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マレーシアローカル幼稚園 年中さんのカリキュラム

現在4歳半の息子は、2歳半の時から現在のモンテッソーリ式のローカル幼稚園に通っています。
見学に来た時に一目で気に入って、他の園との比較もまったくせずに入園させましたが、親子共々とても気に入っています。
マレーシアの年中さんがどんなことをしているのか公開しますね。

まず、幼稚園単体で学生VISAを出してくれる園はないので、兄弟の学生ビザの付随して取得できているとか、MM2Hを持っていることが入学の条件になります。
息子の園は、1クラス13人。
1学年2クラスあります。
校長先生が中華系だからか、生徒のほとんどが中華系マレーシア人。
インド系とマレー系の子がちらほら。
先生はマレー系、中華系、インド系がそれぞれ。

毎日の流れ(フルタイムの場合)
朝は9時までに登園。
ダンスや歌の後、朝食。
朝食はコーンフレークやバターやジャムを塗った食パンなど簡単なもの。
勉強をして、お昼ごはん。
スープごはんやチャーハン、スパゲティなどの麺ものなどのワンディッシュですが、野菜や肉、魚をバランスよく入れてくれている模様。
その後1時間ほど昼寝をし、シャワーと着替え。
おやつを食べて勉強をして17:30に帰宅。

ハーフタイムを選択した子は昼食後に帰宅します。

日本では認可保育園に通っていましたが、比較をすると、どちらも先生がきめ細やかに子供を見て指導してくれることは変わらず。
自然についての知識を深めることや、工作やお絵描きなどの創作活動、食育などにも対応していること、季節の行事を大切にしてくれることは変わりありません。
マレーシアは日本のように四季はありませんが、各民族ごとのお祝い事がたくさん!
それぞれの民族衣装を来て、伝統的なことをしたり、伝統料理を作って食べたり。
写真は、母の日のプレゼント用に作った手作り石鹸と袋です。

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日本の方が優れているなと思う点は、
1)外遊びを十分にさせてくれること。
マレーシアでは暑い気候のせいもあり、園庭がある幼稚園が少ないです。
室内でゴム跳びやマット運動をするくらいなので体力の差がすぐに出そう。
2)音楽教育の充実。
先生がピアノを弾いて歌を歌ったり、曲に強弱をつけて遊びにとりいれたり、さまざまな楽器を弾いたり、ということが日本では普通だった気がします。
マレーシアでは音楽テープにあわせて歌ったり踊ったりするのがメインで、アメリカの最新流行ポップスなども取り入れます。

一方、マレーシアでは、いいか悪いかは別として、勉強をたくさんさせます。
年少さんになると大きなリュックサックを持ってくるように言われ、子供用のリュックを持参すると小さすぎると。
大人用の大きさを買い直しました。
持って帰ってくる教科書はこんなにたくさん。

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英語、中国語、マレー語、算数。

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環境問題について学んだり、

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遊びに勉強を取り入れたりもします。

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4歳でこれだけ毎日勉強をしているのですが、だからといって息子がすごく賢くなっているという気はとくにせず。
小さな頃の勉強は、大人になると結局無意味だという研究データもあるくらいなので、きっと遊びの中で工夫することを覚えることの方が正しい感じもします。
ですが、のびのびさせるのが1番だという信念を貫けない自分のような親だと、子供に勉強をさせておいたほうがなんとなく安心できる、というエゴなのかも。
一方、中華系マレーシア人の親は、小さなころからたくさん勉強させるのが1番よい、という信念を持っている感じがします。

ただ、子供はものごとの吸収力はものすごいので、語学学習は小さな頃からやっていてよいのかもしれないと思います。
すでにマレー語は息子のほうが理解している、、、。
日本語学習も取り入れたいのですが、家庭でやらせるとなるとたいへん。
まだ先送りしていますが、そろそろ考えないと、、、。

幼稚園では半年に1度、保護者面談があり、子供の様子を聞きます。
そしてこれまでの作品や成果を見せてもらいます。

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生活態度や勉強の進捗状況などは細かいチェックリストになっていて、3段階で評価してくれています。
この他に、子供の様子や個性などについて、先生からの5行コメント付き。

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日頃の園での様子は、写真を随時、友人限定のFacebookに投稿してくれるので、保存して印刷もできるし、子供の様子がよくわかって嬉しいです。

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これだけのカリキュラムときめ細かい指導で、フルタイムの場合、月謝は食事代込みで¥25000ほど。
このコストパフォーマンスはありがたい。

3月、6月、12月のホリデー時期には、誰でも参加できるホリデープログラムもあります。1週間とか2週間で1-2万円で参加できます。

インターナショナルスクール付随のプリスクールとはまた違った雰囲気の、ローカル幼稚園。
日本から旅行で来てホリデープログラムだけ参加するのも、日本とマレーシアの教育の差がわかって面白いのでオススメですよ。