マレーシアでキャンパスライフ☆
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2020/01/30

教育学部の授業①いきなり実習?まる投げ訪問授業

去年の9月から始まった教育学部の1年生も前期が終わり、授業にも慣れてきたので、今回はその授業内容の一部をご紹介します!

そもそも教育学部は、1年生全体で約30人とかなり少なめです。

少人数での授業というのがラッキーなポイントで、学生同士の仲も自然と深まるし、教授との距離も近いので質問がしやすいです。

教育学部の成績は、試験ではなくて、課題やプレゼンテーションで決まるんですが、なかでも驚いたのは、近所の小学校で授業をすること。

しかも、授業が始まったその週から毎週です!

What is Education? の授業を受けたばかりで、なんのセオリーも知らない私たちです。

生徒に教える準備はまったくできていません(苦笑)

この訪問授業は、小学生たちがノッティンガム大学を訪問し、学びの成果を共有する発表会をする日に向けて、ひとつのクラスを大学生が5人で担当します。

訪問するのは、インド系と中華系の小学校どちらかで、インド系はタミル語、中華系は中国語で、普段の授業が行われています。

私はインド系の小学校へ行くことになりました。

担当する学年は、日本でいうと小学6年生です。

教授からは、「初日に君たちがするのは自己紹介くらいなので、教室の雰囲気と生徒の顔を覚えてきてね」とアドバイスをいただいていました…..

朝7時半に小学校に到着。

担当する教室の担任の先生が朝の挨拶をすますと、「あとはよろしく」というひとことを残し去っていってしまい。。

え?….. え??

内心「冗談でしょ〜〜?」と思いながら、先生が戻ってくるのを待ちましたが、戻ってくる様子もなく。

最初はおとなしかった生徒たちも、もちろんすぐに騒ぎ始めるので、自己紹介や伝言ゲーム、そのクラスで流行っているゲームで、担任の先生が戻ってくるまで繋ぎました。

後から来た教授にヒントをもらい、最終的に4時間の授業を終えました。

徒たちは楽しんでくれましたが、準備なしでは生徒にとって意味のある授業はできないことを痛いほど知る機会になりました。

その後、2年生の先輩学生も集まりみんなで反省会をしたんですが、実はこのドッキリのような初日の訪問授業体験は毎年恒例だそうです、、(笑)

訪問授業は毎週あるので、翌日から次週の授業の準備を始めました。

次の授業のテーマは、6種類の恐竜の名前とそれぞれの性質(草食、肉食など)を教えること。

でも、それは単に表向きのテーマで、あとは私たち学生が「生徒に何を学んでほしいか」を決め、自由に授業で試してみなさい、とのことでした。

とはいえ、小学校6年生に何ができて、どんなことが難しいのか、どうしたら私たちにわかるというのでしょう?

初めてのミーティングからレッスンプランや流れを考えるのに、本当に何時間も試行錯誤し、議論は白熱しました。

ちなみに、テーマの他に、こんなルールがありました。

・授業はメインとなる先生を決め、そのひとりが前に立ち、残りの学生はあくまでアシスタント役に徹すること

・生徒たちに英語を積極的に話させること

・ゲームは授業の導入にのみOK

Chalk and talk(チョークアンドトーク)禁止

・あとは楽しむ!

Chalk and talkとは、黒板orホワイトボードを使いながら教師だけが話す、昔からある教授法のことです。

日本の学校では、授業はまさにこのスタイルが主流ですが、マレーシアではクリエイティビティーにかける授業方法とされ、授業の柱として使うのはご法度なんです。

待ちにまった2回目の授業は、時間配分の反省はあったものの、前回に比べるととてもよくなったという感触でした。

なにより、子どもたちも私たちも楽しめたことが大きな収穫!

恐竜の特徴を調べ、まとめたものをグループごとに発表する生徒の様子

目、耳、手を使う学習を意識して、できるだけ生徒たちに新鮮な感覚で勉強してほしいという思いで授業計画を練りました。

授業は計画通りに進まないこともしばしば。

それでも、大学の授業で習うことを、実践でどんどん取り入れてみて、成功したり失敗したりするのは面白い経験でした。

年末にノッティンガムで行われた、子どもたちの発表会もなかなか面白かったので、またおもしろ授業レポート第二弾として、ご紹介したいと思います!

Misaki
text by Misaki

1998年生まれ。大分県出身。クアラルンプール郊外にあるノッティンガム大学教育学部に在学中。中学・高校時代はほとんど不登校状態だったのを、一念発起してマレーシアへ。日本で抱え込んでいたものを一歩踏み出す勇気に変えながら、現地での新しい出会いに刺激されてゆっくりと成長中。


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