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グルメな方へのマレーシア土産はこれ。マレーシア産の Bean to Bar チョコレート

マレーシアから日本に一時帰国する人が増えるこの時期。
お土産探しに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
グルメな方に絶対喜ばれる、とっておきのチョコレートがありますよ!
暑い夏にチョコレートはちょっと、、、と思いましたが、これを知ったらすぐお伝えせずにいられませんでした。

以前、「今年は日本で絶対流行る!」と断言したルビーチョコレートについてお知らせしましたが、(こちらの記事参照。)
とっておきのチョコレート紹介第二弾です。

「Bean to Bar(ビーン トゥー バー)」と呼ばれるチョコレートをご存知でしょうか。
ここ数年、スポットライトを浴びてきているので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
これは、カカオ豆の仕入れからチョコレートの製造まで、一貫してすべてのプロセスを行った製品のこと。

カカオの木は、最低気温が16度以下の場所では育たないので、アフリカで生産されているものが大部分なのですが、ベトナムに旅行をしたとき、ベトナム産のカカオや、Bean to Bar があることを知りました。
そのベトナムのチョコレートがおいしくてすっかり気に入った私は、「同じような地理条件であるマレーシアでもカカオは作れるはず」と思い、マレーシア産カカオのBean to Barを探していました。

そしてやっと見つけました!
クアラルンプールのあるショコラティエでそれを売っているのですが、ここ1店舗のみでの販売。
クアラルンプールにならマレーシア産カカオのBean to Bar を作る店が他にもあるかもしれないのですが、ジョホールバルで製造しているところはわからず。
(ご存知の方がいらしたら、ぜひぜひ教えてください!)
そしてある日、ジョホールバル内に2店舗ある、ヴィレッジグロサーというスーパーのチョコレート売り場を見ていたら、発見しました!

おしゃれなパッケージで、ベトナム産カカオを使ったものとマレーシア産カカオを使ったものがありました。
カカオ分50%のものと72%のもの、72%でカカオニブ入りが売っています。

カカオニブとは、カカオ豆を発酵させたものを砕いた状態のもの。
チョコレートの原料と同じですが、サクサクとした噛み応えがあり、ポリフェノールが豊富とのこと。

さっそく72%カカオニブ入りのベトナムカカオとマレーシアカカオの両方を購入してみました。

カカオ型が表面についているのも可愛いし、変則な形に折って分けられるのもの素敵。

中にはカカオ豆についての説明書が入っています。表と裏で、英語と中国語が記載。

パハン州のスンガイラウンという場所で、34年続くカカオ農園が育てたカカオ豆を使っているそう。
カカオ豆を育てた土地の名がそのまま商品名になっています。
この場所はドリアンで有名な場所。
ドリアンが育つ場所でカカオ豆も育つというのがなんだかマレーシアらしくて面白いです。

このチョコレートを作っているBENNS CHOCOLATE は、アジアで生産されたカカオ豆を使ったチョコレートを作っています。
ベトナムとマレーシアだけでなく、タイやインド、フィリピンでもカカオ豆は作られているそうです。
それぞれ土壌によって、カカオ豆の味わいはかわり、ワインと同じようにその味の表現については何万通りも。
マレーシアのスンガイルアンのカカオは、ブラックカラント、レーズン、そしてアーモンドの風味や味わいを感じられるということです。

ちなみに、ベトナムのカカオは、レッドカラント、ドライアプリコット、ダークモラセスの風味と味わいとのこと。
食べ比べてみると、どちらも深みがあり、後味がさっぱりして、香り高くおいしいのですが、マレーシア産のほうが少し酸味があり、どちらかを選べと言われたら私はマレーシア産かな。

チョコレートを作る際のミルクの成分には、大豆を使っていて、100%ナチュラル、ビーガン、グルテンフリーと表示され、ハラル認証マークも記載されています。
カカオ豆の収穫時期や、ロースト具合なども詳しく記載されていて興味深い。

ジョホールバルではヴィレッジグロサー、クアラルンプールでは他のお店でも買えるところがあるようです。
65gでRM14.9(約¥400)
自分用、お土産用にチェック!

BENNS CHOCOLATE
https://bennschocolate.com/