物価が日本の1/3と言われるマレーシアですが、乳製品は関税が高く、牛乳やチーズ製品などは、日本の価格と変わりありません。
高級のイメージがあるのか、単に美味しいからなのか、チーズケーキやピザなど、チーズを使用した食べ物は人気があります。
今回は、チーズを使用した人気の食べ物、おそらくジョホールバル発であろう食べ物を2つご紹介します。
マレーシアの人々が昔から慣れ親しんできたおやつ。
「ピサンゴレン」。
揚げバナナの意味で、バナナの天ぷらといった感じ。
1つ10~16円くらいで、揚げたてを売っているお店があちこちにあります。
ピサンゴレンのお店の中でも、最近人気で行列ができているのが「ピサンゴレンチーズ。」
ローカルの友人が「食べはじめると止まらない」と教えてくれました。
作るのを見ていると、衣をつけたバナナを油で揚げ、その上に削ったチーズとチョコレートをふりかけ、練乳をさらにかけて完成。
カロリーを考えると、、、なんて恐ろしい食べ物!
一箱RM10程度(約330円)程度。
次々と飛ぶように売れていきます。
揚げたてのバナナの熱でチョコレートとチーズがまったりと溶けます。
実際食べて見ると、見た目よりは甘くない。
チョコの甘さと練乳のコク、チーズの塩気がベストマッチで、あとをひくのがなんとなくわかるようなおやつでした。
「カロリーの高いものはおいしい」。
これ鉄則ですね(笑)。
次に、マレーシア版お好み焼きの「ムルタバ」。
スパイスで味付けしたひき肉を、しっとりとした小麦の生地に折り込んで鉄板で焼き、カレーをつけていただく伝統料理。
スパイスは強すぎず、カレーも優しい味の豆カレーなので、意外とシンプルな味で、日本のオムレツを思い出すような味です。
そしてここ数年かなりの人気店が、この伝統的なムルタバにとろけるチーズを入れた「ムルタバチーズ」。
このお店は、ムルタバチーズを世に発信した元祖のお店です。
どこにでもあるムルタバに、チーズをいれただけで大人気。
さっそく買ってみました。
ひき肉は、牛肉、羊肉、鶏肉と3種類から選べます。
マルタバを2段に重ねたものがスペシャル。さらに重ねた豪華版もあります。
焼きあがったムルタバチーズをバナナの葉に包んで、その上から紙で包んでくれます。
温めるとチーズがとろーりとろり。
とてもおいしい。
リピートになりそうな予感です。
冷凍保存も可能で便利。
ウチではたまにお好み焼きソースとかつおぶし、青ねぎをかけていただいています。
ジョホールバルに来たら是非召し上がってくださいね!
Majid Murtabak Special Cheese NO1
Lot 5581 Jalan Kurniawan Kg Kurnia
TEL: 012 756 3245
https://www.facebook.com/murtabakcheese