSC03717

仏教に傾倒した時の王が建てた寺院で、巨石を積んでつくった巨大な顔がたくさん!
観世音菩薩、どれもおだやかな顔をしています。
 

th_DSC03699

アンコールワット同様、レリーフがたくさん残っていて、大人も子どもも興味津々でした!
段差がたくさんあるので注意が必要ですが、規模が大きすぎず、コンパクトにまとまっていたのも子連れにはよかったです♪
 

【魅力その3:ショッピングが楽しい!】
クアラルンプールにはもはやないもの、それはアジアのみやげ店の売り込み攻撃!!
人によってはめんどくさいだけかもしれませんが、値下げ交渉は結構楽しいです♪

デイジー「これいくら?」

おばちゃん「10ドル」

デイジー「高いなー。5ドルに負けて」
 → 最初は「この値段になったら買いたいな」と思うラインよりやや低めにいうことがポイント!(低すぎるのは交渉にならず、逆にNG)

おばちゃん「じゃあ、8ドルはどう?」
 → 相手もなるべく高く売ろうとしますが、ここでめげてはいけません!

デイジー「いや5ドルじゃないと買わない」
 → 必ず一度は粘ります(笑)

おばちゃん「じゃあ7ドル!」

デイジー「6ドルにしてくれたら買う!!」

おばちゃん「うーん、じゃあ6ドルでいいよ」
 → 希望購入価格またはそれより低い金額で交渉成立\(^▽^)/

こんなふうなやりとり、ホントに久しぶりで燃えました!
考えてみれば、そういう物売りがほとんどいないクアラルンプールは、ある意味洗練された都会なのかもしれません…。
ちょっとつまんないなあと思ったり、日常的に金額交渉があると逆に面倒くさいかと思ったり。
 

th_DSC03675

アンコールワット内にあるおみやげロード。
売り込みがすごいけれど、冷やかすのは楽しい。
 

th_DSC03518

こちらはオールドマーケット。
 

th_DSC03514

扱っている品物はどの店もそう大差がありません。
でも、すごい品数なので、掘り出し物を探すのと、値下げ交渉をするのが楽しいのです。
 

th_DSC03530

こちらはちょっとグロテスク? な靴屋さん。

マレーシアでは、食糧品や日用品以外はほとんど買い物をしないデイジーですが、シェムリアップではついお財布がゆるんでしまいました♪
戦利品の一部をご紹介します♪♪

th_IMG_0669

アモックに使うスパイス。USD5。
バナナリーフのケースもかわいい♪

 
th_IMG_0670

デイジーとデイジー母が買ったクリーム。
ナチュラルハーブがいい香り♪
各USD12くらいだったかな。

 
th_IMG_0672

デイジー母とごまたろうが買ったのはこちら、シェムリアップの空港で観光客の多くが履いていた(笑)パンツ。
値下げ交渉してUSD3だったけど、買った人はみんな自慢げに「3ドルだったんだよ!」というから、きっとそれが相場なんだろうな(笑)

 
th_IMG_0674

わが家の男子チームのために買ったのは、お揃いのシルクシャツ。
3枚でUSD65。
翌週ベトナムで開かれた結婚式で着ました(笑)。

 
th_IMG_0924

ちょっと大物はこちら!
シルク糸で刺繍したマットは、デイジー母も購入。

各USD100は、カンボジアではちょっとというか、かなり勇気のいる値段!
でもこれ、職人さんが1枚仕上げるのに2ヶ月もかかるんですって!!

 
th_IMG_0925

刺繍部分は、拡大するとこんな感じ。
マットにしちゃうのはもったいないので、額装してもおもしろいかなと思っています。

 
th_IMG_0926

自分のために買ったバッグとお財布。
デザインはイタリア、縫製はカンボジアです。
ペットボトル素材でできているから、丈夫!?(検証中)
バッグがUSD35、財布はUSD15くらいだったかな??

 
【魅力その4:食事がおいしい!】
「何を食べてもおいしい」とガイドブックに書いてあったとおり、クメール料理、とってもおいしかったです!
こぶみかんやレモングラス、シナモンなど、スパイスたっぷり、ココナッツミルクたっぷりで、マレーシアに似ているはずなのに全然違う味。
タイ料理に辛味を加えていない味だということを、途中ごまたろうが発見!

th_IMG_0686

名前は不明ですが、トムヤンクンから辛味だけを引いたようなスープ。
レモングラスの香りがとてもよかったです♪
タイ料理っておいしいけど、辛すぎて食べてる途中でどこか苦行のようになってしまうことがあります。
その点、クメール料理はいくらでもいけちゃいます。
 

th_IMG_0788

アモックは、ココナッツミルクやアモックと呼ばれるブレンドしたスパイス、魚を発酵させたペーストを使って煮込んだクメール料理。
辛くないタイのグリーンカレーといった味で、チビにも好評でした♪

農業国なだけあって、米も野菜も新鮮なのもグー!
マレーシアのお米は精米から時間が経っているのか、とてもおいしいとは呼べない代物ですが、カンボジアのお米はおいしかったです。
野菜もシャキシャキして鮮度が高く、野菜そのものの味もしっかりしていました。
 

【魅力その5:子どもも大人も乗って楽しいトゥクトゥク!】
トゥクトゥクは、バイクで牽引するタイプのタクシーです。
大人4人が余裕で乗れる広さです。
街のいたるところ……ホテルやレストラン、街角などにいて、気軽に利用することができます。
利用料は交渉制で、USD2〜5が相場のよう。

th_IMG_0697

昼間はタクシーでまわったのですが、夜はレストランまでタクシーで連れていってもらったあと、帰りはホテルまでトゥクトゥクに乗りました。
 

th_IMG_0689

夜のシェムリアップでトゥクトゥクに乗り、大はしゃぎのデイジー母とたろう。
 

最後に、アンコールワット観光のお役立ち情報です♪
(デイジー次回カンボジア訪問のための備忘録)

【カンボジア観光メモ・2】

◎アンコールワット遺跡入場券は、ほかの遺跡でも有効!

th_IMG_0702

チケットは、アンコールワットに向かう途中のチケットブースで購入します。
写真は現地で撮ってくれます。

《料金》
大人 1日チケット…USD20 3日チケット…USD40、7日チケット…USD60
12歳以下 無料

チケットは、アンコールワットだけでなく、アンコールトム(バイヨン)やタプロームなど、周辺の遺跡でも有効だそう。
なので、アンコールワットを見終わったあとも大切に♪

 
◎かな〜りほこりっぽいので、スカーフや手ぬぐいを忘れずに
シェムリアップはとにかくほこりっぽいです。
外を歩いたあと、シャワーを浴びると、体から赤い泥の水が流れるほどだと聞きました。
マスクやスカーフ、手ぬぐいなどがあると便利ですよ♪

 
◎暑さ対策はしっかりと
朝晩は涼しくても、日中はかなり暑いです(特に午後!)
水分補給はこまめにしましょう♪
扇子など、仰ぐものなども用意しましょう。
 

◎観光スポットめぐりはタクシーまたはトゥクトゥクで!
遺跡群をまわったり、買い物をしたりするのにも足が必要ですが、電車やバスはないのでタクシーかトゥクトゥクを使って移動します。

タクシーは、普通車でUSD20〜30、ファミリーバンでUSD30〜40が相場のよう。
ホテルで手配をお願いすると、+USD10くらいかかります。

トゥクトゥクは、距離によりますが、市街ならUSD2〜5程度。
チャーター料は不明ですが、タクシーと変わらないという話も聞きました。
街のいたるところにいるので、簡単につかまえることができます。

乗るならトゥクトゥクのほうが断然楽しいのですが、なにせほこりっぽい&暑いので、子連れにはタクシーがやさしいです。
遺跡観光から戻ると、冷たいペットボトル入りミネラルウォーターを用意してくれていたりといううれしいサービスも♪

どちらも事前に料金を交渉し、目的地に到着したら、あるいはツアーの最後にお金を支払います。
 

◎滞在はオールドタウン周辺がオススメ
わが家は知らずにうっかり花街の中に泊まってしまいました(笑)。
夜のあやしい雰囲気もなかなか楽しかったのですが、オールドタウン周辺だと、歩いて買い物も楽しめたなーと思いました。
次はぜひそうしたいと思います♪
 

◎オールドマーケットはぜひ中心部まで探検を!
アメ横みたいな雰囲気のオールドマーケット。
無数に店舗があり、しかも扱ってる品物は大差がなかったりするので、つい中まで探検せずに終わってしまうこともあるかもしれません。
しかし、本当におもしろいのは中心部でしたっっ。

th_DSC03538

オールドマーケットのみやげ店をかきわけるように突き進むと……なんと突然開けてそこにローカル市場が!!!
売り子のおばさんやおねえさんたちは、売り物と一緒に台に座っているスタイルが、おもしろい!
マレーシアとまた全然違う雰囲気で、かなり楽しかったです♪
 

◎買い忘れたおみやげは、空港で調達♪

th_IMG_0912

シェムリアップの空港はとてもコンパクトですが、おしゃれなみやげ店がいくつか入っています。
つい自分の買い物に夢中になって、おみやげを買い忘れたときはこちらで!

 

th_IMG_0915

来たとき同様、最後はやっぱり歩いて飛行機に乗り込みます♪
ちなみに帰りの便も、クアラルプールまでは午前と午後の1日2便。
8:35発の便でRM165(約5400円)でしたっ。
往復9000円弱はホントに安いっっ。

6〜7月は雨季で観光に向かないうえ、マラリア蚊が発生するらしいので、避けたほうがよいとのことですが、こんなに近い&安いなら、またチケットの安い時期を狙ってぜひ行ってみたいなあと思います♪
しかし、デイジー、家族からは「多少お金を払ってもいいから早朝便はもうやめて!!」と、今からクギを刺されております(笑)