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私たちの日常は薄氷の上にある 〜マレーシア航空機撃墜事件によせて〜

昨晩遅く、ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜されたというショッキングなニュースが飛び込んできました。

つい先日、一緒に遊んだオランダ人一家と「金曜日にオランダから両親が遊びに来るから、週末一緒にラマダンビュッフェに行こう」と約束していたわが家。
「どうかマレーシア航空ではなく、別のエアラインに乗っていますように」と祈りながら眠りについたのですが、今朝、友人から「両親が乗っていた」という連絡が……。
そのスーツケースの中は、かわいい孫へのおみやげでいっぱいだったことを想像すると、朝から涙が止まりません。

ナジブ首相がコメントしているとおり、3月の不明機につづき、2014年はマレーシアにとって忘れられない、悪夢のような一年になってしまいました。
私自身、割と頻繁に飛行機を利用するので、とても他人事ではないし、実際、「この飛行機が堕ちたら子どもたちには会えなくなるんだ。何があっても絶対に生きて帰ろう」と毎回それなりの覚悟をもって搭乗しています。
 

毎度日本に帰ると、以前より格段に世界を意識するようになっているとは感じるものの、やはり世界との温度差は否めません。
電車の週刊誌の中吊り広告は、相変わらずどうでもいい芸能ネタばかり。
ファッション誌の中も、現実とはまるで別世界が繰り広げられてます。

世界には紛争地域がたくさんあります。
そして、今や日本も確実に戦争に近づいている……。

今回の事件が、どうか新たな紛争の引き金になりませんように。
亡くなった方たちは、きっとそのことを望んでいないはずです。

今はただ、友人たちの痛みに心を寄せ、ご両親をはじめとする亡くなられた方々のご冥福と平和を心から祈りたいと思います。

 

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子どもたちと元気に笑って過ごせる毎日。
本当に望んでいるのは、ただそれだけなんです。
世界の子どもたちが、明日を心配することなく、今日もたくさん遊べますように。