マレーシア・ペナン島にあるPOWIIS。3歳からYear8までのプログラムを提供するタンジュンブンガ校舎とYear7からYear13までのプログラムを提供するバリックプラウ校舎があります。
バリックプラウ校舎には学校のすぐ裏に寮もあり、80名ほどの寮生が生活しています。
そんな寮に2023年の1月から通うSさん。現在Year9になったSさんにPOWIISのこと、寮のことを”ホンネ”をインタビューしました。
入学当初は、英語がほとんど話せなかった
「(最初に来たときは)英語はほとんど話せなくて、ギリギリ英検3級を持っているくらいだったのですが、スピーキングはほとんどできないし、単語も文法もわかってなくて、EALに入っていました。」
2学期くらいでEALクラスを卒業したというSさん。EALは2つレベルがあり、上のレベルは大体1〜2学期くらいで卒業。下のレベルは基礎の基礎なので、1年くらいかかるそう。
コミュニケーション取れていると感じたのは、1学期終わったくらいで、大体授業もわかるようになってきたそうです。
みんなも不安な気持ちを知っている、周りの人が助けてくれる環境
そんなSさんは、POWIISに入学した当初、ホームシックになって、毎日泣いていたのだそう。
「POWIISはみんなが親元から離れて暮らしています。毎日泣いていたけど、お姉さんが大丈夫だよって1時間くらい付き合ってくれたり、いろいろなことを教えてくれたり、みんなも同じ不安な気持ちを知っているから友だちにもなりやすいし、気を遣ってくれていました。」
英語もわからない中、どうやって乗り越えたのでしょうか?
「その時は、みんなすごいゆっくり話してくれたり、簡単な言葉だけで話してくれたんです。トランスレーターを使ったり、日本人の上の学年のお姉さんが通訳してくれたりしました。」
学年を超えて仲良くなる環境で、当時はYear13のお姉さんと仲良かったと言います。
その後、だんだん友だちができたり、だんだんわかっていったり、先生も含めてみんな優しく、新しいコミュニティや新しい知り合いができていったそう。「周りの人が助けてくれました。」というSさん。
ボーディングなしで行くよりかできるようになりやすかった
POWIISでの生活と日本での生活の違いを聞くと、
「日本からこっちらにきて大きな違いは、ボーディングに住んでいるからすごく成長したと思っています。SIMカードの支払いとか、シャンプーなどの生活用品の管理も自分だし、全部を知らない環境でから始めたので、とにかく自分がすごくいろんなことができるようになりました。ボーディングに入ったから上手くできるようになったと思います。ボーディングなしで行くよりかはできるようになりやすかったと思います。」
そんなSさんにPOWIISの学校生活で印象に残っていることを聞いてみました。
「行事系が豊富で、いろんな文化の行事があります。いろいろなところから知らない文化の知らない食べ物を知らない国から来た友だちと食べている感じ(笑)。世界が広がったなと感じます。学校ではチャイニーズとインディアンと仲良しです。」
ボーダー(寮生)は16時くらいまで先生に質問できるので、色々聞いているというSさん。授業でわからなくても慌てずに教えて欲しいって言えば教えてくれる環境なんだそう。
やったら褒めてもらえて、成功体験ができた!
そんなSさんは、日本にいる時から文系だったそうで、英語の授業が好きなのだそう!
「気持ちが落ち着くんです。こっちに来てから英語の勉強しなきゃいけないから、やったら褒めてもらえて、成功体験ができたから、英語の授業が好きです。勉強の目標がはっきり見えて取り組みやすくなりました。日本にいた時より、いろいろなことを考えているから、よりAレベルとか先のことも考えられるようになりました。」
自分自身で学校とは別でも日本人留学生の勉強会にオンラインで週に3回参加しているというSさん。その中で、年上の子たちから聞く話とか、SNS活動しているメンバーがいて、その方のブログを読んでみたり。「ちゃんと考えなきゃ」と思って、教えてもらったりもしているんだそう。Year10で選択するIGCSEの科目のことなども年上の人たちとの交流することで先のことを考えるようになったと言います。
共通項はないけど、仲良し
本を読むのが好きだというSさん。一方でルームメイトはアクティブでずっとお話ししているチャイニーズの子なんだそう。それでもとっても仲が良いと言います。
「性格が真反対で共通の話題がないんです。彼女はスポーツするけど、私はあまりしない。私は本を読むけど彼女は読まない。共通項はないんです。彼女はスポーツ大好きだから外にいることが多くて、私はずっと部屋にいるタイプなんです。」
それでも、ルームメイトが部屋に戻ってきたらずっとお話をしていて、自身の英語力の向上を「ルームメイトの英語力に左右される。」と分析するSさん。
どんなこでも真剣にサポートしてくれる、先生の誠意を感じる
Sさんから見たPOWIISはどんな学校なのでしょうか?
「POWIISの先生たちは、日本の先生と比べると、サポート体制が充実していると感じます。友だちに特性を持った子もいるけど、手厚くてカウンセリングの先生も親切で、どんな子でも真剣にサポートしてくれる、先生の誠意を感じます。」
自身もカウンセリングの先生に感銘を受けて、将来同じような道に興味を持っているというSさん。
ホームシックになっていた頃、カウンセリングを受けていたそうですが、それも英語での会話なので、英語力の向上に役にたったと言います。
「英語のサポートが充実していて、先生も(英語ができないことに)慣れているので、Wordを教えてもらったり、週に1回英語を教えくれるんです。」
そもそも日本では受験率が多い地域から来ていて、みんなで一緒に塾に行くよりも海外で色々な人と話せるようになった方が良いのではないかとお母さまと相談したそう。
「海外でいろんな人と話せるという方がワクワクしたんです!」
可能性が広がった! 留学して良かった!
実際に来てみてどうだったのでしょうか?
「いろんな国と友だちができたし、いろんなことを考えられるようになりました。英語もできるようになったし、可能性が広がったと思います。
そもそも知らなかったことがいっぱいありました。いろんな国から来た先生のいろんな選択肢を教えてもらって、こういうこともあるんだなって海外のことが色々知れて、留学してよかったと思っています。」
ボーダー(寮生)としての生活は、土日にはモールに行ったり、毎週土曜日10時〜12時にクッキングしたり、洋服染めてみたり毎週違うことをやると言います。
英語ができないことを怖がりすぎなくていい
最後に、マレーシア留学を考えるご家族にメッセージをいただきました。
「英語ができないこととか、そんなに怖がりすぎなくてもいい。先生方も対応している。そんなに心配しなくても頑張れば頑張った分だけできるようになるし、お姉さんたちも優しいし、こっちで英語完璧にするってしたら早く、楽しく学べるかなと思います。」
Sさんも通うPOWIISは3/23&24のワクワク留学フェアに参加します。
POWIISに通う現役の保護者さまも参加予定。
ぜひ現地のリアルな生の声を直接聞いてくださいね!
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POWIISは会場で入学試験をプロモーション付きで受けることが可能です。
対象はバリックプラウ校舎のYear7〜Year13まで。
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